春宮のひとり言 1025

昨日は、足柄山の麓の歯科医まで…仮り歯が出来上がってきたセラミックの差し歯になる日でした。麻酔注射の必要がない治療でも、歯科治療は、全身硬直です。Drに、「どう？」と聞かれても、生涯持てばいいです…とも言えず。「上唇につきます。」と言ったら、「元々の歯が薄くて、噛み合わせが深いから、その厚みでなければ持たない。慣れなさい。」と言われました。これ以上、どうもならないという事です。今日で歯科終了🙌と思っていたら、2～3週間後に、様子を見るから来るように…と言われて、ガックリしました。

翌日は、絶対、腰痛と全身筋肉痛だと思ったので、日本刺繍の先輩で袋物などを作る方が、稲村ヶ崎のギャラリーで展示会をなさる案内葉書を頂戴していたので、足柄山の麓から稲村ヶ崎まで、行きました。

差し歯を入れてから、１時間は食べてはいけない…ですが、食べる気力もなく、小田急線で、小田原駅に出て、東海道線に乗りました。優先席の所に乗りましたが、小田原始発ではなかったので、座れませんでした。優先席は、高齢の方以外に大きなスーツケースを置いた方が座っていました。結局、藤沢まで40分ドアにもたれて立ちっぱなしでした。電車で、40分も立った事は、久しくありませんでした。立って、車窓越しに、里のある大磯の駅のホーム脇の桜が見ました。大磯駅は、桜が美しいのです。里には、大きな桜の木がありましたので、花見に行く必要はありませんでした。秋は、庭に美しく紅葉する紅葉がありましたので、紅葉狩りに行く事もありませんでした。里は、妹が相続しても、駅から直結している大船のマンションを購入しましたので、普段は、里の門には、鍵が掛かっています。東海道線で大磯駅の桜を見て、電車通学していた頃を懐かしく思い出しました。

藤沢駅から、江ノ電に乗りましたが、どこの国の電車かと思うくらい外国人ばかりでした。稲村ヶ崎のギャラリーでの先輩の会は、初日でしたが、午前中は、雨に降られて、やはり初日『雨』というのは、あまり気分のいいものではない…という話から会話が始まりました。春宮は、招き猫らしくて、春宮が来ると来客がある…と、何方でも言われます。次々、いらして、先輩となかなか話が出来ませんでしたが、会をして、来客があるのは嬉しい事ですから…。貧乏神・疫病神と言われるより、招き猫と言われる方がいいです。先輩は、着物や帯などを使って袋物を作製なさるので、いらした方が、裏千家の使う袱紗を沢山持っていらして、「何かに使って…」と。名物裂や戦前のジャワ更紗など袱紗を一緒に拝見して、眼福でした。こういう良い物が、物がわからない方が受け継がれると、『邪魔…』と捨てられてしまうのだろうなあ…と思い、情けなくなりました。日本は、茶道・華道・日舞・謡・香道など伝統的な教育に力を入れるべきではないでしょうか？『引きこもり』という行為になってしまう方、繊細なのですから、日本の伝統的文化が合うのでは…などと考えてしまいます。学力競争・画一化ばかりが良いとは思えません。日本刺繍と謡学び、その様に考えています。

帰りの江ノ電も、外国人ばかりでした。帰りは、電車もコミュニティバスも座れました。帰宅して、夕食を食べた後は、うたた寝ばかり…筋肉痛の出そうな所にモーラステープは、貼りました。それでも、今日はヨタヨタしている春宮です😓