春宮のひとり言

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春宮のひとり言 980

2024-01-28 18:27:52 | 日記
昨日は、中谷比佐子先生の『つれづれ』の会でした。銀座のスワロフスキービルの中のお店の座敷が、場となっています。銀座線を降りてから、ビルまで、外国語ばかりで、何処の国でしょうでした。会は、1月という事もあり、皆様、着物でした。外国語から抜け出て、ホッとしました。
大正時代の色の話でした。先生から、大正時代の着物を着てきて…という葉書をいただいておりましたが、学士会の新年祝賀会に着て行った一式が出してありましたので、それを着て行きました。
着物は、青海波地模様を紫色に染め、若松を紫の濃淡で自分で刺繍した物・帯留めは鼈甲の梅・髪留めは鼈甲の竹、一応、松竹梅に見立てました。やはり、中谷先生は、着物のプロですから、見立て…わかって下さいました。
更に、先生から、「松竹梅は、お目出度いという意味以外にも、意味合いがあるのよ。」と、おっしゃって、『歳三友』という言葉を教えて下さいました。松は、どっしりとした緑、竹は筋目筋目で真っ直ぐ、梅は香り豊かで美しい、この様な三人の友を持つのが良い…という事でした。
帰宅して、夜、ブログを書く前に確認しようと、広辞苑をさんざん引いても、この言葉が出てきません。グーグルで検索してみたら、『歳寒三友』という言葉が出てきました。冬の厳しい寒さの中でも、松や竹は常に緑を保ち、梅は毎年必ず春の先駆けとして美しい花を開いて清香を放ちます。この事から、中国の人々は松竹梅を厳しい環境でも、その節度を守り不変の心を持つものとして、『歳寒三友』として讃えてきました…という注釈が書かれていました。宋の時代の事のようです。
違う注釈では、三友とは、人の質としてふさわしいもの「正直な人・忠実な人・多聞な人」をいいます。松竹梅は厳寒にもめげず緑を保ち、花を咲かせるから、忍耐強さと真心を持った人を意味します…という注釈もありました。
中谷先生にも、勘違いは、おありか…と、思いました。検索して、一つ、勉強になりま した。でも、中谷先生の勘違いの「こういう三人の友人を持つと良い…」という言葉も、いいな…と、感じています。
来月、昭和の色のお話の後は、日本の柄・文様の持つ意味合いのお話になるそうです。
この様な話を直に、言葉として話して下さる…そのような方が少なくなりました。中谷先生は、貴重な存在でいらっしゃるかと思います。着物という文化の継承が、なくなるようで…着物で遊んでも、意味合いをわかって下さい方がいないのが、寂しいです。着ればいい…という物ではないのですが…😓

春宮のひとり言979

2024-01-27 03:46:45 | 日記
今日は、ネットスーパーの配達日です。年末年始で、普段のパターンが狂い、やっと、いつも通りの金曜日に注文が、出せました。10時に配達されました。早く、届くと、『待つ』時間がなくて、楽です。
ネットスーパーに、珍しく蕪が出ていたので、求めました。鍋に、ゴマ油を入れて、ざっくり切った葉を炒めてから、蕪をくし切りにした物と油揚げ2枚を適当に切り、砂糖・醤油・酒で煮る…という単純な物です。里で、母が作っていたを、こちらでも作ったら、単純ですが、美味しいので、受け入れてられて、蕪が手に入ると作っています。
先週は、一人でバタバタしていたようで、毎回、6袋は購入するシメジが余っていたので、フライパンにマヨネーズを油代わりに入れ、薄いくし切りにした玉ねぎ1個を入れて、炒め、シメジ3袋分を入れて、炒め、チューブワサビをたっぷり入れて、しんなりしたら完成です。たくさんのシメジも炒めると、縮小し、これで、どんぶり一杯くらいの量になってしまいます。こんな単純な事をするだけですが、台所は、換気扇をまわすので、暖房が効かず、寒いです。
ネットスーパーの配達が、10時に来てくれましたので、さっさと調理?が終わり、布巾を洗い、水切り籠と共に漂白出来、サッパリしました。
台所仕事をする前に、コンセントを入れておいた電気座布団と電気ひざ掛けが、温まっているので、台所で冷えたので、極楽極楽です。ネットスーパーが届くまでは、プラゴミに出すには値札シールを剥がす為に爪が必要で、シール剥がしも終わり、やっと爪切りが出来、サッパリしました。医療職でしたので、学生時代から、爪を伸ばしたことがなく、少しでも伸びると気持ちが悪いのです。人様の好みをとやかく言うつもりはありませんが、デコレーションされた爪の方、いくら手を洗っても、綺麗にはならないと思いますし、その様な爪の方に、食料品をいじられるのは、あまり気持ちのいいものではありません。見てるだけならば、凝ったデコレーションで、綺麗ね…ですが。
富士フイルムの化粧品を使っているので、毎月の冊子が届きました。化粧品の使い方の他に、季節の料理や、生活で便利な事を紹介されいました。今回は、『風呂敷』です。ワインや瓶の包み方(持ち運べる方法)や、エコバッグ代わりの使い方などが、紹介されていました。風呂敷は、一枚あると便利なので、外出時には持っています。銀座の『伊勢由』さんの風呂敷が、綺麗なので好きです。ナイロン風呂敷は、軽いので…。『伊勢由』さんのナイロン風呂敷、お値段も軽いので、贈り物に便利に利用しています。冊子で、風呂敷の使い方を紹介する時代か…と思いつつ。エコエコという前から、日本は昔から、エコの国でしたのに…。『風呂敷』で、世代を感じ、良き文化伝統が、伝わっていないのを、残念に思います。

春宮のひとり言 978

2024-01-26 03:54:59 | 日記
今日は、二ヶ月に一回の美容室の日でした。予約時間が、お昼頃からでしたので、まとまった事は、何も出来ませんでした。朝、普段着の着物にちゃんちゃんこと割烹着を着たと思ったら、すぐに、近所に行く着物に着替えて…気ぜわしいだけでした。
東京の美容室から、地元駅ビルに入っている美容室に変えて、1年以上たちました。駅まで、家の近くから、コミュニティバスに乗り、ボーッと、20分乗っていれば、駅に着きます。帰りは、コミュニティバスは、循環型ですので、5分乗れば、自宅近くに着きます。往復は、楽です。
春宮が、結婚する頃は、同期生の方々、帝国ホテルで、遠藤波津子先生のお支度で花嫁さんなる方が多かったので、春宮も、夢を見ていました。結婚が決まったら、披露宴は、学士会館と言われ、たった2時間足らずの為に、遠藤波津子先生に出張して支度するのも…春宮夫が春宮より先に、紋付き羽織袴を着たい…というので、義母に、「白無垢を着て、ウェディングドレスは、いけません。」と、言われて、着たかったウェディングドレスも着れませんでした。何も、望みの叶わない結婚でした。悔しかったので、結婚してから、「一生、遠藤波津子美容室に、通います。」と宣言して、通い続けていました が、寄る年波で、楽な駅ビル内の美容室に変えました。いろいろ違いますが、何かあれば、駅ビルという保険がかかっていますから、いいかな…と、考えました。
美容師さんに、髪をいじって貰うのは、気持ち良く、居眠りばかりしていました。どうせ、老眼鏡がなければ、持って来て目の前に置いて下さる雑誌も読めませんし…。首にホットタオルを当てて貰ったり、頭のマッサージの気持ちの良いこと…上手下手が美容師さんにもありますが。こんな事、自宅でも出来そうですが、そうそう上手くはまいりません。人様にしていただくから楽なので、自分でしたら、手が疲れるだけです。
二ヶ月後の予約をして、駅ビルの1階にあるセブンイレブンで、総菜を買い、久しぶりに、コミュニティバスの時間待ちの間に、上の階の書店に行ったら、ずっと読んでいた本の新刊が出ていたので求めましたら、文庫本なのに1000円弱の値段でした。駅ビル内で食事もせず、セブンイレブンで菓子パン一つ購入しただけだから、いいか…と、自分に甘い春宮です。駅ビル内に、入りたいような喫茶店がないのです。
帰宅して、又、普段着に着替えましたが、コンビニで総菜を購入してきた安心感と、美容室疲れで、うつらうつらしていました。今日は、居眠りの日のようです。

春宮のひとり言 977

2024-01-25 02:41:20 | 日記
今日は、春宮夫が起こしにくるという9時にすべり込みセーフで起きました。なかなか眠れないので、新聞配達のバイクの音を聞く頃にやっと眠り、でも、眠りが浅いので、7時頃に春宮夫が起きてきて台所でカタコト動く音も、うっすら知っています。もう、やるべき事がない日以外は、『眠れなくてもいい…』と思っています。一階の茶の間を寝室にしてしまってから、さっと眠れる春宮夫を横目に、真っ黒な中で、ジッとしていたのは辛かったので、電気をつけて、本を読んだり出来るのは、楽です。ずるずる生活しようとは、思いませんが、顔を付き合わせて、毎日、生活をすると、微妙にズレがあります。無理してあわせると、しんどいです。お互いに、頑張って今までやってきたのですから、口があるのですから、話し合いで解決していきたいものです。
夕方、今年になってから撮り溜めておいたTVの録画を見ました。日曜日の昔の東芝劇場枠の時間帯はストーリー展開がよいので、録画します。『さよならマエストロ』という番組で、西島氏が指揮者の役をなさっています。役者さんて凄いなあ…と思うのは、指揮者役のホワイトタイの燕尾服が様になっている事です。本物の指揮者の方でも、オーケストラの方々がモーニングや燕尾服なのに、黒っぽいダボッとした人民服のような物をお召しになる方がいます。指揮をするのに楽なのかもしれませんが、音楽会という雰囲気が壊れるようで、嫌いです。指揮者の方もぴょんぴょん跳ねるように指揮なさる方もあれば、指先を動かす程度で指揮してしまわれる方もいらつしゃいます。指揮者の品格も指揮のうち…と、思っています。
久しく大河ドラマは、見ていませんでした。今年は、紫式部の話とか…。女優の吉高氏は演技力はあると思っていました。時代が、平安時代、十二単や打衣が、着こなせるのか…ぺらぺらの装束を見せられるのか…と、おっかなびっくりで、録画を見はじめました。昨年、漫画を基にした『大奥』をNHKでみましたが、打ち掛けも裾さばきも出来ていない見苦しい物でした。大河は…と思いましたが、打衣ですから、座っている場面が多いので、今の所は安心して見られます。男性の装束の方が、ペカペカしています。若い世代の女優さんに打衣が似合うのかと、思っていましたが、黒木華さんが、品良く華があり、黒木華さんの出演場面が楽しみになりました。
俳優さんは、個性が有りながら、役にはまる上手さが以前は、ありました。何方の顔も同じように見えてしまうのは、何故なのでしょうか。眼鏡の度数は、あっているですが…。

春宮のひとり言 976

2024-01-24 03:21:59 | 日記
昨日は、稽古日、約束した日を忘れるという今までやった事のない失敗をし、呆然自失でした。アドバイスを下さる方もいらして、gooのブログの皆様に駄文を読んでいただいている事を嬉しく思いました。
今日は、師へのお詫びの葉書を書くのが、朝、一番の仕事でした。師ですから、メールという訳にもいきませんし…。
昨年の今日は、春宮夫に朝から、「掃除をする…」と言われ、掃除が好きではありませんので(好きな方いらつしゃるのかな…)、「誕生日なのに、掃除するの?」と言ったら、「誕生日、関係なし」と、言われて…。誕生日・クリスマス・結婚記念日など、春宮は、何も望んだ事もありませんし、お互いにプレゼントをする事もありませんでした。只、その時は、朝から『掃除』と言われたのが、とても嫌でした。確かに、掃除をする曜日でしたが…。プレゼントも食事も何も望まないのだから、春宮の苦手な事を誕生日の朝から言わないで…この年になって目出度い日などとは思っていませんでしたが、何かかんに触りました。ベッドに潜り込み、お昼ご飯も夕食も食べずに寝ていたのが、昨年の誕生日でした。
今年は、お詫びの葉書書きから…の誕生日となりました。年金生活なのに稽古事をさせて貰って有難いと思っていますし、病院にかかれば、正規医薬品しか服用出来ないので申し訳なく思っています。何も望まなかったから、春宮夫が現役を退いてから、二回、ロンドンとウィーンに行けましたし、これからも、その思い出と共に…と思っています。春宮夫の留学した英国には懐かしさを感じますし、NHKで元日観ていたウィーンフィルのニューイヤーコンサートをゲネプロでしたが、現地で観れた事、もう何も望みません。宝くじでも、あたったら、又、同じ内容の旅行をしたいですが、ケーキも食事も、望みません。
昨年の春宮夫の誕生日には、ピザをとりました。その前に、赤ワインをいただいていたのですが、ワイン好きでもないので放置されていました。ピザの誕生日割引券が、パソコンの方に来ていた…と呑気な事を言うので、久しぶりに、ピザとワインでした。義父が自宅にいた時は、一緒に夕食を食べる事にしていましたので、ピザをとった事もなかったのです。
久しぶりにピザをとろうとしたら、小さめのサイズが、出来ていて、実際に、小さいサイズで十分でした。
年末に、白ワインをいただいたので、春宮の誕生日にも、ピザをとろうか…という事になりました。春宮にとっては、夕食を作らなくてよいのは、ケーキやプレゼントより嬉しい事でした。
今年は、ベッドに潜り込む誕生日ではありませんでしが、前日に、『何でも確認して生活するように…』と、これからの指針を示されたような歳重ねとなりました。