春宮のひとり言

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春宮のひとり言 790

2023-04-17 22:06:15 | 日記
今日は、鎌倉稲村ヶ崎まで、先輩とご主人様の会にまいりました。
先輩は、春宮の習い事の先輩ですが、古い布を使って、袋物を作られる方です。ご主人様は、代々の紋屋さん(着物に入れる紋)です。ご主人様は、縫い紋の腕をいかして、10㌢四方くらいの額におさまる繊細な日本刺繍や、先輩の袋物の布地に小さな兎や瓢箪6つ(無病息災の意味合い)や蝙蝠など紋屋さんの型紋の技術を使って刷り込まれ、その布地を奥様の先輩がセンスをいかして、袋物に仕立てる…という感じの会です。
今回は、繊細な事にたけているご主人様が、金継ぎの方にも手を伸ばされ、昔の藍の小さな陶器の破片のまわりを金継ぎで覆い、そこに小さな淡水パールを二つほど付けてピンブローチになさったお品が出品されていました。陶器の破片が、土台ですから、オンリーワンのピンブローチです。センスあるお二方の作品は、押し付けがましさもなく、素敵です。春宮は、袋物は差し上げる友人には差し上げるてしまいましたし、着物生活ですからピンブローチは…拝見してセンスの勉強をしてきました。
袋物には、大島などの紬系を使われていますが、差し色に、綺麗な朱系の色の布地を使われています。春宮も、人様からいただいて、着るには…という布地を先輩の所に、お送りしていました。それを上手く利用なさいます。今回は、春宮の白地におさえた紅型風の付け下げの着物を持参しました。春宮夫の家に嫁いで、義母の所に出入りしていた呉服屋さんに襟の汚れ落としを義母に言われるがままに出しましたら、染み抜きが上手くない所だったようで、再び、この白地の着物を着ようと箪笥から出したら、着物を畳んで襟に触れる所にシミが沢山出ていました。がっかりしました。染めなおそうと、三越の呉服部に持って行ったら、「この白地は、胡粉染めなので、染め直しが出来ない」と言われ、再び、がっかりしました。仕方なく、美容室に行く日に着ていましたが、髪の毛を染めるようになったら、白地の着物は着て行けなくなり、お蔵入り状態でしたが、シミが出ている所以外は、きれいなので、先輩が上手く活用してくれるのでは…と思い、手土産のお菓子代わりに持参した次第です。畳紙に入ったまま持って行ったので、先輩は、何が出てくるかな…のようなお顔で開けていました。渋めの紅型風の所は、美しいままですので、いつか袋物の一部にして下さる事と思っています。
こんな風に着物は、最後まで活用出来る優れ物です😊
gooブログのアピールタイムが我が家の夕食時に当たる事が多く、気が付いた時には、アピールタイムが過ぎていたり😓、気を付けているとタイムが来なかったり…スマホ持って、御飯は食べたくない春宮です😖


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