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二転三転

五月のお天気は、真夏のような暑い日があるかと思うと、急に気温が下がって、肌寒い日もあった。何とか乗り切って6月に入った。この2,3日は晴天で、気温は高かったが、爽やかな風があり、畑仕事が進んだ。しかし、間もなく梅雨に入る。大雨で洪水や崖崩れが無いように願いたいものだ。

社会情勢に目を転じると、日本も世界も、情勢がクルクルと変わっている。先ず日本。あれだけ、1年以上にわたって国政を揺るがせた森友学園問題で、市民団体からの告発を受けた「大阪地検特捜部」は、、国有地の大幅値引き売却に対する背任や決裁文書を改ざんした虚偽有印公文書作成など全ての告発容疑について、財務省幹部ら38人全員を不起訴処分とした。38名とは、財務省本省23人(理財局21人、その他2人)、同省近畿財務局10人、国土交通省大阪航空局4人、学園の前理事長・籠池泰典被告(詐欺罪などで起訴)だ。政治の世界では通用しても、検察では通用しないと思っていたが、「嫌疑不十分」だそうだ。ここでも、事に依ると、最高権力者に対する「忖度」が働いたのでは無いかと疑う人もいるだろう。8億円に及ぶ国有地の値引き、国会をだました悪質な文書改ざんと意図的な廃棄。どれもが何ら罪にあたらないことに、釈然としない思いを感じる人は多い。

更に驚くことは「米朝首脳会談」の件だ。文韓国大統領の仲介で、核戦争突入かと危惧されたアメリカ・北朝鮮間の緊張が何とか回避されそうと、安堵させたが、北朝鮮は、中国やロシアと会談を重ね、「首脳会談」をぶち壊す動きを見せた。トランプ氏は「6月12日」に予定されていたシンガメ[ルでの首脳会談取り止めを発表し、再び、最大限の圧力復活かと不安に陥れた。金委員長もトランプ大統領も、「駆け引き」上手だ。秘密裏に交渉は続いていたのだ。此処に来て、金氏の書簡がトランプ氏に手渡され、それを読んだトランプ氏は「金委員長も本気だ」と受け取り、予定通り会談を行うと述べたのだ。

ニューヨークタイムズ紙は首脳会談の中止をめぐるトランプ大統領のジェットコースターのような動きについて、「驚きの連続で目が回るほどのどんでん返し」だとし、北朝鮮と「言葉の爆弾」での戦争を行った後、首脳会談の受け入れることで、急きょ和解モードに転じた時(今年3月初め)と同様、華麗な「外交的ダンス」を見せてくれたと指摘した。もし「核廃絶」を北朝鮮が実施した場合には、見返りとして「経済援助」を行うが、それにはアメリカは手を出さず、韓国や日本に任せるというのだから、トランプと言う人は、何処までも商売人だ。日本にとっては「拉致された日本人同胞」が、日本に帰って来るようなことがあれば、それも良いではないかと思う。

草花は、咲く時期の早い、遅いはあっても、必ず忘れずに、正直に花を咲かせてくれる。我家では、写真のような花が咲いている。









   







この6月も、何とか、健康で、平穏無事で過ごせますようにと祈っている。

コメント一覧

shuttle
わいわいさん

大阪地検特捜部の判断は、世間から総すかんを食っているようです。誰が見ても不自然です。個人の交通違反では、些細なものまで罰金を科します。これだけ世間から注視され、国会を空転させた行政、立法に対して、司法は無力なんでしょうか。三権分立が泣きますね。北朝鮮への経済援助を、韓国・日本に押し付けるトランプ氏。本当に唯我独尊野郎です。
わいわい
大阪地検特捜部が官僚の刑事責任を不問にした、先日の不起訴処分については、
元特捜部検事からの批判も、新聞紙上に散見されます。検察が官邸の圧力に
屈したか,忖度したのではと思われても仕方ないような結末は、どうも後味が
悪くて、いけませんですね。
米朝両首脳のカメレオン振りには、本当に辟易しますが,6月12日開幕予定の
顔見世の大舞台に立って、両首脳が世界中の観衆が注視する中で、どんな名(迷?)
演技を見せてくれるか、楽しみですね。
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