幻想郷野球雑技団

東方projectの二次創作物です。幻想郷で野球の監督に就任して指揮を奮う話。キャラの崩壊にご注意下さい

第28章「完投2つ」

2015-09-19 21:08:48 | 東方野球
※ペナントレース公式戦51試合目と52試合目のお話し
※このゲームでは対戦ゲームなので相手にも同じ名前が並ぶ場合がありますが
非想天則や花映塚特有の同キャラが存在するものと考えて頂けると助かります。
※このペナントレースは2014年セ・リーグを準拠に行ってます。目標は優勝した巨人越え

6月4日 対相模レイルウェイズ戦
京セラドーム大阪 DHあり ナイトゲーム

予告先発
(天地人)霊夢 : 天子(相模)

今日は右のエース霊夢が6勝目をかけたマウンド
お互いに初回を抑えるも、2回に霊夢が連打を浴び
一死1・3塁からキスメが霊夢のボールを取り損ね、パスボールで1点を与えてしまう。

3回裏に無死1・2塁から得点圏でミス3ラン、フランドール・スカーレットを迎えるが
この時は併殺打で打ってしまい二死3塁。しかしここから布都が上手くはじき返しタイムリーヒットで同点に追いつく

この日の霊夢は内野安打や難しい球をヒットにされたりはしたが球自体は走ってたので0行進を続ける。
最近不調気味の打線は得意としてる天子からなかなか追加点が取れない状況が続くが

6回裏に先頭の布都がヒットで出塁すると、盗塁を成功させる。
続く夢月とキスメがヒットで繋いで逆転に成功する。
代打にとりを告げたとこで相模は天子を諦め、ルナチャイルドにスイッチ
にとりを抑えられてしまうが、それでも上手に進塁打を打ちチームに貢献する。

ワンポイントだったのか次のお燐に対して神綺がマウンドにあがる。
それを見て、一死2・3塁だったのでもう1点取りに行きたい天地人はお燐に代打ヤマメを送る。
そのヤマメが神綺の足元に転がしこれが内野安打!貴重な1点を追加する。
続く神子も内野前進の間を抜くタイムリーヒットでこの回貴重な3点を追加し4-1とリードする。

この援護に霊夢が応え最後まで投げぬき6勝目。マジックナンバーをこの日も2つ減らした。

6月4日 対相模レイルウェイズ戦
京セラドーム大阪 DHあり ナイトゲーム
相|010 000 000|1
天|001 003 00x|4
勝:霊夢(6勝1敗) 負:天子
本:
本日のヒーロー:霊夢(9回1失点の完投勝利)

--監督コメント--
勝利おめでとうございます
「ありがとうございます。対戦チームも久々に戦う相手で以前は苦い思いをしましたので勝てて嬉しいです。」

勝てた要因はなんでしょう?
「打てない時もある。それを走力を生かしてチャンスを多く演出したことです。そして何より霊夢が本来のピッチングが出来ていた」

霊夢さんは最後まで行かせました
「7回以降の話ですね?確かに普通の投手ならアリスとリリカに継投してたでしょう。でも今日の霊夢は2回こそ連打された後に
パスボールで失点してましたが、後続は完璧に抑えてましたし、いつもの投球が出来てるなら一番信頼のおける投手ですので最後まで行かせました。
もちろんアリスとリリカには準備させてましたが、3点差付いてたので安心して見てられました。」

6回裏の3点が大きかったですね
「なかなか天子を攻略できる糸口が見つからなかったんですが、布都を起点に上手く攻略した。布都にはああいう活躍も期待してるので
しっかり仕事をしてくれた。」

布都さんにはどのような期待を?
「チャンスで回って来たときには打って打点を稼ぐこと。そして先頭で回って来た時には塁に出て貰って足を使って貰う事
今回はヒットを打ってくれた事も大事ですが盗塁してくれたことです。」

ここ最近ホームランが減ってます。
「元々、フラン布都頼りだったのでこの2人がホームランが減って来ると中々ホームランは出ない。キスメも調子良かった時と比べると流石にね
だからこそ依姫が大事になって来ます。神子も5月はホームラン0だったしね。それでも負けないのだからベンチ陣がよく回ってる、それがよくわかる試合だったと思います。」

以上監督コメントでした。



6月6日 対WBC戦
QVCマリンフィールド DHなし ナイトゲーム

予告先発
(天地人)華扇 : 菫子(WBC)

本日は現在チーム最多8勝している華扇の登板。
対するWBCはここのところ打撃不振でチーム打率2割1分前後と苦しんでいた中での対決。
しかし勝負所に強く1点差ゲームを勝ち進んで現在貯金を作っていた。

なんとか突き放してエースの華扇でがっちり勝ちたい天地人は
3回まで無得点と打撃不調を見せるが、4回に復帰してから唯一
絶好調の依姫が第10号となる先制ホームランで1点と先制する。

華扇は普段通りの好投を見せ、打撃不振の対戦チームを全く寄せ付けない
そうすると6回裏、咲夜が出塁し依姫が進塁打を放つと得点圏でフランを迎える。
そこで菫子が痛恨を失投を逃す事なく第25号2ラン本塁打で追加点

接戦に強い相手から突き放したい天地人は先頭の夢月が2塁打で出塁すると
菫子から中継ぎエースリリーWが登板する。
相手の投手を見て、こちらも代打の神様諏訪子そして代走には青娥を送り
勝負を挑む。リリーWの球を無理やりヒットを打ち代走の青娥が走力を生かしホームイン。
またしても結果を残した。
迎えるは2ランチャンスでキスメ。キスメは9本のうち7本が2ランで
また対WBC戦でホームランが多い。
しかし相手のリリーWからは三振に倒れて打順が華扇

このままなら完封出来るとした監督は1塁に代走お燐を送りバントを指示
きっちり成功させ神子に繋ぐ。
その神子もセンター前にヒットを放ち一気にお燐もホームインで5点目を獲得する。

走力と采配で5点目を取った、最後まで華扇が完封し勝利するのだが

問題の華扇だがまたもや9回に四球から乱調を起こし
リリカが準備しだす緊急事態。しかし最後は相手に助けられる形でなんとか完封勝利を物にした。


6月6日 対WBC戦
QVCマリンフィールド DHなし ナイトゲーム
W|000 000 000|0
天|000 102 20x|5
勝:華扇(9勝) 負:菫子
本:4回裏 依姫(第10号ソロ)
  6回裏フラン(第25号2ラン)
本日のヒーロー:華扇(完封勝利)
--監督コメント--
勝利おめでとうございます。
「ありがとうございます。エースが無事仕事してくれました。」

華扇はこれで9連勝ですね
「そうですね。ランナーをあまり出さずに投球してくれるので普段は安心して見ていられます。ただ9回はちょっと見てられなかったね。
相手の不振に助けられてた序盤から崩れない点は評価できるし終盤の崩れはある意味監督の責任なんだけど」

9回以外は完璧なピッチングでしたね
「そうですね甘い球が全般的に少なくまとまってました。球も重かった
8回までが良かったから9回も行かせたんだけど、ちょっとおかしくなってた」

何が原因でしょうか?
「先頭に四球を出した時にはおかしかったですね。5点差もリードしてて先頭に四球を出すような子じゃないんで
小兎姫が良い打者だから警戒するのもわかるんだけど」

しかし結果としては完封勝利をあげました
「リリカは信頼できる抑えだし5点差ありましたから。そうでなければ完封勝利はありませんでした。
そして5点差取ったのはベンチ総出の活躍があったから。完封や完投は一見1人の記録の記録に思えますが
このようにチームのバックアップが大事なんですよ。中には1人で完封する場合もあるでしょうが
チームとして完投や完封ゲームが多くなるにはやっぱりベンチを含めた総力戦に長けたチームである必要がある。
昨日の完投勝利も霊夢1人のものではない」

7回には代走や代打など総出で2点をもぎとりました
「いくら相手が打撃不振のチームといえども調子が良ければ3点差は安心できる相手ではない。
やっぱり5点を取る。それが常にWBC戦の目標です。そういう意味でセーフティリードにしたベンチ陣の勝利でしょう。
代打の神様諏訪子を筆頭に代走のサラと青娥そしてお燐、左の代打ではにとりとヤマメやルーミア
右には慧音や美鈴が控えてる。彼女達は試合に出れなくても常に準備をしてる。
これだけの層の厚さがあるから表舞台に立ってるプレイヤーも安心して戦えるのです。」

これで45勝目で勝率も9割復帰しました
「勝率9割には実感が湧きませんが、10戦やって9回勝つというやり方は考えてない。1戦1戦大事に戦ってきたから今がある。
これはこれからも変わらないし貫いていきたい。以上です」

ありがとうございます。勝利監督インタビューでした


次章へ続く



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