幻想郷野球雑技団

東方projectの二次創作物です。幻想郷で野球の監督に就任して指揮を奮う話。キャラの崩壊にご注意下さい

第33章「場面別勝敗~1点でもリードすれば無敗。~」

2015-09-25 09:35:43 | 東方野球
※今回は試合の話はありません。


今日は何故、このチームが強いどころか
「史上最強」と呼ばれるチームなのか?まずは成績を見ればわかりやすい。

57試合終了時点 50勝5敗2分 である。

また南海ホークスの59試合での史上最速でのマジック点灯を上回ってる。
その時のマジックナンバーが62で50勝9敗で点灯した。
これよりも2試合早く50勝に到達し、成績から言っても史上最速と言って差し支えない。

そこでどういう場面で勝利しているか?
http://badferd-bigbaseball-etc.doorblog.jp/archives/43300586.html
また、例によってbadferdさんの記事に触発され
面白いなと思い、出してみたら驚きの結果が出たので発表しようと思う。


最大連勝:26
最大連敗:1
合計得点:356(1試合平均6.24)
合計失点:138(1試合平均2.42)
先制試合:34勝0敗1分
被先制試合:16勝5敗1分
逆転試合(ここでの逆転試合は先制したチームは関係ないものとする):20勝0敗1分
延長戦:2勝1敗1分
サヨナラ試合:1勝2敗
完封試合:12勝0敗
2桁得点(自軍が):11勝0敗
1点差試合:8勝3敗

先制した試合の勝率が10割であること。
1分は追いつかれたが、7回表に3点を取り勝ち越したと思ったが雨によって7回表が無かった事にされたことによる引分である。

また先制された試合でも16試合はひっくり返して逆転勝利を収めている。
先制したか先制されたかだと、6割1分なので先制の方が少し多い
更に、逆転された試合も含めて、逆転試合においても無敗である。

この事から、1度でもリードしたら100%の勝率を誇り(50勝0負1分)50勝に到達したことがわかる
また完封試合は12度あるが、完封された事は一度たりともない。

この事から安定した強さがわかる。勝ち試合を落とさない。
先制されても追いつくがサヨナラ敗けなどはあるが
逆転した後は一度も許さない。先制しても逆転されることはあるが、再逆転する。

しかし殆どの試合は、ずるずると点差を引き離し抑えきる。寄り切り相撲であること
またリードされても多くの試合を逆転してるところから勝負強さが伺えるだろう

果たして勝利数はどこまで伸びるのか?
また逆転負けをするような相手はこれから登場するのか?

それはこれからのお楽しみである。

次章へ続く。

第32章「好調の波」

2015-09-23 20:46:30 | 東方野球
※公式戦54試合目から
※このゲームでは対戦ゲームなので相手にも同じ名前が並ぶ場合がありますが
非想天則や花映塚特有の同キャラが存在するものと考えて頂けると助かります。
※このペナントレースは2014年セ・リーグを準拠に行ってます。目標は優勝した巨人越え

【公式戦54試合 対 天の川ホワイトウィングス戦 勝利 6-4 先発:村紗 本日のヒーロー:布都(ホームラン)】

予告先発 村紗(天地人)対 霊夢(天の川)

打撃好調の波を取り戻した天地人は
相手の連続無失点中の霊夢を打ち込む

相手の決め球をしぶとくヒットを重ね、ダブルスチールと犠牲フライで先制し
その後も相手のエースを絶好調の打撃陣がヒットを積み重ね
6-4と勝利した

布都に第17号2ランも出た。
6点目には代打の神様諏訪子がタイムリーヒットを打ち、代打打点記録の更新へ1つ近付いた。

リリーフ陣は
ここまで無失点だったリリカが相手の諏訪子にホームランを打たれ初失点したものも
落ち着いた投球で9試合連続セーブであげた


【公式戦55試合 勝利 6-1 先発:屠自古 本日のヒーロー:フラン(2打席連続本塁打)】

予告先発 屠自古(天地人) 対 魔理沙(相手チーム)

相手は11連敗中、連敗を阻止する為にエースの魔理沙を投入するが
先日から好調な打線は止まらない。

2回に一死1・2塁から2塁打を打たれ先制点をやるが、一死2・3塁から相手がスクイズを仕掛ける。
しかし衣玖さんのスタートが遅いのを冷静に判断し完璧にスクイズは転がっていたが
ホームでタッチアウトにする。奇策が失敗すると

その裏、あっさりとフランが一振りでホームランにする
3回には依姫の2塁打で2点を追加するとフランが2打席連続2ランであっさり4点のリードをする

終盤には美鈴が無走者から四球でチャンスメイクすると代走サラを送り盗塁
これが成功し代走で10個目の盗塁を決める。そして咲夜のヒットでホームインし理想的な中押し点。

あとは盤石の中継ぎリレーで2点目をあげることは無かった。

【公式戦56試合 勝利 対WBC戦(moriさん) 勝利 3-0 先発:霊夢 本日のヒーロー:霊夢】

予告先発 霊夢 対 静葉 (WBC)

エース対決となったこの試合。絶好調のチームに
本来のエースである霊夢が戻って来た

初回、静葉の立ち上がりをフランの第29号ホームランで先制、
そして2者連続となる布都の第18号ホームランで8度目のFFアベック弾で3-0

この日はここからスコアが最後まで動くことはなかった

遂に霊夢が完全に昔の姿に戻ったからだ

相手の3番のヘカーティアがノーヒットノーランを阻止するヒットを放ったが牽制死と
2塁すら踏ませない。
最後にはレイセンの内野安打を放ってなんとか出塁するが
1度も2人を踏むことはなく2安打無四球完封勝利13奪三振。
28人ゲームでこの試合を勝利した。

【公式戦57試合 勝利 対茨城ミラクルズ(こりゆのさん) 勝利13-5 先発:菫子】

予告先発 菫子 対 パルスィ (WBC)

パルスィの不調を見事捉える

神子が先頭打者の3塁打、咲夜がタイムリー
依姫が第11号2ランホームラン。フランが2塁打を打ち
4人のサイクル安打に加え、慧音の第3号2ラン本塁打で一気に6点を先制する。

その後はフランが30号到達となるホームラン
布都の第19号2ラン
そしてキスメが第10号到達となる2ラン本塁打(2ランは8本目)で13得点と打線が今日も好調さを見せた

終盤、失策などで追い上げられる事があったが点差が大きく開いてたので落ち着いて逃げ切った。




--以下監督コメント--
秋季リーグ(公式戦の成績で1年間のペナントチームの最強を決める大会)は5連勝で見事本大会トーナメント進出を決めました
「5勝すればあがれるので、出来れば5試合で決める事を目標にしてました。全勝で予選突破出来て嬉しいです。」

連勝の原動力となったのはなんでしょうか?
「打線の勢いは一時期悪かったのですが、また良くなってきました。そして一番は先発陣ですね、霊夢が本来の調子を取り戻しました
2枚柱と3本柱では全然違う。表ローテで勝てるとなると他の先発に中継ぎなどのフォロー回せるからね」

霊夢はここのところ2連続完投と好調ですね
「奪三振が奪えるようになってきた。また失投も減ってきて全体的に上向いて来た」

フランは30号到達しました
「凄い早い速度ですね、ただこれからが大変。だけどこれからも期待してます。」

チームは50勝に到達しました
「まだまだ試合はありますから、1戦ずつ大切に戦っていきたいと思います。ありがとうございました」

次章へ続く


第31章「豊姫の魔球を攻略せよ」

2015-09-22 19:20:22 | 東方野球
※公式戦53試合目
※このゲームでは対戦ゲームなので相手にも同じ名前が並ぶ場合がありますが
非想天則や花映塚特有の同キャラが存在するものと考えて頂けると助かります。
※このペナントレースは2014年セ・リーグを準拠に行ってます。目標は優勝した巨人越え

6月7日 対妖星サテライツ戦
京セラドーム大阪 DHあり ナイトゲーム

予告先発
(天地人)マイ : 豊姫(相模)


今日は屠自古が体調不良の為、1日先発をスライド
谷間先発であるマイが登板。豊姫の攻略が勝利の鍵となる。

豊姫といえば魔球を当時、高い奪三振率が売りだ
そこで魔球を封じるにはどうしたら良いか?
あの変化球は曲がりが大きすぎて盗塁を狙いやすい
その魔球に対して盗塁をしていきたい。

また変化球が曲がりすぎて四死球も多いので、しっかり見て行きたい。


試合は1回、先頭の神子が内野安打で出塁すると
咲夜も出塁。脅威の出塁率を誇る2人が塁に出れば、当然ダブルスチールを敢行する。
スタートは微妙だったが変化球だったので三塁はなんとかセーフとなりダブルスチール成功。
これが効いたのか、布都のヒットが2点タイムリーとなり2点を先制する。

しかし負けずと妖星サテライツも動いた
幻月の打席でちゆりが盗塁スタート。これに合わせて幻月が打つ。エンドランである
これがレフト前へ転がりエンドランを成功させ1・3塁のチャンスを作り。ワイルドピッチの間に1点を返される。

こちらも走力での地上戦では負けてられない!
咲夜が変化球をきっちり見て四球で歩くと盗塁スタートを狙い豊姫を揺さぶる
変化球を狙われてる豊姫は依姫との対決にストレートで投じるとセンター前ヒット
そしてフランに第26号3ランが出て、一気に豊姫を攻略することに成功する
続く布都も2者連続の第16号ソロホームランで出てまたもやFFコンビの連続弾で今季6度目のFF弾を完成させる。
地上戦から得意の空中戦で得点を重ねて行く。

5回には布都がヒットで出塁すると変化球にあわせて盗塁を成功させる
そしてお燐が喰らいつきタイムリーヒット。お燐はここ数試合好調で
打率を2割8分まで上昇させる。そのあと死球などで満塁にすると青娥の犠牲フライで8点目

6回には完全に意気消沈した豊姫から
咲夜、依姫、布都、お燐、美鈴と繋ぎ、豊姫を完全にKOさせると
かわった朱鷺子の初球を2塁打で12点目。

完璧に豊姫を攻略することに成功した天地人はこのまま逃げ切り勝利した。

序盤の総攻撃で豊姫に本来のピッチングをさせなかった


6月7日 対妖精サテライツ
京セラドーム大阪 DHあり ナイトゲーム
天|204 024 000|12
妖|010 000 100|2
勝:マイ(5勝) 負:豊姫
本:3回表 フラン 26号3ラン(天地人)
  3回表 布都 16号ソロ(天地人)※2者連続
本日のヒーロー:フラン(3ラン本塁打) 布都(先制タイムリー猛打賞2盗塁本塁打3打点)


--監督コメント--
本日は大勝でした。感想をお願いします
「豊姫を完全に攻略することが出来ました。彼女は本来のピッチングが全くできなかったと思います」

攻略できたポイントを教えて下さい。
「先頭がしっかり出るイニングが多かった。先頭が出ると足でかき回せて本来のピッチングが出来なかった」

フランには第26号3ランが出ました
「豊姫が失投するのは珍しいのですが、あの回は走者の揺さぶりを受けて何かおかしかったね。それをしっかり仕留める事が出来た
今日はマイが先発なのであの3ランで非常に楽になった」

その後には布都の2者連続本塁打も出ました
「フランが打った後って布都も続くケースがありますね。でも先に先制の2点タイムリーを打った事を評価したい」

マイはこれで無傷の5勝目です。
「打つ意識があるのか、恵まれてますねぇ。でも今日は2失点ですから頑張ってくれました。
いくら点数を取っても、簡単に相手に返されてたら勢いは付きませんから。
勝ってるからローテーション!と簡単には行きませんがこれからも上手く使って行きたい。
マイが投げる日に豊姫から12点取れたりとラッキーなのかもね。勝てる算段はありましたが」

勝てる算段とはなんでしょうか?
「うちは元々繋いで、しぶとく歩いて、そして勝負強い打撃で点数を取っていくスタイル。
しっかり見て、無理に振り回されなければ攻略してくれると信じてました」

攻略できると信じて選手がその期待に答えてくれました。
「選手たちは各々仕事を理解して実行している。組織力として充実を感じます。
これからも選手たちと一緒に1つずつ勝っていきたい。ありがとうございました」

以上監督のインタビューでした。


次章へ続く
次の試合は「魔理沙を攻略する話」

第30章「走ろうか」

2015-09-21 19:26:34 | 東方野球
※今日は試合の話はありません。


私が指揮する天地人は神子を筆頭に、布都、青娥の仙人や ※仙人は走力早い選手が多い。
お燐やサラなどの走力重視、また長距離打者でもフランや依姫に走らせたりと
機動力野球である。

しかし文はいなかったりと、走力「も」高いだけで「機動力に特化」したチームではない。

このチームは他のチームの中でも盗塁企画が圧倒的に非常に多い。特に他のチームとかけ離れて多いのは
重盗(ダブルスチール)のサインである。

この最近「盗塁は得点効率として良くない」「盗塁はナンセンス」という旧い野球界の常識を覆す
考えが普及した。その世界の本で有名なセイバーメトリクスである。

しかし、この考えにも疑問を感じざるを得ない。何故なら
しっかり成功率を理解した上で仕掛けるなら、確実に得点効率を増やす事が出来るのだ

またこの考えが普及した国はアメリカであり、当時はホームランを打つ量産する選手が揃っていた。
(ホームラン量産の理由について、言及する場ではないのでここではあえて触れない)
あくまで、40本打てる打者が1~9番まで揃っていて、チーム本塁打が300本、400本打てるチームなら
盗塁がナンセンスである。という考えが普及するのは理解できる。

しかし、時代と共に戦術というのは「変化」するし、ここは「幻想郷」なのである。
盗塁のスペシャリストは揃ってる。

もちろんホームランをたくさん打てる強打者も揃っている。
対戦相手にも吸血鬼や鬼その他にも神様や妖怪だったり、化け物はゴロゴロいる。
しかし一貫してパワーヒッターはわかりやすくコストパフォーマンスが悪い。
採用するなと言わない。実際にコストに見合ったパフォーマンスを発揮すれば
その分、得点効率があがる。しかし1~9番まで強打者を揃えれば、守備や投手にまで
回すコストはなく、結局打てる投手からしか得点できないし。打たれて失点数は増える。
「大量点を取ってる時に何点取れても殆どその試合の勝利確率は動く訳でなく無駄なコストの使い方なのである。」

大事なのは、必要な時に点数を取れる戦力。である
そしてそれは、スピードが生きてくる。私が目指した野球というのは
144試合で如何に点数を取るチームではなく「1つでも多く勝てるチームを作る事である

終盤の競った試合では盗塁やバントはまず「有益な戦略」であり
そもそも盗塁は「一定の成功率があれば得点効率は増える」のである

そこで私は「盗塁という戦術を見直した」
現代のメジャーリーグも投手力が向上してきて、見直しが始まってる。

53試合目に重盗を2つ成功させ54試合目にも重盗を成功させ
チームの盗塁数は115個(失敗は18)であり1試合に2つ以上。300盗塁に迫る勢いである。
また成功率は86.46%でありこれはぶっちぎりのダントツ1位である。

しかし、ここに1つカラクリがある。
重盗を多く仕掛けてるから成功率があがっている
もちろん単純にたまたま成功率が良いのも含まれてるが、重盗を仕掛けた場合
「両方を同時にアウトにすることは出来ない。」
つまり、1度成功すれば2盗塁。失敗すれば1失敗となる。
成功率80%を10回試行すると成功数8*2=16成功 失敗数2
16成功2失敗となり、成功率は88.89%となる。

つまり三盗を仕掛ける技量と一塁走者を用意することで、この高い成功率を用意することが出来る。

また重盗は、「走者を2つ進めれるというメリットが大きく、2・3塁という状況は強い。」
そして、デメリットは2つ同時にアウトは取れないので普通の盗塁失敗と大きく変わらず
「単独スチール以上に得点効率が良い」から「成功率が低くても元が取れる」戦術である。

そもそも三盗は「成功率が低いのではない?」
という疑問がある。しかし、世界の盗塁王の福本豊氏によれば「三盗は狙えば成功したと思う」と仰る通り
捕手から三塁への送球の距離は短いが、牽制は反転させないと二塁へ牽制できず、また一塁の時みたいに
ぴったりくっつけないのでリードが取りやすく、技術さえあれば可能だ

右打者の方が成功しやすいと言われてるので、3番に依姫を置いている。
(ゲーム上は関係ないが、気休めの問題)

また統計上、二盗と三盗は企画数に差はあるものも、成功率は殆ど変わらないという統計データがある。
(資料は機密資料です。もし興味があればNPBのサイトに出して欲しいとの要望書を出してくれるとゲーム製作者として有り難いぞ)

つまり三盗こそ、時代遅れの古い考え方が邪魔しているだけで、ダブルスチールなら尚更
もっともっと積極的に仕掛けるべきなのだ。
(もちろんこれが流行れば警戒はされるだろうが)

無死1塁から2塁へ盗塁する方が
無死2塁または一死2塁から三盗するより、求められる成功率は高い
無死1塁から2塁への単独スチールは74%以上が目安となるが
無死2塁から3塁への単独スチールは72%と2%の差しかないが(一死なら73%と1%)
同じ成功率と仮定するなら、2盗より3盗の方が僅かながら良い。

リスクが高いと仰るなら、ダブルスチールすれば良く
そもそもリスクを気にする程度の走力なら無死1塁から二盗もするなって話です。

また三盗は二死という状況だけを気を付ければ良い。二死2塁から三盗するメリットは少なく
成功率も90%は必要だろう。

状況的な話をする。
無死1・2塁からの重盗成功は無死2・3塁となり統計学でいえば、成功すれば※+0.55点くらいの価値がある 
失敗して一死2塁となった場合は-0.74点。60%あれが得点効率としてはプラスに向く
ちなみに一塁ランナーは遅くても2塁へ投げられてアウトになったとしても一死3塁は-0.49点なので
成功率50%あれば2塁ランナーと共にスタートを切って良い。

一死1・2塁からは成功すれば※+0.43点失敗して-0.59点こちらも60%
1塁ランナーに求めるのは-0.53点は55%
一死1・2塁のダブルスチールは無死よりも一塁走者の走力が必要になる。
これは二死2塁と二死3塁のシチュエーションは余り差がない為である。
一死からのダブルスチールは一塁ランナーも可能なら60%の成功率が欲しい。


二死1・2塁からは、アウトになればチェンジだし
チェンジになればチャンスを丸々潰すから、挑戦するべきではない。という意見も多いだろう
しかしこちらは上記に比べて一塁走者の成功率が大事になるが
両者の走力があれば挑戦は充分にしても良い。
そもそも二死1塁という状況は、シングルヒットでも返って来れないので
盗塁を仕掛けて良いシチュエーションである。※二死1塁の単独スチールに必要な成功率はおよそ67%
ならば二死1・2塁で1塁ランナーを2塁へ進め、2点取る確率をあげるダブルスチールは有効である。
成功したら+0.15点。失敗したら得点出来る確率は必ず0になる為、-0.43点
両者に75%を求める形になるが、走者が俊足であること
また次の打者の打率などを考えれば作戦としては使えるレベルである。
ただし次の打者が敬遠されたりすることもあるので、状況判断としては無死、一死よりは難しいだろう

※幻想郷のおおよその平均の得点期待値



基本的にNGな盗塁は二死2塁からの単独三盗である。
このケースのみ得点出来る確率があまりあがらず、失敗すれば必ず0点になる為
成功率は90%は欲しい。

この要に状況判断が出来れば、盗塁というのは更に生きてくる。
また「得点確率」というのも存在し、終盤は1点を確率を求めた方が良いケースが多い。
その場合は二塁への単独スチールがかなり有効で、これを使いこなす事で

僅差のゲームを物にすることが出来る。

だから、勝利の為に走ろう!

現在、54試合目まで終了した時点で豊郷耳神子の盗塁数は61に到達。
これは世界記録ペースである。

もちろん運やダイス目に恵まれてるのも否定しない。しかし試合数を超える盗塁数の最大の要因は三盗へ果敢に挑戦し続けてるからである。
福本豊氏は確かに100盗塁したが、三盗はあまりしなかった。
もし三盗やダブルスチールをもっと狙っていれば、100盗塁を複数回。または106盗塁を更に超える事は
私は出来たと断言する。

だから私は現実のプロ野球でも絶対にこの記録を更新不可能だとは思わない。
三盗の有用性。ダブルスチールの有用性を見直せば、盗塁の時代はまた来ると思います。
ただ盗塁をする上では常に成功率だけは気を付けていきたいと思う。

次章へ続く



第29章「スカウティングその1」

2015-09-20 11:29:47 | 東方野球
※今日は試合の話はありません。


試合の振り返りがやっと追いつきました。
これからは試合の日記を書きつつ、チームの事について語りたいと思います。

45勝5負2分という驚異的な成績で迎える今日

http://thbigbaseball.wiki.fc2.com/wiki/2015%E7%A7%8B%E5%AD%A3%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0%E6%88%A6

2015年秋季リーグ戦がスタートした。
1か月で5チーム以上に勝利すると本戦出場。というルールだ
単純に常駐で5チームくらい存在してるので、その方と勝利しても良いし
曜日によって参加してくれるチームも同じくらい存在するので、試合さえこなせば本戦に出場する。

とはいえ、特定の方に勝てないとなると5チームの勝利は難しくなってくるので
しっかり1戦ずつ戦い抜く事が大事だ。

それよりも大事なのは、先行配信で新キャラクターが参入していることである

そこで早速、スカウトに調査を向かわせた。

・清蘭(外野手)コスト3
右の玉兎の仲間で盗塁やバントなどの小技が得意らしいですね。
「確かに、盗塁の上手さは使えると思うが、サラや青娥やお燐が動けてる今、急いで補強するポイントではないですね」
敵としては?
「2番にいたら厄介かな、小技がしつつ自分でも打っていける選手。パワーがちょっとあるので打たれ過ぎないように」
具体的な対策方法
「まず、率はないから慎重に攻めれば良いだろうが、先頭打者を歩かせる事は良くないから、例えば1番に文、2番に清蘭だとして
いくら清蘭にはボール球が効くからといって文を四球で歩かせたら何も意味がない。だからまずはそういう場面で回さない事
次に終盤の同点のような大事な場面で迎えたら失投に気を付ける事でしょうね。」

・鈴瑚(三塁手)コスト4
こちらも玉兎の仲間ですが、打撃の方が得意で左打者で第5打席以降が強いらしいです。
「へー、いいね採用の価値はあると思う。左の代打は足りてないししかし1回で結果を残してほしい場合に活躍できるか?惜しい存在だと思う」
どういう相手になるでしょうか?
「守備も良いですから、スタメンで使う事が多いでしょう。ですが三塁手は激戦区ですし、5打席を回すという事は
打撃戦か延長戦なので、前者だと大量リードで強さを発揮されても効果はイマイチですね。後者はとっても大きいですが
まだ上位打線に置かないと5打席回せないというのも采配を縛りそうで扱いが難しい。」
対策方法はどうしましょうか?
「まずは5打席目のくくりは余り考えなくて良いでしょう。実際にやってみたら簡単な事じゃない。上位に置くには大変でしょうから。
それよりも右投手に強いという部分です。私もこの部分がいいなと思いました。とにかく大事な場面で
安易に右投手で甘い球を投げない。それが一番大事だと思います。」


・ドレミースイート(一塁手)コスト6
こちらは大型の一塁手ですね。勇儀さんや雷鼓さんよりは中距離ヒッターのようですが満塁に強いらしいです。
また一塁守備も上手いようです。
「一塁手は守備指標であまり求めてないですね。勝負強さは興味ありますけど、左の中軸は埋まってますので
右打者だったら採用したかも知れない。走力もあるし一塁手やってるのが勿体無い選手だなと」
こちらの対策方法は
「どれも打者としてパッと見は中型。という言い方が正しいんでしょうが、勝負強さが光るタイプなんでしょう。
そういう局面に持ってきて仕事させると相手には勢いに乗ってしまうでしょう。その場面では要注意です
普段はしっかりとした球を投げてれば大丈夫でしょう。更に守備が良いのでバントなどは気を付けた方が良さそうです。」


その二に続く。