Simple Happy Life

毎日毎日。ごはん作って。ごはん食べて。笑って、怒って、泣いて。そしてまた笑って。そんなフツーの日々の記録です。

備忘録その6~ひとりということ

2010年12月29日 | まなびー
久しぶりの備忘録(笑)

ちょうど1カ月前くらいかな。
大学院の特別授業で、参議院の西岡議長にお会いしてきました。
何より印象に残っているのはそのオーラ。
とても小さい方なのですよ。お歳もいってますし。
でもあの圧倒的な感じ。威圧感だぁ。。(笑)

「学生」だからこそお話してくれたことも多いので、内容には触れませんが。
ひとつだけ印象に残っている言葉を。

「結局、ヒトはひとりだというコトです」

長い時間を政界という魑魅魍魎の世界で過ごしてきた骨太の政治家の重い言葉。
でもこれは、あたしがいつも考えてるコトでもあり。
もちろん、あたしゃ甘ちゃんだけど
これがすべての関係性の前提、始まりなんじゃないかと思うのです。
ここがないと、どんどんツラくなっていっちゃう気がして。

もともと利口な人は、こんなこと意識するコトも、必要性も感じることなく。
実生活の中で、肌感覚で理解して、生活してるんだろうけど。
アタシみたいな頭でっかちさんは、後づけだろうが何だろうが、
理屈つけて納得したがるわけで……

と、書いていて。鴻上尚史さんの戯曲のセリフを思い出しました。
代表作で何度も繰り返し上演されてきた『朝日のような夕日をつれて』。
この最初と最後に登場する群台詞。

  一人であることを認め合うことは たくさんの人と手をつなぐことだから
  たくさんの人と手をつなぐことは とても悲しいことだから

   *全文はこちら

ひとりでいることの強さと、誰かを必要とする弱さの間の往復。
しなやかにしたたかにできたらいいと思う。
いや、カッコ悪くてもいいから素直に行き来ができたらいいのかな。

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