以前、上司に
「金、金、金と言うな」と
叱られた事があります。
その頃、私も40歳になってましたが独身でした。
と言うか、結婚は諦めていました・・・
今もそうです。
私がそこの所に拘ったのは若いスタッフを
何とかしてあげたかったのです。
その頃、若手のスタッフには
一人暮らしが多くてしかも薄給なので
給料で家賃を払うと後はスカスカです。
下手すると家賃が払えなくなる月も
出てくるかもしれません。
そんな不安の中で他人の幸せのために
働いているわけです。
ある時、若いスタッフから
自問自答のように言われた事があります。
「自分が幸せでないのに他人を幸せにすることなんて
出来ないんじゃないですか」
・・・流石にショックでした。
色々と話してみると同窓会で同級生と給料の話になり、
あまりの違いにショックだったと言うのです。
これは私も経験が在ります。
40歳になった頃、やはり同窓会で
「給料が安くて子供の進学費用が難しい」
と言う会話に試しに給料の額を聞いてみると・・・
私の2倍以上でした。
つまりはそれだけ稼いでいても
家族がいると大変だという事です。
その1/2の給料の私は・・・
家族を持つ資格すらありません。
だから若者よ人生軌道修正するなら早いうちがいいぞ!
じゃあ何でお前は修正しなかったのか・・・
それはつまらない介護福祉士と言う資格に
拘ったからです。
せっかく苦労して取ったんだから生かさないと勿体無い!
それがそもそもの間違えでした。
もっとクールに物を考えなければいけなかったのです。
で・・・気が付いたらもう直ぐ50歳です。
ハローワークでは聞かれます。
介護の他に何が出来ますか?と。
正直、何も出来ません。
パソコンは人並みには操れますが簿記は出来ません。
だからこそやり直すなら若い内がいいのです。
いろんなものにチャレンジできますから。
色々と書きましたが最後に
介護福祉士同士で結婚した若いカップルが居ます。
結局、旦那の方が退職して別の職業についています。
そんなケースもいいけど早目に介護分野に
見切りをつけて別の仕事で地盤を固めておいてから
彼女を迎えるというのもアリじゃないですか。
私はそう思いますけどね。