上咽頭癌&後遺症との戦いぃぃぃぃ!

2013年4月に突如の上咽頭癌ステージ4の告知を受けてからの入院闘病記と退院後の後遺症について、記録をしていきます。

未だに結構な薬漬けの話

2015年05月12日 | 後遺症


「計画を 立ててるうちが ゴールデン」でおなじみボクです。

久しぶりの更新です。
皆様GWは如何でしたか?


ハワイ? フェス? BBQ? キャンプ?


良いですねぇ。。。。リア充ですねぇ。。。。
僕のフェイスブックとインスタグラムのタイムラインは皆様の
リア充タイムラインで熱気ムンムンでしたよ。

その一方で私といえば、一日おきに渋谷で飲んだくれ。
唯一GWらしい事といえば、嫁の実家の館林へ日帰りで帰って、
まるでゲームの三国無双のような大群の鯉のぼりを観た位でした。

来年のGWは一体何をしてるんだろうか?
フェスとか言って「うぇ~い!おっしぇ~い!」とか叫んでるのだろうか?


さて話変わって、給料が激減したというのに相変わらず4つの病院に通院しているワタシは、
相当な医療ビンボーな生活を強いられております。

1)東大病院⇒ 2ヶ月に一回の定期健診+半年に1回の高額な精密検査
2)地元の耳鼻科⇒ 副鼻腔炎と滲出性中耳炎の継続治療
3)心療内科⇒ 自立神経失調症+不眠症+免疫改善の継続治療。  
4)口腔外科⇒ 歯周病と虫歯の継続的なケア。

なんだかんだで、月の医療費は2万近くかかっています。

2万あったら、4~5回は飲みに行けるのにぃ~!
2万あったら、毎月カッコいいスニーカーが買えるのにぃ~!!

と思ってしまいますが、仕方ありません。
そう、治療をしないと、ただでさえ悪い体調が更に悪くなってしまうからね。

ホント癌っていうのは、お金との闘いでもあるんだなと~つくづく実感しますね。
癌になった人は保険料の負担を1割にしてくれねーかな?とマジで思います。

収入減るわ、支出は増えるわのダブルパンチで本当に生きていくのが大変ですよ。
おかげで、好きな事に使うお金がめっきり減りました。


というわけで今日は、今治療中の方や後遺症と闘っている人の為に、
私が今飲んでいる薬とサプリメントを紹介したいと思います。


■十全大補湯
 癌治療後に飲む定番の漢方薬。
 免疫力を上げてくれるそうな。やたら高いんだけど、効果があるのかは正直不明。
 高いんだから、効いているに違いないと自己暗示(プラシーボ効果)しながら飲んでます。


■セラニン
 自立神経失調症の治療&睡眠導入効果もある薬。
 この薬は安定剤としての効果もあるので、退院してから1年の自宅療養中に特に世話になった。
 メンタルケア&不眠症にも効くというオールマイティな薬で、これが無かったら自殺をしてたかも
 しれないと思っちゃうほど飲んでなかったらヤバかった薬。今は睡眠導入として使いつつ
 1日の服用量を減薬中。今年中にはお世話にならなくても良くなるようになるといいなぁ。 


■タリオン
 慢性副鼻腔炎のアレルギー鼻炎薬
 アレグラよりも効き目が強いけど、その分眠気もけっこうくるぅー!


■カルボシステイン
 咽頭癌患者最大の後遺症こと唾液障害の人が必ず困る痰切れの悪さを楽にする為の痰切れを
 良くする薬。これはムコダインって薬のジェネリックなので少し安い。
 錠剤がデカくて飲み込めないので、僕はピルクラッシャーで粉につぶして飲んでます。


■亜鉛のサプリ
 咽頭癌患者の2番目に苦痛に感じるであろう味覚障害を改善する為に、入院中からずっと
 飲み続けているサプリメント。スタミナもつくので一石二鳥かなと思って飲んでいる。
 DHCよりこっちのほうがなんとなく効く気がするので買っている。これのおかげなのかは
 不明だが、味覚は9割程度は回復してきた。


■ブロリコ
 入院してるときに、東大の売店で売っていたので飲み始めたサプリ(高いです!)
 東大の研究者が開発した、ブロッコリーの成分抽出した、免疫力を上げるサプリらしい。
 βグルカンとかよりは効くらしいので、とりあえず5年経つまでは飲むかなと思っている。


■フェリカス菌パウダー
 免疫力の6割は腸内環境が握っているという事で、退院してから飲み始めている。
 ビフィズス菌とか色々あるんだけどフェリカス菌は死菌という珍しい菌で、他の乳酸菌と違って
 菌自体が元々死んでいるので、胃酸で菌が減らずに、腸に到達するらしい。あと1包の中に
 1兆個のフェリカス菌が入ってるので、これを飲み始めてから便通がかなり良くなった。
 ちなみに寝る前に飲むのが一番腸に効くらしいですよ。


とまぁ、こんな感じで退院をしてから1年半も経過しようとしておりますが、
未だに、大量の薬にお世話になっております。


こんだけ飲んでも右の耳は難聴気味だし、耳管が塞がってしまうと声が出にくくなる。
朝起きたら、凄まじい量の痰を吐いて、たまに血痰も吐いてしまう。
不安な事があったりすると、夜中に何回も目が覚めてしまったりもする。


5年経った頃には、色んな後遺症が少しは改善をして服用薬も減ってくれるといいなぁ。
そーすれば、支出も減るしねー!


薬に頼らなくても、死なないように安心できる生活カモン!カモン!


                                   戦いはつづくのだ!

今度は歯茎が大変だっちゅー話

2015年01月31日 | 後遺症


「唾液はね、なんだかんだで、超大事」


でおなじみのボクです。
もう今年も残すところ、あと11ヶ月になりますね。


今回は口の内のお話でございます。ハイ。
退院してから一年半。

退院当初はまったく唾液が出ませんでしたが、
ここ最近は3~4割位は回復した気がします。
水を飲む頻度や、口湿スプレーを使用する頻度がだんだん減ってきました。

ですが、ここに至るまでに虫歯には3回なりました。
1日三回食後の歯磨き+寝る前にフッ素のジェルを歯に塗っても、、、、虫歯(白目)

もう本当にどうしようもなかったので、去年の3月頃に電動歯ブラシを購入して、
高濃度フッ素入りの歯磨き粉を使うようにしてからは、虫歯にはならなくなったのですが、
ここ数か月、知覚過敏のような歯が沁みる現象が、頻発するようになってしまいました。

んで、会社の近所の歯医者で診てもらったところ、、、
「歯茎が何か所か、大幅に垂れ下がってるね」との診断。


原因は、、、

1)放射線の後遺症による歯茎の血行障害。
2)加齢によるもの。
3)オーバーブラッシング


のジェットストリームアタックでございました。

というワケで、「今度どうしたら?」と質問をしたところ、
「う~ん、もうウチで処置出来る事はあんまりない。ブラッシングの指導くらい」。。。的な
なんかもう凄い頼りない返事だったので、「この歯医者はアカン!」という直観が働いて、
友達の歯科医のKちゃんにメールで相談→四谷にある歯周病専門の先生を紹介してもらいました。

で、この前四谷の歯科に行ってきたのですが、歯のレントゲンを撮って歯茎の撮影をして、
自分の歯の状態を見ながら色々説明してもらいました。

結論から言うと、一番はオーバーブラッシングが原因で、歯ブラシの選定から、
歯磨き粉などを推奨してもらい、衛生士さんにブラッシングのやり方を教えてもらいました。

あと歯茎が下がって、出てきてしまった歯槽骨の部分には、知覚過敏と虫歯防止の為に
コンポジットレジンという歯科用のプラスチックでカバーを付けてもらう治療計画を
立ててもらうことになりました。


虫歯を気にして歯を磨きすぎると、歯茎にダメージが残る。
歯茎にダメージが蓄積すると歯周病になってしまう。
歯も歯茎も両方バランスよくケアするしかないのですね。


咽頭癌の経験者の方は、歯ブラシのブラッシング方法を歯医者さんでちゃんと、
教えてもらったほうが絶対に良いです。これ絶対必要です!!

下がった歯茎は放射線治療をやった僕らは、外科的治療をすることが出来ません。
セルフケアで歯と歯茎のメンテナンスをしていくという選択枝しか方法がありません。

なので、特に電動歯ブラシで適当に歯磨きをしてる人は気を付けたほうが良いです。
研磨剤が少しでも入ってる歯磨き粉は絶対NGだそうですよ。

一番良いのは、歯科推奨の歯ブラシで丁寧に手磨きするほうが良いみたいです。
僕みたいになっちゃうと、ホント大変ですからね。トホホホ。。。。



※ちなみに、僕がいま使っている歯ブラシはKOデンタルのGVK3.07(柔らかめ)です。
 この歯ブラシ、ホントに磨きやすいです。目からウロコでございます。


癌の後遺症は次から次へと出てきますが、「生きてるだけで儲けもの」と、
今回も考えるようにしつつ、前進あるのみです。



                            がんばれ!ワタシ!(OL風)

来年へレリゴーな話

2014年12月31日 | 後遺症


「昨晩は、コレ着てダサいと、言われたよ」でおなじみボクです。


今年もアッという間に終わっていきますね。
年始はまだ自宅療養をしていて、ロクに食事もできず、
社会復帰なんぞ出来るのか?と絶望しておりましたが、
人間の回復力というのは凄いもので、気がつけば7月から
職場復帰をすることが出来ました。

今年を振替ってみると、色々ありましたが、私の心の中のベスト5は、
こんな感じでありました。


<第5位>
 唾液が少しだけ回復&味覚がかなり戻って、食事が出来るようになった。
 おかげで、外食が徐々に出来るようになりました。
 来年はラーメンを食べれるようになりたいものである。だからまだ死ねない。 


<第4位>
 DJも復帰することができた。 
 入院中も休職中も、僕を支えてくれた物は、なんだかんだ言っても、
 音楽だった気がする。右耳の調子は相変わらず悪いんだけども、
 落ち込んだ時も、元気な時も、自分の周りには音楽が流れていたと思う。
 そして、また現場復帰を暖かく迎え入れてくれた仲間たちにもただただ感謝の
 気持ちでいっぱいである。だからまだ死ねない。


<第3位>
 社会復帰をすることができた。
 1年休職したので、管理職から外され、手取りも10万減ったけど、
 営業職として、また仕事が出来ることは社会からの疎外感から脱出が出来て、
 生きてる意味や、自分の存在意義を改めて認識できた気がする。  
 5年後には、また課長までは復帰してやる。だからまだ死ねない。


<第2位>
 酒が飲めるようになった。
 6月位までは、抗がん剤もやってたし、炭酸がきつくてビールが飲めなかったが、
 気が付けば、ビールとホッピーと焼酎水割りくらいは飲めるようになった。
 来年は日本酒とワインをもっと飲めるようになりたい。だからまだ死ねない。 


<第1位>
 再婚することが出来ました。
 やはり、これに尽きますな。嫁は私にとって「神」のような存在です。
 嫁を幸せにしないとバチが当たる。だからまだ死ねない。



だから私は、まだ死ねないのである。



というワケで、来年も一生懸命生きるので皆様よろしくです。


副鼻腔炎になったり、KYな先輩に言われたショッキングな発言の話

2014年11月27日 | 後遺症



今週はホントに寒いですなぁ。
空気も寒いですが、医療ビンボーで懐も寒いボクです。

久しぶりの更新でございます。
皆さん、お元気でしょうか?
僕は相変わらず、色々ありまくりな日々を謳歌しておりますよ。


■鼻水ズルズルな話
ここ2週間ばかり、右鼻から鼻水が半端なく止まらなくなってしまい、
風邪かなと思って、風邪薬を飲んでいたのですが、熱も出ないし咳も
止まっていたので、アレルギー性鼻炎かなと思って、初めてアレグラを買って
飲んでみたりしたのですが、一向に鼻水が止まらず気が付けば、机の上も、
ポケットの中も、鼻をかんだティッシュの山だらけになってしまい、
あんまり鼻をかんでいたから、鼻も真っ赤になって丹下段平みたいに、
なってしまいました。
あげくに右耳の耳管が詰って、耳づまりになって難聴になってきたよ。おいおい。


アカン!このままではアカン!

心の中で、エマージェンシーコールが鳴りました。
そう思った私は、仕方なく仕事中になんとか抜け出して耳鼻科へ行くことに。
1時間半待たされて、右の鼻を診てもらうとことになった。
結論から言うと、右の鼻だけ副鼻腔炎(いわゆる蓄膿症)になってるそうな。
(=放射線治療の後遺症で鼻炎になると膿が溜まり易いとのことでした。)

とりあえず副鼻腔に溜まった、膿をチューブでズビズバと吸い取ってもらい、
その後、鼻にネプライザーをして、最終的に大量の処方箋を投下されました。
(処方箋については↑の画像を参照してくだされ)

久々の薬漬けである。

抗生物質、アレルギー薬、咳止め、胃薬、消炎薬。。。。
薬のオールスター、それはまるでアヴェンジャーズの如し!!

このオールスターを5日間飲むことになりました。
おかげで昨日あたりから、やっと鼻水と耳詰まりも収まってきました。
山盛りティッシュもだいぶ減ってきて、ひと段落してきましたよ。

やっぱり、冬は通勤時や街に出かける時はマスクが必須だという事を、
思い知りました。自分の免疫力の低下ぶりに驚愕しています(白目)

そして、次回から鼻の調子が悪くなったら⇒すぐに耳鼻科に行こうと思ったのでした。
(健常でないワタシの鼻は、市販薬では治らないという事が今回よく解りました。。。)



■悪意のない励ましは逆に猛毒だっつー話
ネットでこういう事を書くのはあまり好きではないのだが、
この話は、どこかにアウトプットしておかないと気持ちが収まらないので、
ここに記すことにした。

昨日の仕事中の話である。
昔部下だった、Kさん(年齢的には先輩)が、僕が入院中に他の部署に異動になり、
他のフロアに引っ越したので、僕が職場復帰してからも、顔を合わせる事が無かった。
そんなKさんと、たまたま会社の廊下でバッタリ会ったのである。


Kさん「おお、久しぶりだね。元気にしてるのか?調子はどう?」
ワタシ「いやー、調子悪いっすよ。ここ2週間鼻の調子が悪くて・・・」
Kさん「東大病院のほうは、まだ行ってるの?」
ワタシ「ええ、二ヶ月に一回行ってますよ。次回精密検査です」
Kさん「精密検査って何やるの?」
ワタシ「CT撮ったり、PET検査したりですかね」
Kさん「そうか、一度治ってもまだ大変なんだな。」
ワタシ「ええ、あと3年半は通院するんですよ」
Kさん「そういや、この前無くなったSさんの葬式行ったの?」
ワタシ「ええ、お通夜に行きましたよ。」
Kさん「彼も若くして勿体無いよな。真面目でいいヤツだったのにさ。」
ワタシ「そうっすね。惜しい人を亡くしましたよね」
Kさん「彼は悪性リンパ腫になって余命1年って言われたけど
    治療して復帰してから、6年頑張ったもんな。まぁよく頑張ったよ。」

ワタシ「そうっすねぇ。。。(え?コイツ何言ってんの?)」
Kさん「お前も、あんまり無理しないで体労わってあげろよ。」

ここで、このKYな先輩の一言にカチンと来たワタシは、ブラックジョークで
錦織ばりの強烈なレシーブを打ってみることにした。


ワタシ「Sさんが余命1年で頑張ったって事は、僕は治療前に余命半年って
   言われたので、僕は3年頑張れれば良いっすかね?」

Kさん「いやいやいや、何言ってんだよ!あと3年とか言わずにさ!」

   「4年は頑張れよ!」


ワタシ「(え?こいつ真面目に言ってるよ)。。。はぁ、頑張ります。」
Kさん「じゃあ、またな!年末あたりに飲みに行こうぜ!」
ワタシ「はははははははははは!(乾いた笑い)」

そして、彼は去っていった。


そう。
彼は、最後まで自分がとんでもない発言をした事に気づいていなかったのである。
悪意がないというのは、ある意味「無敵」である。
自分の発言した言葉に、例え残忍な言葉が乗っかってしまっていても、
本人に自覚が無いだから、もうどうしようも無いのである。


たぶん、こういう心無い言葉をこれからも彼は周囲の人間に言い続けるのだろう。
悪意がないので「無敵」かもしれないが、世の中はそんなに甘くないのだ。

彼にはきっといつか、とんでもないしっぺ返しがいつか降りかかることだろう。
そんな自分が招いた危機に直面した時、彼はいったいどういう言葉で突破するのだろうか?



ある意味、興味津々である(笑)




                                   おしまい。 

味噌汁が飲めねえわ、血痰出るわって話

2014年10月11日 | 後遺症



今日から三連休ですな。リア充の皆様いかがお過ごしでしょうか?

来年の4月まで有給休暇がもらえないワタシにとっては、
三連休というのは非常に嬉しい休日です。
健常者であれば、いい天気だし、絶好の行楽日和かと思いますが、
疲労困憊気味のワタクシは、少し引きこもりになってゆっくり休もうかなと。。。


そうそう10/21付けで、どうやら仕事のほうも営業本部付き⇒某営業課に異動することに
なりそうです。(=某得意先の担当になるとのこと)
果たして、この身体でどこまで働けるのか不安でいっぱいですが、
ちゃんと働かないと、クビになって「餓死」しちまうので、
倒れない程度に頑張るしか無いですね。ワークライフバランスってって何だ?

会社の同期は皆部長や課長などの管理職となって、仕事をしているのに、
ワタシは新入社員以下に格下げ。でも、また這い上がるしかありません。
「頑張れ!ワタシッ!」と自分を励ましながらまた一歩づつ前進するしかあるまい。


さて話変わって、タイトルにも書きましたが、最近、味噌汁が飲めない事に気が付きました。
どうやら放射線の後遺症みたいなのですが、水とかお茶を飲んでも右鼻から逆流することは
ほぼ無くなってきたのですが、暖かい汁物、特に味噌汁を飲むと90%位の確立で右鼻から
ドバドバ出てしまいます(白目)

昨日も、昼に某牛丼屋で牛丼を食いながら合間に味噌汁を飲んだのですが、ドバドバ逆流して
スーツのズボンの股間に味噌汁をこぼしまくって、お漏らししたみたいになって地獄を見ました。

鼻腔の筋肉の動きが悪いのはわかっているのですが、冷たいものは大丈夫で、
暖かいものはNGというのは何故なんでしょうかね?
(11月に定期健診があるから聞いてみようかなと思います。)

というワケで、味噌汁を飲むことをしばらく封印しようかと思います。
まぁ、人生で味噌汁が飲めなくなっても死ぬわけじゃあないので良いんですけどね。
むしろ、米をちゃんと食べれるようになりたいものです。


あと、先週末から咳と痰が酷くて、水曜あたりからまた血痰が出るようになってしまいました。
とりあえず、市販の咳止め&去痰&喉の炎症に効く薬を飲んでいます。
だんだん、咳も血痰も減ってきましたが、薬の服用を止めると、また咳が出てきます。
来週になっても、咳が止まらないようであれば、耳鼻科に行こうかなと思います。


ちょっと喉の調子が悪くなると、血痰が出るので、毎回、気管支炎?肺炎?肺がん?って
ネガティブな想像をしてしまう自分が情けないです。


健康というのは、本当に大事ですね。
魂が色々と行動を起こそうとしても、体がついてこないと結局何も出来ない。
公私共に、色々やりたい事、食べたいもの、遊びたい事は沢山あるのに体がついてきてくれない。

これほど悲しく、もどかしい事はありません。


それでも「生きてるだけで丸儲け」と考えなければいけないのでしょうね。


どうやら色々と仕事に支障が出ちゃいそうな話

2014年09月09日 | 後遺症


最近涼しくなったせいもあるのか、リビングのソファで寝落ちする確率が
アゲアゲになってきてしまいました(白目)

昨晩もソファでへんな姿勢でテレビを見ていたら、そのまま寝落ちをしていまい、、、
気がついたら夜中の2時になってて寒くて目が覚めました。

そして今朝ベッドから起きたら、右側の背中に激痛が。。。
どうやら昨晩のJOJOみたいな姿勢で寝落ちしたのが原因で背中を
痛めてしまったようです。。。ガチで背中が痛いっす!(涙)

おかげで今日は背中に湿布を3枚貼っているので、周囲から湿布臭いと
言われております。。。。


話変わって、7月~2ヶ月間に渡り、リハビリ復職制度なるものを使って、
勤務時間を少しづつ増やす勤務をこなして、通常勤務に戻るというプロセスを経て、
昨日やっと正式に休職が解かれ、復職辞令をもらうことが出来ました。

ただ仕事としては営業事務的なポジションで、元の営業部署には戻れましたが、
管理職からも外れ、外回りも当分は近場のみ、その他諸々の制限付きという囲われ犬状態です。

特に問題なのが、先日東大に行った時にも主治医にも言われたのですが、
僕の右耳は中耳炎がまだ残っているので、まだしばらくは飛行機に乗っては駄目らしいのです。

ダメよ~ダメダメ!(by東京エレキテル連合)

この言葉が僕の脳裏をよぎったのである。
気圧の関係で、航空性中耳炎という病気があり、鼓膜と耳管が弱っている僕の右耳ちゃんは、
いま飛行機に乗ると、耳の鼓膜が破ける(通称:鼓膜破りの刑)の可能性が高いとのこと。

またもや、癌の後遺症によって私のQOLは低下してしまったようです(号泣)
癌という病気は本当に色々な後遺症がつきまとうので厄介ですな。フハハハハ!

ちなみに僕のいる部署は、海外の仕入先や、国内でも西日本に多くの得意先があるので、
正直なところ、飛行機による出張が多い部署であり、=「飛行機に乗れない」という事は
営業マンとしては「死活問題」と言えるわけです。フハハハハ!

また個人的にも、飛行機に今後も乗れないとなるという事は、自分の今後の人生において
移動できる行動範囲が非常に限定されてしまうワケですよ奥さん!

そういう意味も踏まえると、この会社で今後営業職としてのポジションで
い続けるられるのか?という不安が頭をよぎってしまいました。


■負の思考発動!
1)航空性中耳炎を克服しないと、営業職として仕事を続けるのは厳しいのかもしれん。
        ↓
2)つーか、そのうちリストラ対象になっちゃうのかも?
        ↓
3)なんとかこの病気を防ぐ事が出来ねぇと、マヂでやべえじゃんかよ!(大量の脇汗)


という、【負の思考ジェットストリームアタック】が僕の頭の中でぐわんぐわんしてきて、
思わず口から泡吐きそうになってきたので、ここはグーグル様の力をお借りして、
インターネッツの世界を旅して色々と調べてみることにしました。




んで色々調べた上で、たどり着いたのが↑の航空用耳栓(サイレンシアフライトエアー)です。
アマゾンでどうやら入手可能なようだ。CAさんも御用達という商品らしいです。
果たしてどれだけ効果があるのか?よく分からないのですが、まずは個人旅行をする事に
なったら使ってみようということで、とりあえず1個クリックをしてオーダーしてみました。

この耳栓一つで、僕の今後の世界が広がるのであれば、僕にとっては安い投資であります。
効果が出てくれれば良いのですが。。。運命や如何に!!!

それにしても、癌との闘いは医療費との戦いだなと、最近日々痛感してしまいます。
いまや僕の1ヶ月に使う生活費の中の大部分が今となっては医療費となってしまい、
自分はいったい何の為に働いてるのか? 最近はわけわからんちんになってきました。


それでも、無常にも日々は過ぎて行くワケですよ。
最近、なんの為に生きてるのか?意味が分からなくなる時があります。
人生の楽しみとお金の投資先を見直さないと、すべてがグレーになりそうで怖い。

でも、死んだら終わりだもんね~。
だから、なんだかんだ言っても生きて前進するしかないのか。



                               とにかく、生きねば!!


ウーロンハイが相変わらず飲みづらい話

2014年09月04日 | 後遺症


今日は、2ヶ月ぶりの東大病院での定期健診でした。
14:30に予約したのに診て貰ったのは結局16:20頃(白目)

予約の意味あるんかーい!?

と、男塾の富樫ばりに絶叫しそうになりました。


で、そんだけ待たされて、肝心の診察はたったの5分で終了。
特に異常無しでした。

主治医に、最近胃の調子が悪かったので、先週に会社の保険組合の診療所で
胃カメラ検査して問題ありませんでした。と一応報告したら、、、、

「あっそ。」

の一言で一蹴されました。
相変らずこの主治医とはうまく付き合っていけそうにありません(号泣)


で話変わって、先週末に近所にある美味い串カツ屋に退院後に初めて
飲みに行きました。

ここの串カツは本当に美味いので、調子こいてバクバク食べていたのですが、
3杯目に注文したウーロンハイを飲んだら、口の中がカピカピになって
食べ物も飲み込みにくくなってしまい急遽、黒霧島の水割りに変更して
なんとか、その場を乗り切りました。ハァハァ、ゼェゼェ。。。


嗚呼、大好きなウーロンハイが飲めない(白目)

原因はお茶に含まれてるタンニンという成分でした。
緑茶や紅茶ウーロン茶は、渋み成分のタンニンが多いので、唾液があまり出ない
僕の口の中は、タンニンが付着してカピカピになってしまうそうです。
(情報提供:薬剤師の弱虫さんより)


僕のお酒のヘビーローテーションといえば、、、
【ビール ⇒ ホッピー ⇒ 焼酎水割り ⇒ ウーロンハイ】
がド定番コースでした。



つまり、僕の中でウーロンハイとはAKBで例えるなら大島優子だったワケです。
絶対的エースの優子がいないAKBなんてAKBじゃない!と思うワタシにとって、
ウーロンハイが飲めないという事実は、引退した優子と同じ位の衝撃なワケなのです!!!

たかが ウーハイ されど ウーハイなのです!!!


   
ええっと、完全に話が脱線してしまいましたが、要するに早くウーハイが飲める体に戻りてぇなと
思いを馳せる40代のおっさんが、「串カツ屋の中心でウーハイ飲みたいと叫ぶ」夜の話でした。 以上。




退院後13ヶ月目のQOL(2014.08)

2014年08月07日 | 後遺症


ここ数日の猛暑にやられて、復職後初めて体調を崩して今日は会社を休んで
家で一日中ダウンしてしまいました。
昨晩から急に38度の高熱が出て、体の節々がダルくなってきてフラフラに
なってしまい、まっすぐ歩くのもシンドかったです。

退院後1年以上経っているのに、未だに自分の身体の衰弱ぶりを実感しました(涙)
まだまだ、健常者には程遠い体なのだなと改めて認識させられた気分です。。。

あと2日出社すれば、来週は夏休みなので、明日からは何とか復帰したいところです。
後で、ユンケル飲んで寝ようと思います。


さて、気が付けば、退院後また一ヶ月が経過しましたので、
後遺症の定例報告をしたいと思います。

■嚥下障害について
 今月も、地味に改善してきている気がします。
 最近はパンや、果物が飲み込みやすくなった気がします。
 お米類については相変わらずダメで、とろろとか生卵が無いと飲み込めないです。
 職場での昼ご飯に苦労しています。うどんと蕎麦ばっかり食べています。


■味覚障害について
 ここ1ヶ月でさらに甘味が回復してきました。回復度は85%といったところかな。
 辛さについても、ココイチもゴーゴーカレーも何とか食べれるようになりました。
 アイスクリームや、ガリガリ君を食べると知覚過敏なのか歯茎が沁みてしまいます。
 最近はスイカと桃ばっかり食べてます。


■歯について
 職場でも昼食後に歯を磨くようになったのですが、ついにパナソニックの
 ドルツを買ってしまいました。(Amazonで安かったので)
 もう電動歯ブラシじゃないと、磨いた後のスッキリ感がしないので手放せません(笑)


■唾液について
 経液は先月とあまり変わってないかな~って感じです。体感としては35%位のまま?
 職場では常にフッ素入りのポスカFというガムと噛んでいます。
 ガムと噛むと、けっこう唾液が出るのですが、何もしてないとカラカラになります。
 もう少しなんとかならないもんかなと思います。
 あと、やたら痰が出ます。これにも困っています。 


■声について
 声についても、先月とあまり変化無しって感じです。
 電話越しに話しても、まぁなんとか普通に話せるので、最低限の発音出来ており、
 生活面でも困らなくなってきました。 


■その他
 ・体重は65kgになってしまいました(-2kg)夏バテで食欲が落ちたのかな?
 ・ジョギングはこの猛暑と平日の通勤だけでヘトヘトでサボり気味です。
 ・整体か鍼治療を中止していましたが、また調子が悪くなってきたので再開するかも。
 ・酒はビールと焼酎はボチボチ飲めるようになりました。ホッピーが一番飲みやすいかも。

今はこんな感じです。


7/7~職場復帰をしましたが、今は9~15時まで出勤しています。
来週のお盆休みが終わったら、いよいよフルタイムでの出勤になります。
こんな猛暑&体調不良ですが、フルタイム勤務が出来るのだろうか。。。。

それにしても、管理職課長から新入社員以下の扱いに格下げになってしまったので、
ゴミのような仕事しかさせてもらえないのが、精神的にちょっとキツイです。
でも、1年以上休んで、クビにならなかっただけマシかと思いつつ、今後は
与えられた仕事だけを地道にコツコツとこなしていこうかと思っています。


                           
                               生きるって大変だね。

退院後、初めて○○食べてみた。

2014年06月17日 | 後遺症
東京もやっと梅雨入りしたかと思ったら、今週はまた30度近い猛暑日が
続いてますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

僕は雨(というか湿気)が嫌いなので、天気で暑いほうがまだマシと思いますが、
6月で30度超えは流石に勘弁してほしいですね。


さて、先週末久々に恵比寿で友達がイベントをやっているというので、
少し遊びに行ってきました。
入院する前は良く遊びに行っていたので、1年以上ぶりに行ったらなんだか
凄い懐かしい気分になりました。


2時間ほど久々に大音量で音楽を堪能して、腹が減ったので早々にドロンをさせていただき、
せっかく恵比寿まで来たので、なんか美味いもん食って帰ろうと思いラーメン屋へ。


■らーめん阿夫利


ここも昔何度も食べに来ていたので、なんだか無性に食べたくなって
食べに行きました。



んで、オーダーしたのはゆず醤油つけ麺。


家では、何度か豚骨スープのつけ麺を食べていたので、もう外でも食べれるだろうと思い、
調子こいて「大盛り」を選択してしまったのが悪夢の始まりでした。。。


■悪夢ちゃんポイント
1)麺つゆに鷹の爪が入ってて結構辛い。
2)麺を熱盛りにしたんだけど麺自体が結構コシがあって固い(しかも大盛)
3)スープに脂が少なくて、麺が飲み込み辛い。


上記3点のジェットストリームアタックを見事に食らってしまい、
一口食べては水で胃へ麺を流し込まないと、食べられないという悲劇を体験しました。

自分で大盛りを注文しといて、食べ残すなんてアホなことだけはしたくなかったので、
気合いで完食しましたが、水を飲み過ぎて、途中で気持ち悪くなりました(白目)
大盛りなんかにするんじゃなかった。。。。

とにかく、僕がやたらと食べるペースが遅い&水を飲みまくっていたので、
隣に座っていた女子大生?らしき2人組には、僕はきっとかなり怪しい男に映ったことでしょう。

今まで当たり前のように食べていた物が、今まで通りに食べれないという苦しみを
久々に痛感する夜となってしまいました。


あと、どの位の期間が過ぎれば、今までのように食事が出来るようになるのでしょうか?
もう一生無理なのかなぁ~、と自問自答しながら電車で帰路についていたら、
渋谷駅で、ワールドカップのユニフォームを来たサポーターらしき酔っ払い集団が
大量に乗車してきました。

そして新宿を過ぎた頃、その集団の中にいた一人の女性が突然「ゴブッ!!」っていう
音を立てて、その後大量のゲロをデビルリバースし始めました。


イメージとしては、こんな感じ↓
 


車両中がパニック状態ですよ。ええ。
久々に地獄絵図に遭遇しました。



                                   戦いは続く。

退院後11ヶ月目のQOL(2014.06)

2014年06月05日 | 後遺症



最近、このシュールな一コマ漫画にハマっています。
「サラリーマン山崎シゲル」

それにしても、アホみたいに暑い日が続いたと思ったら、やっと梅雨がやってきましたね。
今年の夏は冷夏とかなんとか言ってますが本当でしょうか?

さて、今日は東大病院で毎月の定期健診日でした。
雨の日だったせいか、外来になってから初めて予約時間通りに診察室に呼ばれて
あっという間に診察が終わったので、なんかビックリでした。
予約通りなのが普通なんだけど、あまりにも毎回遅れてたので時間通りだったので
なんか違和感ありまくり(笑)

血液検査の結果も問題なく、白血球も6800という高数値。炎症値も0.48と問題無く、
ついにラスト1クールの抗がん剤(TS-1)の処方をしてもらいました。

そして来月で退院後1年になるので、頭~肺あたりまでの範囲をCTスキャンで検査を
することになり、検査予約を入れました。
無事に1年目を通過出来ると良いのですが。。。

あと、右耳の中耳炎のほうは、かなり症状が改善して耳づまりも減って聴力も
戻ってきました。
但し!耳管の粘膜を修復してくれる薬のムコダインは、まだ暫くは飲み続けないと
ダメみたいです。相変らずの医療ビンボーです。グエグエ~!


さて、今月で退院後11ヶ月目となりました。
今の身体の状態を記録に残したいと思います。

■嚥下障害について
 相変らずカメのような歩みですが、地味に改善してきています。
 食べれる物がまた少しづつ増えてきました。
 ですが、お米については相変わらずとろろとか水が無いと飲み込めないです。
 薬やサプリメントの錠剤も、飲み込みやすくなってきました。


■味覚障害について
 甘味がだいぶ回復してきました。生クリームも少しだけは甘味を感じるようになりました。
 辛さについても、少しづつですが改善してきて、ある程度の物は我慢できるように
 なってきました。
 あと、酸っぱくて食べれなかった梅干しも食べれるようになりました。
 ただ、唐辛子については、相変らず辛く感じてしまいます。 
 中辛カレーを完食するまでにはまだまだ時間がかかりそうです。


■歯について
 左下奥歯のあたりに鈍痛が走っていたので、歯医者さんに診てもらったところ
 ブリッジを入れてる歯と一番奥の親不知の間の歯茎が炎症気味という事で、
 噛み合わせを少し弱くするように義歯を少し削ってもらい、炎症部には注射で
 薬を注入してもらいました。それから今日までのところ、痛みはかなり改善されて
 固い物を噛んでも痛く感じなくなりました。
 しばらくコレで様子見といった感じです。


■唾液について
 先月よりは少し出るようになったような?体感としては30%位?
 とにかく最近はガムを噛んで唾液腺を刺激するようにしています。

 就寝時は、人口唾液を塗らないと相変らず潤いが持続しないので辛いです。
 相変わらず明け方に一度、目が覚めてしまいます。
 バイオティーンのオーラルバランスというジェルよりも良い商品があれば切り替えたいのですが、
 なかなか良い商品が無いのが現状です(白目)


■声について
 親や友達からは「改善してきたね、以前よりもだいぶ話しやすくなったよ」と
 言われるようになりました。
 相変らず、「ラ行」が喋りづらいのと、電話越しで話すと聞き取り辛いみたいです。
 

■その他
 ・体重は67kgで停滞中です。
 ・ジョギングをまた再開しました。週に2~3回走っています。
 ・鍼治療ですが、あまり改善が見られないので、今月からお店を変えます。
 ・人生初の腰痛を実感しています。コレは後遺症のせい?それとも単なる加齢のせい?


今はこんな感じです。
全体的に、ここ一か月間も地味に回復傾向にあります。
後遺症は相変らず沢山ありますが、TS-1の最終クールまでやっと来たので、
あと「もう一歩!」っていう感じで、頑張ろうと思います。


職場復帰については、会社の人事部と相談した結果、7月からの復帰となりそうです。
7月頭のCTスキャンの結果を見てからのほうが良いだろういう判断になりました。

今月中に復職スケジュールの書類作成と、産業医との面談を今月中に行う予定です。
色々と提出する書類があるので、復職するだけで色々大変だなぁと思う日々です。



あと、もう一歩で社会復帰じゃ!!