12月15日、マーチングバンドの全国大会に行ってきた。
今回は、協会創立50周年の記念のロゴマークをデザインさせていただき、大会にもご招待していただいた。
とても良い席まで用意していただいて、マーチングを満喫。
何事も、頑張って続けていると良いことがあるものだとしみじみ思った。
そして、今回のことで改めて実感したのは、表現したい世界のことはちゃんと勉強しておくべきであるということ。
娘が2年間ほどマーチングをやっていたので、それがなければこのデザインはできなかった。
マーチングに関する知識もそうだが、普段の練習や大会のこと、雰囲気など、肌で感じたものもデザインに活かしたつもりである。
私は楽器はできないので、直接演奏に関わったわけではないが、それでも現場を見る機会を多く得ていたのでそれが良かった。
私は普段描いている作品でも、自分の経験をなるべく投影させるようにしている。
平和をテーマにしたとしても、戦争の悲惨さなんてものは経験していないから、おこがましくてとても描けたものではない。
自分が経験していることや、身をもって知っていることの説得力に勝るものはない。
なので、平和な時代しか経験していない私は、なるべく明るい作品にするように心がけている。
そんなわけで、来年の作品も自分の経験を投影しつつ、自分の思想を作品にしていこうと奮闘中。
そして、見た人が「そうそう」と指でも差して共感してくれたら嬉しいのである。
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