篠崎博見ミュージアム

篠崎博見作品ギャラリー、受賞歴、活動歴は「カテゴリー」から!

さて次はおいらの仕事だ

2017-03-26 15:31:00 | アート・文化
2016年度もいよいよおわり。
そして4月からは2017年度としてスタートだ!
年度刻みの方が区切りのいい生活スタイルなので、気持ちの上では4月が新しい年の始まりな気分なのである。

芸術家体験も終了し、いよいよ自分自身のお仕事だ!
今回は、二科作品の仕上がりの予定が諸事情で1ヶ月ほど早まり、3月中には仕上げなければならない。
そんなわけで、バタバタと二科の作品を仕上げていた今日この頃。
やっと納得のいく仕上がりにでもっていく事ができた。



前にも載せたこの予告写真。
いつもやりたいようにやっているが、今回はもっとやりたいようにやてみた。
でも、ただ遊んでいるだけではなく、ちゃんと自分なりの哲学が入っているのだぞ。

しかし、予定よりも1ヶ月早く仕上げるというのは焦るなぁ。
いつもは、他の作品と同時進行しながら多少のゆとりを持って進めるのだが、今回は1枚にかかりっきりだった。

そして今回は、今までとは大きく変えた点がある。
それは、100%アクリル作品からの脱却!
今回は油絵の具をちょっとだけ使うことにしたのである。
絵の具の使用量としては、全体の1%くらいかもしれないが、最後の仕上げに、人物にのみ油絵の具を使ったのである。
どうしてもアクリル絵の具では、油絵の具のしっとりとした重厚感が出ない。
自分としては、アクリルのあの乾いた感じが好きでもあるのだが、今回は思い切る事にした。
勝負に勝つためには、あらゆる手段を尽くすのである!

しかし、油絵の具を絞り出したのは、大学の卒展用に気まぐれでF30の風景画を描いて以来。
日夜ハトさんの実験で出入りしていた動物実験棟の屋上から見える風景こそ、卒展の1作品に相応しいと思って描いたのだ。
あと、お師匠様と、いつもお世話になっていた画材屋の社長さんの肖像画も無許可で描いて卒展に出したが、これも油絵だった。
大学卒業以来という事は、18年ぶりくらいか・・・
18年!!
なんという事だ!
光陰矢の如しとはこの事だな。

そして今回、さらに19年か20年ぶりくらいに、「Liquitex ACRYLIC REGULAR TYPE ブロンズ」も使った。
これは、学生の頃、一時期だけ彫刻をやっていたのだが、その時の作品をブロンズぽくするために買ったブロンズ色のアクリル絵の具なのである。

なつかし絵の具大集合の今回の作品!
結果はいかに!!!


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「桜びじゅつ展」終了! | トップ | おしらせです »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

アート・文化」カテゴリの最新記事