篠崎博見ミュージアム

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作品解説

2011-09-12 22:54:30 | アート・文化
「百花繚乱展」出品作品の解説です。
解説は一部の作品のみですが、よろしければ最後までお付き合いください。


「冬夏折衷図」
Photo
今回のDMにもでている作品です。当然、最新作です。
夏の花と冬の花を一緒に描いてしまいました。
以前、このブログでも言いましたが、この作品には意図するところがあるのです。
いろいろと想像してみてください。
どういう思いを込めたかは、いずれ、このブログ上でふれる予定です。


「工場裏庭より」
P1050559
今回の出品作品の中では一番古い作品です(人物画をのぞく)。
制作年は2009年。
今回の出品にあたり、やや気になるところがあったので、少しだけ加筆しました。
しかし、ほとんど原型のままなので2009年当時の私の作品がどのようなものであったか感じていただけると思います。
この頃は、背景の処理を試行錯誤している段階で、下地が比較的ツルツルです。
まだ、ザラザラした下地にする方法はあみ出せていませんでした。


「金地椿文鏡」
P1050555
私の個展に足を運んでいただいたことのある方ならご存知でしょうが、単なる平面作品以外の作品も手がけています。
弥生時代の「三角縁神獣鏡」に代表される鏡達は、裏の装飾にこっていた。
ならば、鏡の裏に絵画があったて良いじゃないか!
鏡として使わないときはクルッとまわして絵画作品として楽しむ。
日用品に絵画が入り込んでいる生活。
壁にかけるばかりが絵画じゃない!


「回想(何か楽しいことを思い出したらしい)」
P1050560
ブログをみていただいた方だけに教えちゃう隠れタイトル!
この人物画のタイトルであると同時に、私のブース全体のタイトルでもあるのです!
おじさんの楽しかった想い出が、花の絵に形を変えて、おじさんのまわりに出現!
おじさんを囲むように他の作品が並んでいるのはそのためです。
もともと、個々の作品をそういう意図で制作したわけではありませんが、展示する上で、新しいストーリーを与えてみました。
おじさんの想い出がどのようなものであるか、それぞれの絵の様子から想像してみてください。

              

できるだけ、ご来場いただいた方とお話ししたかったのですが、残念ながら今回もほとんど在廊できません。
今のところ在廊予定は、
9月17日(土)の午後3時くらいから
9月18日(日)の午後4時くらいからです。
もし、会場でお会いできるようなことがあれば、気兼ねなく声をかけてくださいね。

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