内房で秋イカが好調だという。
先日、ロコパパさんも短時間でスミイカを7杯釣ったとか。
なんと!素晴らしい♪
「イカ釣りたいイカ釣りたい」と、例によってじたばた騒ぐ管理人(笑)。
かくして今回もロコパパさんに同行させて頂き、南房アジ~内房イカのリレー釣行に参戦することと相成った。
(毎回スミマセン。)
深夜、すれ違う車のほとんどない館山道を南下し、一路南房へ。
富浦の釣り餌屋さんで事前に解凍を依頼しておいたアミエビブロック2kgを受け取り、さらに一般道を走ってャCントに向かう。
<本日のBGM>
THE POWER STATION "THE POWER STATION" (1985)
ロバート・パーマーの渋いボーカルが目茶カッコいい♪
♪Get it on
Bang a gon
Get it on・・・
と唄っている間に、車は目指す釣り場に到着。
時刻は午前2時。
ロコパパさんは既に到着して釣りを開始していた。
私もさっそくその隣に釣り座を構え、竿を出した。
最初のうちはハタンモフアタリばかりで沈黙が続いていたが、午前4時頃から急にスイッチが入り、25cm級の良型アジが一投一匹の入れ食いとなった。
2号竿&細仕鰍ッで根をかわしながらのやりとりは、とてもスリリングで面白い。
遠投有利とわかっていても、ついついこの釣りをやってしまう(笑)。
隣を見ると、遠投釣法のロコパパさんも快調に釣っている。
いったん入れ食いスイッチが入ってしまえば、遠い近いにかかわらず釣れるらしい。
実は今回、釣り上げたアジにあることを試してみた。
それは、「活き締め&血抜き」。
今までは釣ったアジをそのままクーラーボックスに放り込み「氷締め」で持ち帰っていたが、ある方から「アジも青物のように血抜きをして持ち帰ると格段に美味しい」という話を聞き、どうしてもやってみたくなったのである。
釣り上げたアジは、すぐにえらぶたの後ろからナイフを入れて頭の後ろの脊椎を断ち切り、海水を張った血抜き用バッカンに一匹一匹投入していく。
入れ食いの最中にこんな作業をやっていれば当然手返しが悪くなって釣果は伸びないが、大切なのは釣った魚の「数」よりも「食味」である。
私は美味しい魚(肴?)が欲しいのだ。
どれも抱卵した重量のある個体だった。
そんなこんなで、日の出までの1時間半ほどで25cm級のアジをきっかり20匹キープし、本日のアジ釣りを終了した。
このパターンなら、頑張って早くから来なくても朝4時頃から釣り始めれば十分だったかもしれない。
ちなみに自作の昼用ウキのテストは、夜明け前にコマセが切れてしまったため今回は見送り。
次回以降に持越しとなった。
夜が明けてからはルアータックルにチェンジして青物を狙ってみたが、前回何度かアタリのあったワカたんはお留守の様子。
他のルアーマンの竿も曲がっていなかった。
気まぐれなワカたん。でも追いかけずにはいられない。
やっぱり君はおじさんキラーだ(意味不明)。
そして、いよいよイカ釣りタ~イム!
ロコパパさんの案内で浦賀水道に沿って北上し、到着したのは内房某所の堤防。
何を隠そう、内房で釣りをするのはこれが初めてである。
聞くところによれば、内房ではクロダイやら、スズキやら、キスやらアイナメやらメバルやらカレイやらの魚影が外房とは比べ物にならないくらい濃いらしい。
そして、もちろんイカも!
まさに夢と魔法と冒険のワンダーランドである。
ワクワク、ドキドキ。嬉しいな♪
ここで、前日からラン&ガンしていたという名人sukeさんと合流。
ロコパパさんに呼び出されたらしい(笑)。
(ハジメマシテ~!)
sukeさんからャCントや釣法のレクチャーを受けながら堤防に出てみると・・・
あれま!大混雑!
先端付近はまるで館山の自衛隊堤防みたいな有様だ。
「先端でなくても釣れるよ」というsukeさんの言葉に励まされ、せっせとエギを投げ続けた管理人であったが、そもそも腕が悪いせいもあり、さっぱりアタリ無し。
いや、アタリがあるのか無いのかも良くわからなかったと言ったほうが正確だ。
弁解の余地は無い。
ちくしょう、ぐぐぐ、ぐやじい~!(泣)
結局、午前10時まで粘ってみたものの、無念の坊主のまま時間切れ。
sukeさんがきっちりゲットしたスミイカ3杯をお土産に頂戴して帰路についた。
(sukeさん、有難うございました。めっちゃ嬉しかったです♪)
さすが名人、いい仕事してます!
今回は見事に惨敗だったが、当然このままでは終われない。
次回は・・・・
いや今月中には・・・・
いやいや年内には(ちょっと弱気w)、必ず自分の手でスミイカゲットしてやるぞお~!
首を洗って待ってろよ!スミイカども!
<帰路のBGM>
ROBERT PALMER "DON'T EXPLAIN" (1990)
ロコパパさん、sukeさん、大変お世話になりました。
おかげさまで、とても楽しい釣りができました。
本当に有難うございました。
・・・・・・・・・・・・・・・
<10月5日追記>
アジの「活き締め&血抜き」は想像以上に効果的でした。
dbさんもコメントくださっているように、管理人もこれまで「アジの身はピンク色」と思い込んでいました。
しかし、実際に釣り上げたその場で締めて血抜きをしたアジを捌いてみると、その身はピンクではなくきれいな白色。
ピンク色に見えたのは、実は身に回ってしまった血の色だったのかもしれません。
食味の方も、生臭さが無く、家族にも大変好評でした。
これからは、お造りサイズのアジが釣れたら「その場で血抜き」を励行したいと思います。
釣行翌日の亀山亭鉄板メニュー、「アジの『漬け』茶漬け」。
晩酌は、九十九里の地酒「寒菊」で。
↓
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