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潮待小屋

この秋、釣りを始めるならこれ!「保存版/子供と楽しむハゼ釣り」

コロナ禍でアウトドアレジャーの人気が高まり、キャンプや釣りを始める方が多いと聞きます。

ただ、キャンプと違って釣りの場合、子供連れとなると少々ハードルが高くなります。
堤防や磯は落水事故の危険がありますし、何より魚が釣れないとすぐに飽きてしまうのが子供です。

トラウトの管理釣り場や海釣り公園など釣り入門に適した施設もありますが、場所が限られており、必ずしも気軽に行けるわけではありません。

子供を連れて、近所で釣りを始めてみたい。
できればそこそこ大漁気分も味わいたい。
そんなファミリーにぴったりなのがハゼ釣りです。


ターゲットはマハゼ

釣り場は近所の川の河口域の足場の良い護岸。
釣具屋さんで売っている入門用の釣具セットで始めることができ、餌のイソメもワンコインで買えます。


自販機設置の釣具屋さんもあります

子供達にとって、管理釣り場の貸竿ではなく「自分専用の道具を所有する喜び」は、たとえ安価なのべ竿であっても特別なもの。
大人の階段を一歩登ったような誇らしい気持ちになるはずです。

また、子供の頃にハゼ釣りで釣りを覚えた釣り人は、大人になって磯釣りやルアーフィッシング、船の大物釣りなどひと通りの釣りを経験した後、再びハゼ釣りに戻ってくることが多いそうです。
もしかすると、子供達が一生の趣味に出会うきっかけを作ってあげられるかもしれません。

◇◇◇◇◇

前置きが長くなりましたが、日曜日、そんなハゼ釣りに行ってきました。

ポイントは、私がホームにしている九十九里河川の河口域。
この日は満潮が午前8時半だったので、午前6時の日の出直後から、満潮の潮止まりまでの時間帯を狙いました。

河川内とは言っても、河口域では潮の干満に伴う海水の出入りがあります。
これにより、上げ潮時には川を遡る海水の流れ、下げ潮時には川を下る海水の流れが発生します。
私の経験上、この海水の動きがある時間帯にハゼは活発に餌を食ってきます。

この読みは的中。
一投目から15cm級のマハゼがヒットしました👍。


良型!

その後も一投毎にアタリがあります。
楽しい入れ食いタイムです☺️。

ちなみに外房エリアでは、例年9月から10月にかけてがハゼ釣りのベストシーズンです。
夏の終わりにはまだ人差し指ほどの大きさだった小さなハゼの仔(デキハゼといいます)も、ひと潮ごとに成長して、紅葉の季節を迎える頃には15cm級の立派な天麩羅サイズに育ちます。

11月に入ってからもハゼは釣れますが、朝夕は冷え込むので子供は風邪をひいてしまうかもしれません。
なので、ベストシーズンは10月一杯ということにしておきます😅。


今日一番のサイズ

17cm級の良型も混じり、バケツの中はどんどん賑やかになっていきます。
唐揚げサイズのちびすけは都度リリースしながら、天麩羅サイズを選んでキープします😁。


かわいいハゼ君たち

上げ潮に乗って河川内に入ってくるセイゴもヒット。
セイゴとはいえ30cm級にもなると、引きが強くハラハラドキドキのやりとりです。
この日は2尾釣れましたが、本命ではないのでリリースしました。


小さくてもシーバス

満潮の潮止まりの時間になると、パッタリとアタリが途絶えました。
水量があっていかにも釣れそうな雰囲気なのですが、実はそうでもありません。
潮が下げて川の水が再び流れ始める迄の1時間程は、お魚さんもまったり休憩タイムです。

私の隣で竿を出していた地元ベテラン氏もここで撤収。
さすが、いい判断です。
私は残った餌を使い切るまで居残って延長戦。
あと30分くらいかな。


私のタックル
手持ち竿1本でテンポ良く探っていくスタイルがメインですが、のべ竿も楽しいです♪

そこへ、小さな男の子を2人連れたファミリーが入れ替わりでやってきました。
お父さんは釣り慣れた方らしく、テキパキと道具を準備して子供達に持たせています。
頼もしいパパですね。

すると、男の子の竿にいきなりヒット。
目測15cm級の良型です。
え?マジで?😳
邪念の無い子供に対しては、魚の警戒心も緩むのでしょうか。

その後も男の子達は続々とハゼをキャッチ。
すごいです。
まさに無双状態。
一方の私には、リリースサイズのちびすけがぽつりぽつり。
子供達に勝てません💦。
どうして?
やっぱり邪念のせいでしょうか🤣。



そうこうするうちに私の餌も底をつき、撤収することに。
キープは天麩羅サイズを15尾。
唐揚げサイズのちびすけはこの倍くらいリリースしました。

子供達はその後も順調に釣っていました。
あの様子なら、下げ潮で潮がしっかり動き始めれば間違いなく爆釣モードに突入すると思われます。
将来が楽しみなアングラー予備軍でした😊。



天気がいいので、少し遠回りになりますが九十九里浜を望む海岸道路を走って帰宅。
いい休日を過ごせました。
やっぱりハゼ釣りは楽しいですね。
この秋、お子さんと釣りを始めるならハゼ釣り!
おススメします♪👍

<参考情報など>
・ハゼはほとんどの川で釣れますが、具体的な釣り場情報や、その釣り場に適した仕掛け、餌、装備、駐車スペース等については、地元の釣具店へご相談ください。
(例)九十九里南部、いすみエリアの場合
 →つり具ランド大原店
 →アタック5茂原店
 →キャスティング茂原店
 →タックルベリー東金店
 →上州屋成東店
 (必要な道具一式揃います)
・小さなお子さんには、万が一に備え、子供用ライフジャケットを着用させることをお勧めします。
・立入禁止場所への侵入、迷惑駐車等はトラブルの元になりますのでご注意下さい。
・ゴミは必ず持ち帰りましょう。ポイ捨ては厳禁。

◇◇◇◇◇

さて、晩酌編です。
ここからは大人の時間🤣。

ハゼは新鮮なうちに天麩羅用に捌きました。
自分で釣らないと食べられない貴重な魚。
ある意味高級魚です😁👍。


背開きが基本です

本日の肴は、ハゼと秋野菜の天麩羅。
画像はありませんが、深大寺蕎麦も茹でました。


外はカリッと、中はフワッと

田酒の秋酒「紅葉ラベル」も開栓。
旬の食材には季節感のあるお酒を合わせたいですね。


絶妙なマリアージュ。
大変美味しゅうございました♪😊


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