潮待小屋

メジナ入れ食い♪


勝浦漁港、タンク前での釣果の一部
中メジナが入れ食い!


久しぶりの平日釣行である。
さて、何を釣ろうか、どこにいこうか、と思案に暮れた挙句、結局いつもの浜行川漁港に決定(笑)。

朝4時、浜行川に到着。
赤灯堤防の先端に向かう。
堤防には、平日にもかかわらず既に先客の気配が5~6人。
うざい釣り人たちだ。
何がうざいか、説明するのもうざいので、説明しない。とにかくうざい。

堤防先端付近が一ヶ所ぽっかり空いていたので、そこに釣り座を構え、磯竿1号にさびき仕鰍ッをセットして釣り開始。
やっぱり、夏場の釣りの王道といったら、小アジ釣りでしょう。
わははは。

しかし・・・、ぜんぜん釣れない。
2時間ほど粘って、小アジが10匹。
うーん、なんだかだめだめモードだ。

こらえ性のない私は、このャCントをさっさと見切って移動。
興津外堤、吉尾の堤防、松部漁港とチェックして回るが、いずれも先客あり。
平日だというのに、みんな何をしているんだ。仕事はどうした?!

最終的に落ち着いたのは、勝浦漁港、タンク前の岸壁。
魚市場前は現在改修工事中で釣りはできないが、タンク前はOKだ。
先客も4人程度。すいている。
さっそく、シロギス狙いのちょい投げ仕鰍ッをセットして、朝7時すぎ、釣り再開。
時合はちょうど満潮の潮止まり。

しかし・・・、この作戦も全然だめ。
仕鰍ッを投入するたび、針にからまってくるのは緑色の糸状の藻。
夏場の高水温の影響で、港内の海底には藻がはびこっているらしい。
この状態になってしまったら、キスは釣れない。
あ~あ・・・・・・。

そうこうするうちに、タンク前の岸壁角のャCントが空いた。
そこに陣取って、アジの活き餌でヒラメか青物を狙っていた釣人が荷物を片付けて帰っていったのだ。今日はだめだったらしい。
当然、私はそこに移動する。
この岸壁で一番潮の流れのある好ャCントだ。
足元の海中を見ると、なにやら青っぽい魚の影がたくさん見える。
いったいなんだろう。
磯竿1号を再度セットし、1.2号ハリスにチヌ針0.5号を結び、えさはイソメをつけてすぐ目の前の足元に投入した。

すると、第1投目からウキがスパッと消し込み、強烈な勢いで魚が走る。
あがってきたのは25センチ弱のまずまずの型のメジナ。
なるほど、この青い影はメジナだ。
針をグレ針5号にチェンジし、ウキ下も調整して、軽い気持ちでメジナを狙ってみた。

ところが、今日の勝浦漁港は何だか異常だった。
1投ごとに、20~25センチの中メジナが入れ食い。(手のひらサイズ以下はリリース。)
仕鰍ッが落ち着く間もなくヒットしてくる。
時折、竿を満月にまげてギュイーンと底に突っこみ、ハリスをぶち切って逃げていく奴もいる。
30センチ級もいるようだ。
しかし、玉網は使わない。玉網を入れると、魚が散ってしまうからだ。
魚を鰍ッたら一気にごぼう抜き。
魚との力比べ。めちゃめちゃ面白い。

やがて、ギャラリーが集まってきた。
「へえ、メジナってこんなに簡単に釣れるんだあ。」
なんだか失礼な物言いだが、まあ許そう。
このまま、あと1~2時間も釣っていれば、メジナの「束釣り」(1束は、100を意味する単位)も夢ではないぞ。ぐふぐふ。
などと、よからぬことを考えていると、一艘の漁船が、給油のため私の釣り座に接岸してきた。
「がーん!」

残念ながら、これにて今日の釣りは「おしまい」。
正味30~40分のフィーバータイム。
給油の船が接岸してこなかったら、まじめな話、束釣りも可能だったのではないかと思う。
残念である。

「いい話のネタができるところだったのにいッ!」

      

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