今週末の予報は、北東微風の凪ぎ。
よし!ついに来たぞ!
「星魚」日和!
満を持して、南房磯へ向けて車を走らせる。
今期「星魚」戦のMYテーマソングも、釣れるまでヘビーローテーションだ(笑)。
↓こちらはアコースティック・バージョン。
http://www.youtube.com/watch?v=meFK4pmHgLU
インターチェンジを降りて、黄色い釣り餌屋さんに立ち寄り、解凍を依頼しておいたコマセと付け餌を調達する。
今回の付け餌は、定番のオキアミ3Lサイズと、初めて試す生の「ホタルイカ」。
「ホタルイカで何を狙うんですか?」と聞かれたが、そんなこと恥ずかしくて言えない(笑)。
いつの日か結果が出たら、どや顔でご報告させて頂きます。
午前二時。
前回、ウネリが激しく諦めたャCントに到着すると、すでにIZUさんの車が停まっていた。
ウエーダーを履き、背負子を背負って釣り座に向かう。
風はほぼ無風。海も穏やかに凪いでいる。
お邪魔にならないよう、IZUさんのものと思われる赤いLEDの見える岩から十分離れた位置に陣取り、チャランボを打ち込む。
今回の仕鰍ッは、いつもより一回り強めのカゴフカセ。
道糸PE2.5号に、ナイロンリーダー10号、ノーシンカーのフカセカゴにゴムクッション。
フロロハリス6号の先には、環付きシブダイ針18号を結ぶ。
一体何を釣るつもりだ?と笑われそうな仕鰍ッだが、狙いは明確。
この針を軽くひと呑みにするレアな魚だ。
魚屋で買える魚は、"OutOf眼中"(笑)。
付け餌はオキアミ3Lサイズを2匹、抱き合わせで鰍ッて、点在する根の間の溝を流す。
数投目からウキに反応が出始めるが、明らかにフグのアタリだ。
仕鰍ッを回収すると、案の定、付け餌が齧られて無くなっている。
むむむ・・・
そこで、付け餌を秘密兵器の「ホタルイカ」に替えてみる。
すると、フグに悪戯はされるものの、オキアミよりも俄然餌持ちは良くなった。
おお、これはいけるかもしれないぞ♪
幽かな月明かりの差し込む海中を、何かを誘うようにふわりふわりと漂うホタルイカ。
怪しい怪しい!
めちゃくちゃ怪しい!(笑)
そして、このくらい怪しくなければ興奮しなくなった私は、もっと怪しい(爆)。
そうこうするうち、IZUさんらしき人影が撤収し、磯に立つ釣り人は、見渡す限り私ひとりだけになった。
いや~、最高だ!
こんなシチュエーションで本命が釣れちゃったら、某国プリンセスの出産どころの騒ぎではない。
ひとりで勝手にテンションを上げて、怪しいホタルイカ仕鰍ッを投入し続ける私であった。
さて、その結果は・・・・・
はい、完敗でした。
途中、何回かフグではないアタリもあったが、しっかりと食い込むには至らなかった。
イサキ?それともメジナ?
正直、仕鰍ッのサイズを落として正体を確かめたい誘惑にも駆られた。
しかし、仮にそれで他魚を釣ってみたところで、所詮は負けが確定するだけの話。
初志貫徹。そのままお馬鹿な釣りを続行した。
そんな中、明け方近くになって釣れた一匹のアジ君。
よくこんな針に食いついたね。褒めてあげよう(笑)。
回遊型のノドグロだったので、そのままリリースした。
午前4時半。
日の出とともに第一ラウンド終了。
ャCントを撤収し、第二ラウンドは何を狙おうかと考えながら別の磯の様子を見に行くと・・・
またまたIZUさん発見(笑)。
青物狙いでメタルジグを投げておられた。
今年5月には、セグロイワシが大量接岸してワラサ~ブリサイズのフィーバーで賑わった磯。
今朝の状況など色々と情報交換しているうち、何やら海面がざわつき始め、大型魚らしき単発のボイルが発生した。
ああっ、何か居る!
スズキか?青物か?
慌てて車に戻り、私もロッドを持って参戦。
しばらくの間ジグを投げ続けてみたが、沖合いにイワシの気配はあるものの特段追われて逃げる様子も無く、ジグへの反応も残念ながら無かった。
とはいえ、大型魚がイワシの群れを追い込んで捕食するには絶好の地形。
これからも時々巡回してみよう。
IZUさんと別れた後は、ライトタックルに持ち替えてショゴ調査。
周辺の港を何箇所か回ってみたが、まったく気配なし。
ソーダ堤防の様子も見てみたが、まだ回遊していないようだった。
う~ん、小型回遊魚も駄目かあ・・・・
よし!思い切って、外房へ移動だ!
下道を北上し、やがて外房エリアに入る。
最初に立ち寄ったのは、前回、小カマスの猛攻に遭った「カマ磯」。
駐車スペースに車を停め、必要最小限のタックルを持って突入する。
今回はカマスサビキも準備してきたので、たくさん釣れたら干物にしてやるのだ。
むふふふ♪
細い崖道を通ってカマャCントに出てみると・・・・・あらら。
底物狙いのダンディなおじ様達で既に満員。
困ったわ。どうしましょう。
あたし、とっても照れ屋なの。
仕方がないので、磯の端っこでカマサビキを投げてみるわ。
そお~れえっ♪
おかしいわねえ。
前回、あれほどたくさん居た小カマちゃんが一匹もいないわ。
皆どこかへ移動しちゃったのね。
挙句の果てに、根鰍ゥりでカマサビキ一式ロストしちゃうし・・・
どんだけえ~!
もういいわ。
さっさと引き上げて、次行くわよ、次っ!
そして、やってきたのは大きな港。
ショゴが寄っていれば、この港に入っているはずだ。
時刻は既に9時を回っている。
10時には帰宅の途に着かないといけないので、最後のワンチャンスだ。
かつて、豆アジの泳がせでショゴを狙っていた頃に通い詰めた定番ャCントで、ピンテールワームをセットしたジグヘッドを投げてみる。
いったん底を取り、縦方向のショートピッチジャークで左右にダートさせつつ上層まで探ったら、ベールを起こして一気に底までフォール、再び左右のダートで誘いながら全レンジを探り上げてくる、の繰り返し。
さすがにこんな真昼間にリアクションの釣りは厳しいかな、と思っていたが、開始後数投目で待望のヒット!
これは間違いなくショゴでしょう!
じきに姿を現したのは、目測27~28cmのショゴ。
後ろには同サイズのショゴが数匹付いている。
やったね、初物だ、と抜き上げようとしたら・・・・・
ボチャン!
まさかのバラシ。
えええええ~っ!(泣)
く、くやしい。
しかも、バラシたショゴは、周りに居た仲間を引き連れて、沖に逃げていってしまう。
このャCントは、しばらくの間釣りにならない。
ショゴは確かに居る!
絶対獲ってやる!
俄然ムキになった私は、岸壁を50mほど移動して、キャスト再開。
まずは港内中央付近まで遠投し、表層付近を激しくダートさせながら手前まで曳いて、魚の気を惹いてやる。
やる気のある魚が居れば、付いて来るはずだ。
すると、案の定、ピックアップ寸前のルアーの後ろに数匹のショゴが付いているのが見えた。
ここですかさず、ベールをオープンにして、フリーフォール。
ショゴの群れも、ルアーを追って底に向かう。
すぐにベールを起こして、縦方向のショートピッチジャークでルアーを左右に飛ばす。
いわゆるワインド釣法である。
ガツン!
よっしゃ!ヒット!
今度はばらさないようしっかりとアワセを入れ、一気にごぼう抜き。
勢い余ってすっ飛んできたのは、帰宅後計測で28cmのショゴたん。
嬉しい~♪
私がショゴを釣り上げるのと同時に、何かのイベントをやっていた漁港脇のホテルの上空に花火が上がった。
パン!パン!
まるで私の釣果を祝福してくれているかのような、絶妙のタイミング。
こんな小さな魚一匹に、出来すぎた演出。
まことに申し訳ありません(笑)。
かくして、かろうじて坊主を免れて帰路に着いた私であった。
次回こそは・・・・
何とか本命魚を・・・・・・
無理かな?(笑)
<追記>
晩酌の肴に頂いたショゴの刺身、大変美味しゅうございました。
刺身で食すなら、成魚よりも30cm程度のショゴの方が断然美味しいと思っているのは私だけでしょうか?
たまにはビールで乾杯♪(笑)
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