今日は第三土曜日。
勝浦～小湊の漁師さんの一斉定休日である。
普段は漁船や遊漁船の通行が激しくて釣りにならない漁港出入り口のャCントも、今日ならのんびり竿を出すことができる。
釣師にとっては貴重なチャンス。逃すわけにはいかない。
ついつい鼻息も荒くなる。
ふふふんっ！
そんな意気込みとともに管理人がまずやってきたのは、小湊・寄浦漁港。
時刻は朝3時。
車横付けで釣りのできる埋立地のャCントをチェックするが、既に大勢の先客で満員御礼状態。
げげげ！
この護岸ャCントはいつ来ても満席で、いまだに一度も竿を出せたことがない。
夜中にテトラに乗るのは危険だし・・・。
車を回して右堤防もチェックしてみたが、ここでは堤防入り口に大きく「立ち入り禁止」の看板＋侵入防止の柵が。
だめじゃん（泣）。
結局この釣り場は諦め、国道を引き返して、浜行川漁港へ突入。
先週好調だったので、「夢よもう一度♪」である。
駐車場に車を停めて、荷物を降ろし、赤灯堤防へ向かう。
堤防先端には、先客3名のみ。
先ほどの寄浦の混雑振りとはうってかわって、余裕のよっちゃんだ。
先端手前の港内向きのャCントに釣り座を構え、さっそくタックルの準備。
先週と同じく、磯竿1号に2号負荷の電気ウキとロケットカゴＳをセットしたライトなカゴサビキ仕鰍ｯである。
遠投の必要のない釣り場では、この仕鰍ｯが面白い。
コマセカゴにアミエビを詰めて、船道のャCントに投入。
竿を煽ってコマセを振り出し、そのまま潮に乗せて流してやる、流してやる、流してやるったら流してやる・・・
あれれ！？ちっとも流れねーじゃん！
どうやら潮がほとんど動いていないらしく、仕鰍ｯはほぼ一箇所に止まったまま。
なんか、すっげーいやな予感がする。
やがてコマセが効いてきたのか、もぞもぞとしたアタリがウキに出始める。
しかし管理人は渋い顔。
このアタリは、フグがコマセカゴをつついているアタリなのである。
本当である。
証明して見せようか。
ビシッと一発竿を煽ってやると、ほうら、サビキ仕鰍ｯにスレ鰍ｩりでフグのトリプル～！
あははは♪（何やってんだか）
その後もひたすらフグとネンブツダイの猛攻が続き、夜明け直前にパタパタっとほんの気休め程度にアジが釣れた。
くうぅ・・・。
先週好調だったのは、海の神様の気まぐれだったのか。
負けた負けた。今日は惨敗！
本日の貧果。
レギュラーサイズ1匹に、ジンタサイズ5匹。
豆ムツ1匹。
日が昇り、すっかり明るくなったところで堤防先端にいた釣師が撤収。（注：後にこの方が外房釣師会のすぎさんであることが判明。）
その後に入らせてもらい、あわよくばとエギなど投げてみるものの、当然のように無反応。
ウキフカセ仕鰍ｯに換えてみても、海中に湧き上がる木っ端メジナの「メジナ玉」に取り囲まれ、付け餌が3秒ともたない。
もはやこれまで。
潮どきと判断して、朝7時過ぎ、まだちょっと早いが納竿とした。
・・・・・・・・・・・
いつもならこのまま帰路に着くところであるが、実は今日は「外房釣師会」のオフ会の日。
外房港公園駐車場横の広場で、メンバーに合流した。
釣果のアジをせっせとおつまみ用に捌いている方もいれば、なんだか知らないが既に出来上がっている方も。
美味しい手料理に舌鼓を打ちながら、楽しいひと時を過ごさせていただいた。
みんなはこの後、夕まずめの時間帯を狙って釣りをするという。
しかしながら管理人は野暮用、つーか奥さんとの約束があったのでお昼前に失礼することに。
後ろ髪を引かれつつ、時間切れで外房港を後にした。
みなさんお世話になりました。
後片付けのお手伝いしなくてごめんなさい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
本日のBGM
THE DAVE BRUBECK QUARTET "TIME OUT"(1959)
