先日、奥さんが私に一枚のＣＤをくれた。
MICHELLE BRANCH "HOTEL PAPER" (2003)
何枚かまとめ買いすると1枚分無料になるというので、私の分も買ってくれたらしい。
「パパはきっとこういうのが好きなはずだ」という。
え？でもおいらはいまどきのガールズ･ャbプは苦手なんだけどなあ、と思いながら聴いてみると・・・
なんと！目茶かっこいいロックではないか！
ボーナス･トラックとして、私も知っているサンタナとのコラボ曲（"The Game of Love"）も収録されていた。
そうかあ、この曲を歌っていたのが彼女なんだ。
うん、気に入った♪
そんなわけで、本日は珍しく今風のＢＧＭを聴きながら出撃（笑）。
国道128号線を海沿いに南下し、やってきたのはKG某所の岸壁テトラ。
（管理人注：安全の観点から、足場の悪いテトラの釣り場については具体的なャCント名の紹介は控えさせていただいております。ご了承ください。）
時刻は午前4時半。
ちょうど満潮の潮止まりから下げに入る時合である。
車を横付けし、先釣者に声を鰍ｯて、さっそくいつものカゴ仕鰍ｯ＋オキアミ餌で釣り開始。
潮もほどよく流れて雰囲気は非常にいいのだが、ヒットするのは例によって体長12～13センチの小アジばかり。
レギュラーサイズは全く食ってこない。
でも、ノープロブレム。
今回、このシナリオは織り込み済みだ。
隣の釣り人と、「いやあ、活き餌サイズばかりですなあ。あはは♪」などと会話しながら、せっせと小アジを釣り貯める。
東の海から朝日が顔を出す頃には、海水を張ったバッカンの中はすっかり小アジで一杯になった。
周囲がすっかり明るくなると、どこからともなく無数の小メジナが湧き出てきて、小アジのアタリはぴたりと途絶えた。
隣の釣り人は既に「泳がせ釣り」を始めている。
私もそろそろ仕鰍ｯを交換しようかなあ、と考えていたとき、突然、隣の釣り人の竿が大きく曲がった。
おおっ！ヒラメだ！
下段のテトラに降りてタモ入れをアシストし、無事取り込んだのは、目測40センチオーバーの立派なヒラメサイズ。
うわあ！いいなあ！（羨）
こうしてはいられないと、私もあわてて泳がせ仕鰍ｯに交換し、小アジを背がけにして投入した。
どりゃあっ！
平べったいの来い、平べったいの来い・・・・
しばらくすると、今度は突然目の前で小魚が水面に飛び出して逃げ惑う「ナブラ」が立った。
そしてその直後、なにか大きくて細長い魚が目の前を猛スピードで泳いでいった。
うわ！なんだなんだ？
イナダか？それともスズキか？
あのスピードは青物っぽいな。
あんな奴が鰍ｩったら、こんなやわなタックルじゃ絶対獲れない。
ああーん♪
どうしよおおん♪
・・・しかし、それは無駄な心配だった。
その後、海はすっかり沈黙。
活き餌の小アジ君も元気なままのどかに泳ぎまわっている。
ナブラも見られなくなった。
がーん！終わっちまったか・・・。
せっかく用意した60ｃｍ枠の玉網も出番なし。
↓
活き餌の小アジ君もたくさん残ってしまった。
↓
（サバはおまけ）
や、やばい。
このまま家に帰ったら、「小アジしか釣れないパパ」という不本意なレッテルを貼られてしまう（汗）。
「ねえママ、最近パパは小アジしか釣ってこないね。どうして？」
「そうねえ。きっと下手っぴだからなんじゃない。」
いやいや違うんだよ、ほんとはもっと大きな魚を狙ってたんだよ、それに、小アジを釣るのだってそれなりに技術が必要なんだよ、などと言い訳してみても始まらない。
この世は目に見える結果がすべてだから。
うーん、こうなったら仕方がない。
コマセもまだ少し残っているし、恥を忍んで小メジナ釣りだ。
「漬け」用の食材確保して帰るぞ！
足裏サイズ２～３匹もあれば充分だ。
ええそうですとも。所詮おいらは俗物です・・・。
かくして、小一時間ほど「こそこそと」ウキフカセでテトラ周りを探った結果がこれ。
↓
25センチ級になると、結構いい引きで楽しませてくれる。
タナゴも24センチ弱の良型。
↓
とりあえず食材は確保したが、なんだかなあ・・・・・・・
こんなことでいいんだろうか・・・・・・・
ちくしょうっ！
次は絶対リベンジしてやるぞっ！
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＜おまけ＞
活き餌の唐揚げ featuring サバっちょ
