さて、2012年の初釣りである。
ターゲットはもちろん、泳がせヒラメ。
今シーズン、既に3回トライしているが、まだ一枚も型を見ていない。
この辺りでなんとか結果を出したいところだ。
やってきたのは外房某港。
前回、南房で泳がせ新規開拓を試みて惨敗したので、今回は手堅く実績ャCントに入ることにした。
時刻は午前4時。
堤防先端の船道向きに陣取り、まずはカゴサビキで活き餌用のジンタアジを狙う。
しかし、釣り始めてから30分ほど経っても、全くアジの気配が感じられない。
え?うそだろ。このャCントにアジが居ないなんて・・・(汗)。
前回の南房の悪夢が脳裏をよぎる。
そうこうするうち、ウキが何やらもやもやとおかしな動きを始めた。
なんだろうと思って竿を上げてみると、サビキ仕鰍ッに20cm強の可愛いヤリイカが絡まっていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/7d/5e153c84ec9f239750d5bb236fae40e0.jpg)
2012年最初の釣果はまさかのヤリイカ
こいつが寄っているからアジが逃げてしまったのだろうか。
予想外の事態である。
参った。
こうなったら、ウミタナゴでもカタクチでもなんでもいい。
泳いでくれる小魚を確保しなければ!
仕鰍ッをサビキ針から餌付け用の2本針仕鰍ッに交換し、オキアミSサイズを刺して投入。
小型のウミタナゴをぽつりぽつりと拾い釣りして、活かしバッカンにキープする。
なんだか嫌な展開だ・・・・
やがて、東の空が赤紫色に染まり、朝マズメの時合いに入る。
すると、ウミタナゴとは明らかに違う鋭いアタリで、ウキがスパッと海中に消えた。
やっと来た!アジだ♪
すぐに仕鰍ッをサビキに戻し、アジ捕獲モードに突入。
回ってきたのは20~22cmの活き餌には少々大きいサイズだが、この際贅沢は言っていられない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/24/d7620a761d36efa96738696787b8f363.jpg)
活き餌の残りはお持ち帰り。体高のある外房金アジ。
一投毎に1~2匹のペースで10匹ほどキープしたところで、今度は30cmオーバーのサバの群れが登場。
あっという間に仕鰍ッをぐちゃぐちゃにされてしまった。
それでもなんとか活き餌用のアジは確保できたので、それ以上の深追いはせず、カゴの部を終了する。
次はいよいよ泳がせだ。
ロッドケースから泳がせタックルを取り出して、まずはウキ流し釣り仕鰍ッをセットする。
タナは、底を少し切るくらいに調整。
ベタ底を流すと、サメやウツボにやられてしまう。
活きアジを弱らせないよう、鼻に親針、背びれの後ろに孫針を手早く打ち、払い出しの潮流に乗せるように投入。
餌は少々大きめだが、50cm以上のヒラメサイズであれば多分問題なく食ってくる。
ところが・・・・
風向きが悪く、横方向からの強風にあおられた仕鰍ッはすぐにコースから外れてしまい、狙ったャCントに流し入れることができない。
う~ん、これじゃだめだ。
ただ漫然と流していて釣れるほど陸っぱりヒラメは甘くない。
ャCントを移し、仕鰍ッを「かめやま式エレベーター仕鰍ッ」に替えて、ピンスャbトで待ち伏せる作戦に変更する。
見てはいけません
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/4c/d14543ced9590381a9c5d6569f8d21d3.jpg)
活かしバッカンから一番元気のいいアジを選んで針を打ち、沖に向かって伸びる岩礁と岩礁の間の砂地のスリットを狙って投入。
きれいに着水したのを確認し、ラインを張ってそのままアタリを待つ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/d2/4b2baa926a018d20f12f913f1aae5640.jpg)
すると・・・・・
しばらくして、ふいに竿先がじわ~っと押さえ込まれ、そしてゆっくりと元に戻った。
おっ、来たぞ!
本命か?
でも、ここであわててはいけない。
たっぷり20数えてラインスラックをとり、底から引き剥がすように大きくロッドをあおる。
グイン、グインッという生体反応。
よし、乗った!
ここからは真っ向勝負。
底に張り付かれないように、ロッドパワーにまかせてリフトアップ。
ヒラマサ天剛MHがバットまできれいに曲がる。
おっと、これは結構良型か?
じきに姿を現したのは、目測60cmオーバーの本命。
最後の突込みをロッドでためて堪え、無事にネットイン。
よっしゃ!獲ったどお~!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/92/d0069554831f1b696b0d5da2d2b4cd8c.jpg)
本命63cm
<使用タックル>
カゴアジ用: がま磯ファインフォースM+ステラ3000HG+PE1.5号&ナイロンリーダー6号
泳がせ用: がま磯ヒラマサ天剛MH+ステラSW6000HG+PE2.5号&ナイロンリーダー10号
ヒラマサ天剛は、二度目の登板で入魂完了。いい竿です♪
肉厚の見事な寒ビラメ。
さて、どんな風に料理してやろうかな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/28/2c6db12f7addb5ae2c23e05815158b5f.jpg)
とりあえず今夜は、初釣りの成功を祝してエンガワで一杯♪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/82/969b120e7565df2281a78089310b6972.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/d4/4dd65b7446f8496f3594debe481cb2b9.jpg)
今年も楽しい釣りができますように♪