わが国の遊漁制度近代化に向けた前向きな第一歩と捉えたいと思います。
以下、昨日の時事通信ニュースからの引用です。
◇◇◇◇◇
2021-09-15 19:40経済
遊漁船マグロ枠創設案=漁獲量を厳密管理―水産庁
太平洋クロマグロの資源管理をめぐり、遊漁船向けに漁獲枠を創設する案が水産庁で浮上していることが15日、分かった。
クロマグロのレジャーによる釣りは、大型魚(30キロ以上)の漁獲量急増を受け、現在は禁止となっている。
同庁は遊漁船業者や釣り人からの再開への要望を踏まえ、漁業者と同じように枠を設けた上で、厳密に管理することを模索している。
青森県などの日本海側では、遊漁が観光資源となっている地域もあり、経済への影響を考慮すると禁止し続けるのが難しい情勢となっている。
水産庁内では「枠導入を議論せざるを得ない」(幹部)との見方が強まりつつある。
〜中略〜
同庁は遊漁について、さらに詳しく実態把握を進めつつ、許可制とする米国の事例などを参考に適正な管理体制を検討する。
ただ、「遊漁者に1尾も捕らせたくない」(政府関係者)と考える漁業者と、枠を多く確保したい遊漁者の利害が対立し、調整は難航しそうだ。
[時事通信社]
◇◇◇◇◇
問題の本質は最後の一文に凝縮されています。
漁業者と遊漁者(および関連業界)の対立する利害をどのように調整するのか。
これまで水産業の振興をミッションとしてきた水産庁だけで、国民目線からの真にフェアな調整を担えるのか。
スメ[ツ庁(文科省)や観光庁(国交省)なども巻き込んで、開かれた議論を行うべきではないか。
衆院選を控えたこの時期、水産族といわれる議員さんたちに質問をぶつけてみたい気もします。
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