今週末も、プレゼン先から帰宅するやいなや、タッチ&ゴーで出撃。
どたばた、あたふた。慌ただしい(汗)。
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今回の予定は、夜のうち南房磯でカゴを投げて、朝マズメに青物釣査をして、その後外房に移動して外房釣師会のオフ会に参加するというものである。
こちらもなんだか忙しい。
車に荷物を積み込み、上限1000円割引の終わった館山道路で一路南房を目指す。
車中のBGMは、ジョー・ジャクソン。
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JOE JACKSON "NIGHT AND DAY" (1982)
"STEPPIN'OUT"は日本でもヒットしたので、覚えている方も多いかもしれない。
当時はこれが最先端の「オシャレな」音楽だった。
現地到着は、午前2時。
やってきたのは久しぶりの南房某磯。
ウエーダーを履き、ひざ上までじゃぶじゃぶ浸かりながらャCントを目指す。
誰もいない静かな夜磯に、自分ひとり。
やっぱ夜釣りはこうでなくっちゃ。
夜の部のターゲットは、陸っぱりイサキ。
昨シーズン、カゴアジャCントが満杯で仕方なく移動した初めての場所で、人生初の2匹を偶然ゲットしてしまったのをきっかけに始めた釣りだ。
とはいえ、昨シーズンの捕獲総数は6匹。
いい日でもせいぜい2匹。坊主の日の方が多く、決して効率の良い釣りではないが、それでも惹きつけられるのは、釣れるか釣れないか結果の読めないスリルのせいかもしれない。
今日のャCントも、昨シーズン見つけた数か所のャCントのうちのひとつ。
一段高くなった釣り座にチャランボを打ち、タックルをセットする。
ロッドはカゴスぺⅡ3?3、リールはSW4000XG、ラインはPE1.5号+ナイロンリーダー6号、仕鰍ッはいつものカゴフカセ(ノーシンカー)。
タナを少し浅めにとり、まずはコマセのみを打ち込んで潮の流れをチェックする。
ここは釣り座の右側に浅い根があり、昨シーズンは、その沖を右から左に向かって早い潮がかっ飛んでいるときに良い結果が出た。
仕鰍ッを根の先へ遠投し、ラインをとられないよう気を付けながら流して潮筋を確認する。
しかし・・・・あれれ?全然潮が流れていない(汗)。
仕鰍ッはほぼ一ヶ所にとどまり、ゆらゆらと心細げに揺れている。
う~む。嫌な予感がする。
付け餌を付けて実釣開始したところ、予感は的中。
小さなアタリは頻発するものの、全部ネンブツダイ。
この魚が群れているときは、かなりの確率でアウト!である。
しかし、この時間からの場所替えはもう無理だ。
潮変わりを期待して、ここはじっと我慢する。
そうこうするうちに、少しではあるが潮が流れ始めた。
よし、チャンスだ。
右の浅根が切れてストンと深く落ち込んでいるャCントまで仕鰍ッを流したところで軽く誘いを入れてやると・・・・・
ウキがスッと沈んで沖に向かって走り出した。
しっかり合わせを入れて寄せてくると、姿を現したのは本命ではなくメジナ君。
残念でした(笑)。
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キープサイズぎりぎりの35センチ。一瞬どうしようか迷ったが、とりあえずストリンガーに繋いで泳いでいてもらう。
さあ、これからだ!と俄然テンションが上がったが・・・・
その後は全くアタリなし。
頭上を見上げると、いつの間にかきれいに晴れた星空に、一瞬の流れ星。
背後の崖下には、一匹のホタルが姿を現す。
崖の上に沢でもあるのだろうか。幻想的な景色である。
やがて東の空から青白い朝日が昇り、静かな夏磯の夜は終了した。
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ストリンガーに繋いでおいたメジナ君に「ごめん」とナイフを入れて活締め&血抜きをし、このャCントを撤収。
第二ラウンドのために移動した。
次に立ち寄った堤防では、夏の風物詩、ソーダガツオが回遊していた。
35~40センチの良型マルソーダ。
ジグヘッドを投げて、すぐに3本キャッチ。
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バケツの中はスプラッター
釣ろうと思えばまだまだいくらでも釣れそうな気配だったが、既にメジナもキープしているので3本でやめておいた。
食べもしない魚を釣って傷つけてはいけない。
アングラーとしてのモラルの問題でもある。
まあ、人それぞれではあるが・・・
また、勝浦方面へ北上する途中のいくつかの漁港では、小さなショゴの群れを多数目撃。
サイズはまだ20センチ程度だろうか。
釣るには、もとい、食べるにはまだ早い。
このまま居着いて30センチ前後まで成長してくれれば、美味しく食べられる。もとい、楽しい釣りが出来る。
それまでショゴ釣りは自粛(笑)。
その後、外房某所にて外房釣師会のオフ会に参加。
震災後初めての集まりだったが、皆さんお変わりなくとてもお元気そうだった。
お疲れ様でした。
<今夜の亀山亭>
ビールのつまみにぴったりの、マルソーダの唐揚げ。
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ちなみに、マルソーダは生食するとヒスタミン中毒を起こすことがあるので要注意!
ヒラソーダなら、刺身でも大丈夫。