今の目標は作品10万
このほどとおい数字
普通なら出来る分けないと
言うでしょう
やってやれないことはない
140字小説
面白講釈
「ただしくんは
言葉の中に」
・言葉と言うのは
実に便利なもの
時にやっかいでもある
さっさと進む
文を書くと"ただし"を
使う人がいる
言い訳ぽいようでもある
はっきりしない
優柔不断の性格の
ただしくん
話すのは苦手のよう
かくかくしかじか
これでは
よくわからん
面白講釈師 中谷美咲
140文字小説
「当たるも八卦
当たらぬも八卦」
人は年齢を重ねると
年をとる
その原因をちょっと
考えてみた
実にわかりやすい
原因は
人の波にのりやすい人
ほど老化が早い
それなりに
波にのらず
自分の生き方で
生きる人ほど
老化の進行は遅いと出た
当たるも八卦
当たらぬも八卦
面白講釈師 中谷美咲
140字小説
創作落語
「忘れものは
何ですか」
・このような話を
よく耳にします
電車の忘れ物の一番は
傘らしいですが
何にしたって
忘れ物は
ノーサンキュー
そうですよ
よくおわかりでは、
これですよ
"何にしたって"
電車をおリる時は
下を見て下さい
お後がよろしいようで
創作落語しらん亭咲
140字小説
創作落語
「タイトル探しの
オンリーユー」
・詩を作る人が
一番困るのは
詩を作ることより
タイトルを探すこと
先につける人
後につける人
いろいろです
本文とタイトルが
合っていればいい
つまり
プロレスでは
ありませんが
タイトルマッチ
これこそ大切かと
お後がよろしいようで
創作落語しらん亭咲
140字小説
面白講釈
「晴れのち雲り
ときどき雪たまに雨」
・時は元録
今は令和六年
このような天気予報だと
国民もどうしてよいか
訳がわからず
夏服の上に冬服その上に
レインコート
これじゃ
ちんどん屋ですよ
今は何でもありの時代
こんなのもありでしょうか
面白講釈師 中谷美咲