ポエム 「だいなし」

ポエム
「だいなし」
何かをする場合
成功もあるかも
わからない
しかし
生半可な
覚悟でやると
成功するものも失敗する
すべてがおじゃん
つまり
だいなし
何かを進める
このぐらい
わかってほしい
作家　中谷美咲

ポエム 「田舎の人のこと」

ポエム
「田舎の人のこと」
田舎の人に多いこと
結婚して
子供を育てて
家を建てて
自動車を買って
ある程度コガネためて
この程度で
満足してる人が多い
向上心がないよね
だから人のことばかり
気にするんだよね
作家　中谷美咲

ポエム 「てがるなもの」

ポエム
「てがるなもの」
てがるなものはいい
なににしてもほしい
よく考えて見れば
いらないかもな
人は考えもなく
買うものなのです
それが衝動買いと
言うものですが
お金があるから買う
その短絡的行動が
人生の歯車を狂わす
ことにもなりかねない
はっきり言うとアホ
そうじゃないですか
これは悪口ではない
事実なのです。
作家　中谷美咲

ポエム 「スベリ台の上から」、ポエム 「青空は」

ポエム
「青空は」
ぼくの見た
あの頃の大空
どんなにか
青く清らかだった
あの大空は
どこに行ったの
戻って来てよ
ねえ
作家　中谷美咲




ポエム
「スベリ台の上から」
すべり台の上から
見下ろした
あの季節のボク
子供の目で
大人の目で
見た風景は
まったくちがうよ
作家　中谷美咲

創作落語 「大食いの人」

創作落語
「大食いの人」
どんなことにも
許可はいる
そりゃそうさ
お前さん
よくおわかりで
そのぐらいで
びっくりされても困る
今から話は大きく変わる
この世は
何でもありの時代
大食いの番組が
いまだにやっている
そんなのは
誰でもおわかりで
大食いの人は
おわかりはなく
おかわりの言葉の連発
お後がよろしいようで
創作落語師しらん亭咲