春の「竹の秋」に対して、秋の「竹の春」。竹は秋に葉を茂らせます。こういうことも俳句を始めるまでは気がつきませんでした。ただボーッと見てただけです。竹の春は、ものみなこれから枯れ行く中で活き活きと、そこだけ陽だまりのような、見てるとほっこりさせてくれます。いろんな思いが膨らみます。
色はない茶飲み友だち竹の春
腰のばす翁うーんと竹の春
竹取の翁のにほひ竹の春
やはらかく日をそよがせる竹の春
訪ねゆく母のふるさと竹の春
色はない茶飲み友だち竹の春
腰のばす翁うーんと竹の春
竹取の翁のにほひ竹の春
やはらかく日をそよがせる竹の春
訪ねゆく母のふるさと竹の春