ときめ句ノスタルジッ句昭和親父の温故知新

思うままに、俳句と唄を、昭和の匂いをぷんぷんさせて。

冬満月

2020-01-13 | 冬の俳句
     


     ゆったりと老いてゆきたし冬満月


この満月は先日の満月ではありません。昨年暮れのです。色が見た通りには写りませんでした。先日のはブレまくりました。雲に隠れたり。これが春や秋なら風情があるのでしょうが、冬の雲に透けた満月は何だか不気味でした。「オオオーン」と思わず吠えたくなるような。


     読みふけし未明童話や冬満月


     重たげに山を離るる冬満月


     冬満月切りゆくホットケーキかな


     外骨といふ漢のゐし冬満月







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