橋下大阪市長の「慰安婦」発言をめぐり、堺市議会は24日、「日本維新の会共同代表らによる、いわゆる従軍慰安婦問題等に関する発言の撤回及び謝罪、さらに公職の辞任を求める決議」を賛成多数で可決しました。
決議では、堺市は「人権擁護宣言都市」及び、全国初の「男女共同参画宣言都市」であり、その理念に基づき施策を着実に進めてきたことを改めて強調した上で、一連の発言が、軍隊の「女性に対する暴力を容認」し、女性、男性の人権を侵害していることなどを指摘し、憲法、男女共同参画基本法、売春防止法、女子差別撤廃条約などを全く無視しており断じて容認できない。今回の発言に抗議し、その撤回、謝罪、さらに橋下徹氏、石原慎太郎氏に公職からの辞任を求めています。
また、大阪市の姉妹都市、サンフランシスコ市議会は18日、全会一致で発言撤回を求める決議を採択しています。
堺市議会の決議文はこちらから(PDFファイル)→「sakaisigikaiketugi.pdf」をダウンロード