『プリンセス・トヨトミ』を読んだ方なら、多分誰でも感じたのではないでしょうか。
万城目学は、非常に家族関係が良いはずだ、と。
『プリンセス・トヨトミ』試写会レポートを読んでいて、やはり、とにんまりしてしまった。
参照:http://www2.toho-movie.jp/movie-topic/1104/07princesstoyotomi_kh.html
MC: 万城目さんは恐らく撮影を見学していると思うのですが、いかがでしたか?
万城目さん:
大阪の実家の家族を見学のために大阪府庁に連れて行きました。ちょうど冒頭の堤さん、綾瀬さん、岡田さんの3人が府庁に来るところの撮影をやっていたんで すが、みんな周りはスーツなのに、うちの母親だけが赤いジャケットを着ていて、一番明るい色を母親が着ていることに「なんでそういうの着てこれるんや ろ?」と恥ずかしかったです。
MC: そこはやはり大阪のおばちゃんという感じなんですかね?
万城目さん:
生まれは東京なんですけどね(会場笑)。でも、朱に交われば…。それからうちの父親も、5000人のエキストラに参加してまして。「見学行きたい」とも何 とも言わないので放っておいたら、勝手にエキストラに登録してスーツを着て深夜隊に参加してました。家族で楽しみましたね。
と言うか、ふと思ったのですが、普通、映画の原作者って、こんなに映画制作の現場に立ち会うものなのかなぁ。
制作自体に関わっているわけでもなさそうだし。
このご両親にしてこの息子、と言う気がしないでもないです。