大腸ポリープ切除後の処置に即いて

大腸ポリープ切除後の処置に即いて

【大腸ポリープの症状】

・初期症状
ポリープの初期は無痛の事が多く、大腸カメラ検査で発見される場合が多い！

・ポリープが2ｃｍ以上（殆どはガンの疑い）
個人差がありますが、ズキズキした腹痛、吐き気、血便、便秘と下痢を繰り返す、などの症状が現れる。

【ポリープが出来やすい人】

・便秘に成りやすい人、脂物が好きな人、アルコール、不眠、家族に大腸ポリープが出来た人

【大腸ポリープの原因】

大腸ポリープは細胞分裂の異常で起こっているので、自分の意思ではどうしようもないということになります。但し、生活習慣や食事の改善で、ポリープの予防は出来ます。


【大腸ポリープの検査】

・検便
かなり重くならないと、見つからない。

・大腸カメラ検査
はっきりと、わかる。

【大腸カメラ検査】
・検査前日
夜9までに食事を済ませ、下剤を飲む

・検査当日
食事は禁止、腸を洗浄する為の下剤を2L飲む、ポリープがなければ検査時間は約30分で済む。
痛みはほとんど無いけれど、研修医だと痛いかもｗｗ

検査費用は3割で6000円、1割だと3000円（目安）

【大腸ポリープ切除手術】

・初期、1～2ｃｍのポリープ
手術時間は、30分～45分ぐらいが目安、痛みはほぼ無い、有ってもチクリぐらい。
切除後、血が止まるまで入院が必要に成る。入院は、2、3日で済む。

・2ｃｍ以上のポリープ(ガンを除く)
手術時間は、約1時間ぐらいが目安、ポリープを切られる度に痛みが走る。軽く汗が滲む
切除後、血が止まるまで入院が必要に成る。入院日数は一週間ぐらい（個人差あり）

【大腸ポリープ切除後の注意】
・運動を避ける
ジョギング・ゴルフ・水泳など腹部を圧迫する様な事は避ける。

・便に少量の血が出る
大量出血した場合は医師に知らせる。また、少量でも2・3日続く場合も同じ

・腹が張るまたは腹痛
特に問題ないが、整腸を飲んでも治らない用で有ったら、医師に知らせる。

・便秘
整腸を飲むか、軽く下剤を掛ける。改善出来なかったら、医師に知らせる

・下痢
整腸を飲むか。改善出来なかったら、医師に知らせる

・食事制限
アルコール、コーヒー、こんにゃく・わかめ・ごぼう・果物などの食物繊維はダメ、肉、揚物

・食べて良いもの
卵・米（お粥）・お豆腐・白身の魚・うどん（蕎麦はダメ）などの消化に良いもの


大腸ポリープ切除後、一週間から10日までが一番注意を払う時期で、常に出血があるかどうか、確認する必要がある。なぜなら、ポリープを取った後、クリップ止めして、いるのでハズレ易い

費用は3～4万円ほど、（病院によって違う）

以上
何か、異変が有ったら、直ぐに病院に連絡すること