瑠璃神社

自然社本宮出身の福井きよてる です。
どうぞよろしくお願いいたします。

人を尊び大切に思う心があってこそ 人への助言が生きてくる (新生活標語の解説より)

2021-10-14 15:32:26 | 日記
みなさん こんにちは



いつもありがとうございます。


自然社から出ている
新生活標語には
すばらしい解説本があります。

その解説本を
もとに
再編集した文章を紹介します。


どうぞよろしくお願いいたします。










後輩に対して
はたからみていて

気が付くことがあったので


一言アドバイスしました。


すると

「自分でも分かっていますから
大丈夫です」


という

そっけない
返事が返ってきました。




こちらとしては
せっかく
アドバイスしてあげたのに
がっかりすると
同時に
腹が立ち


「二度と何も言うまい」(極端やな~)

思いました。


そこまで思わなくてもと
思いますが
私にも
似たようなところがあることに
気づきました。






しばらくたって

いつもは素直で明るい後輩が
どうして
あのような態度をとったのかを
考えてみました。


すると

自分が後輩を思う気持ちよりも
欠点を指摘する気持ちや
教えてやろうという
気持ちが強く


いわば
上から目線の
アドバイス(助言)であった。(この時点で、助言ではなくなりますね)



助言は

助けると
言うと
書きます。


例えば
車の
運転手に
助手席から

運転手が気づいていないことを
伝えるときは、
運転しているのは
運転手だという
運転手に対する尊敬の念というか
尊重をする気持ちがあればこそ
助言は生きてきます。

助けるという言葉は
そこにありますね。




主体は、運転手です。

そのことを忘れなければ
どんなにきつい言い方でも
相手は素直に聴いてくれるでしょう。

とっさの時には
それこそ

「危ない!!」という
大きな言葉になるでしょう。


そこには
相手に対する思いやりがあるからです。



さて
本文に戻ります。




いわば
上から目線の
アドバイス(助言)であったことに
気づきました。

そのような気持ちで伝えた意見はたとえ
正しかったとしても
素直に受け入れる気持ちにはなりにくく

だから
あのような態度をとったのだろうと
気付きました。



助言とは相手のことを
思って行われるものであり

それでなければ
単なる欠点の指摘に過ぎず
相手に
心の傷を生んでしまうだけです。


どのような指摘も
それを心の成長の糧にする人(こういう方は、人を尊ぶ気持ちの豊かな方です。見習いたいと思います)
もいますが、


きょうの標語は
人に対して助言をする時の
心の姿勢を説いています。


それではどのようにすれば良いかといいますと

相手を大切にする気持ちを
籠めることです。

伝えるべき相手の苦境を思い

その脱出を願い
あるいは
本人の成長を願いつつ

気付いたことを謙虚に伝えましょう。


そして
こちらの意見を
聞くか聞かないかは
本人の人格を尊重して
相手に任せ
伝えるべきことを伝えましょう。

そのような思いであった時
相手にこちらの真意が伝わり
その助言が生きてくることに
なるのです。









皆様のご健康とご多幸を
お祈りいたします。


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人を尊び大切に思う心があってこそ 人への助言が生きてくる

2021-10-14 15:31:59 | 日記
みなさん こんにちは


いつもありがとうございます。




人を尊び
大切にする心は

助言するときにも
大切ですし

逆に
助言をいただくときにも
大切な心です。



人を尊び大切にする
心がより良い人間関係を
築いていきます。


皆様のご健康とご多幸を
お祈りいたします。
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