みなさん こんにちは
いつもありがとうございます。
自然社から
出ている
月刊誌「自然」
877号から
ある文章を
ご紹介します。
私の脚色を交えて
「自然」の文章をもとに
お届けいたします。
(少し事実からは
変えていますが
その真意をくみ
とっていただければ
幸いです)
よろしく
お願いいたします。
「楽しむ心」
ある元気なおばあさん。
このおばあさんの
お母さんは
病気をしてから
坂道を上るときに
「くるしい」と
言わず
「六根清浄」(人間に備わった、6つの根 六根を清らかにすること)
六根とは、視覚、聴覚、臭覚、味覚、触覚の五感と第六感(意識)で
これを清らかにするために
行者さんが
山を歩くときなどに唱える言葉で
厳しい山などを歩くことで心身を浄めていただけることを意識するために
いう言葉です。
おばあさんのお母さんは
坂道を上ることで
六根を浄めていただけることを
意識して
喜んで坂道を登っていたのでしょう。
このおかあさんの姿を思い出して
おばあさんが取り組んだことを
書かれていました。
それは、自宅のポストまで行くときの
心を見つめることです。
郵便によって大切な書類が
届くので
このおばあさんにとって
郵便ポストに行くことは
大切な仕事です。
日に何度も
郵便が来ていないか
見ることもあるそうです。
ところが
郵便屋さんは
配達時間が
まちまちで
せっかく見に行っても
なにも届いていないときは
「郵便屋さんは
どうして
決まった時間に配達してくれないのかしら・・・・」と
郵便屋さんに不満を沸かせていたこともあるそうです。
あしが弱くなってきたおばあさんは、
ある時から
郵便ポストに行くことは
私にとっては
大切な運動だ!
と
前向き受け止め
郵便ポストに行くとき
「リハビリ リハビリ!」と
声に出すようにしたそうです。
ちょうど、お母さんが
「六根清浄 六根清浄」と言いながら
坂道を登っていたように・・・・・。
それでも
時には
「リハビリ リハビリ」と
言いながら
郵便屋さんに不満をいだいていることに
気づき、
われながら
おかしくなったそうです。
何事も喜んでやろう
と
決意して
取り組んでいるからこそ
この
おばあさんは
自分の心を
客観することができました。
このおばあさんの
義理のお父さんは
「何事も喜びて神業(かんわざ)のまにまに
生くることが
人生である」という
言葉を残しておられます。
何が起きてきても
「一切は恵みだ」と
喜んで受け入れて生きていくのが
人としての根本的なあり方です。
去年の秋に
おばあさんは、
おもしろい体験をしました。
ある方から
果物が送られてきて
とても食べきれないと
思ったおばあさんは
ジャムとコンポートを作ろうと
頑張ったそうです。
その時の心は
そうです。
喜びの心
楽しむ心・・・・・
そうするとあっという間に
ジャムとコンポートが
できてしまい。
自分でもびっくり!!
楽しんで喜んですることは
こんなに仕事がはかどるのかと
実感したそうです。
やっぱり楽しまなくっちゃね
人生は!!!
皆様のご健康とご多幸
お祈りいたします。