みなさん こんにちは
いつもありがとうございます。
自然社から
「自然」という
すばらいい本が
毎月出ています。
その875号より
すこし
ご紹介します。
本文をもとに
私の脚色を交えて
お届けしいますのでご了承下さいませ。
どうぞよろしくお願いいたします。
現在、自然社東京の
神主をしている
方の体験談です。
神主さんは
大学を卒業後
中学校の教員になったそうです。
もう40年ほど前にこと・・・・
当時
熱心
に信仰をしていたとは
お世辞にも言えませんでしたが
やはり
新社会人になるから
その心得の
「みおしえ」(神様の教え)を
いただいたそうです。
いくつかいただいた
ありがたい教えの中に
当時どうしても
腑に落ちない
教えがあり
その教えは
「いくら正しいと思うことでも
自分の考えを貫くために
相手や周囲の人と
対立するような心では
まったく
受け入れてもらえぬので
何にもならぬということを知り
ときには妥協することも
必要であり
他と協調し和していくということを
心に持って
勤めます」
という
教えだったそうです。
教員生活が
はじまると
先輩の先生が
「日教組」に
入ってくれと
勧誘してこられました。
当時
日教組が
子供の教育に与える影響を聞いたことが
ありましたので
かたくなに
日教組に入るのを断り続けたそうです。
ところが、しばらくすると
どの先生が日教組の活動に
熱心なのかわかってきて
それ以外の先生は
おつきあいで
日教組に入っていることが
わかってきました。
しかし、「やはり 組合の考えと私の考え方は違う」という思いが強くあり
この思いは
曲げるわけにはいかない!
と
突っ張っていたそうです。
ところが、突っ張るのはいいのですが
新米の教師として
一番助けていただいたのは
日教組の活動に熱心な先生だったと
今その当時を振り返ると
感謝の思いがでてきているとのこと。
大切なのは
妥協ではなく「協調」であり
「和」であった。
和の心があればこそ
時には
妥協することも必要なんだと
学んだ
教員生活でした。
我慢するのではなく
良いところを見て和していく精神は
今も大切にしていきたい
と
結んでおられます。
皆様のご健康とご多幸を
お祈りいたします。