40代サラリーマンスキーヤー×ACL再建日記

ついに前十字靭帯(ACL)断裂をやらかしてしまったスキーヤー。
手術・リハビリを備忘録で残します。

3/9術前リハビリ/PCR検査など

2022-03-19 14:23:09 | 日記

3/9入院前々日だけど、この日から会社をお休み。会社のコミュニケーションツールには「入院中」となるようにしてきました・・・。

翌日から入院となるので、ほんとはもっと早くしなければならなかったんだけどこの日に術前最後の診察・リハビリ・PCR検査など。

まずは術前リハビリ。大分膝が曲がるようになってきたので、術前のレベルとしてはけっこういい感じになってきたそう。

診察では相変わらず頼もしすぎるS先生の説明をうける。自分に言い聞かせる⇒「健側からの膝蓋腱採取BTB」がベストだ! 怖いだけだ! すぐ終わる!

診察室の周りにS先生の書いたスポーツ記事などが貼ってあっていろいろ見てみる。この術式での復帰の早いサッカー選手の事例等々。でもこの辺の素晴らしい事例は学生のもので、40代はそうはいかんだろうとも思ってしまうが、自分もきっと復帰できる。

一番怖かったのはPCR検査でした。もちろん、手術とは違う意味で。実がこれが初めてのPCR検査で、「無症状陽性者」の結果になるんではないかという心配は非常に大きかった。結果は翌日で、もし陽性ならすべてのスケジュールが白紙に戻る。。。

 

さすがにいろいろあって夕方までかかり、この日はもちろん自宅に帰る。自宅に帰るのはこれが最後だ。明日入院したら当分帰ることはない・・・。


3/7-8術前最後の出張(出勤)

2022-03-19 14:10:56 | 日記

2/12に受傷して以来、基本的にはほとんど休みは取らず仕事はしてきました。(メンタル的に不調でパフォーマンスは落ちてたでしょう・・・)

ほとんどテレワークでやってきたのだけど、自分の仕事は現場も半分。次年度へのお願いを現地で話したかったので、1泊2日で旭川方面へ。同僚の先輩も一緒に行ってもらってご紹介。

この先輩、スポーツは違うけど一流の元アスリート。もちろんACL再建も経験済み。ただ術後2か月で試合に復帰したとかの実績があるので、すごいとは思うけど見習ってはいけない・・・。

2日間で、ラーメン名店を2軒ハシゴ。旭川しょうがらーめんの「みづの」と、富良野の「富川製麺所」旨かった。術前の思い残すことはなしとする。あ、仕事もお取引様に状況をご説明・・・。

「みづの」の生姜ラーメン。さっぱりだけど生姜臭いということはなし。

富良野の「富川製麺所」石臼挽きこだわりの麺と、スモークチャーシュー。かなりのハイレベル。


3/6術前最後の家族外出

2022-03-19 13:15:21 | 日記

3/6 受傷3週間後。脚の腫れはほぼなくなり、ほぼ日常生活。

ただサポーターを付けた上からも膝がぐらつくことは感じる。痛くないけど気持ち悪い。

この日は術前最後の家族外出?ということで丸亀製麺ランチ→岩見沢の北村温泉(どっちも優待券を使いたかった)北村温泉、リニューアルされてからは初めて行ったけどなかなか良かった。お湯も、休憩室の雰囲気も。温泉につかりながら脚のストレッチをすると、これがけっこうよく曲がるようになる。多分、このまま手術しなければ膝の可動域は元に戻って、普通に歩くのも階段上り下りも問題なくできるようになるはず。

だから手術する人としない人に分かれるんですよね。しかし、自分はまた同レベル以上のスピードでスキーしたいし、コブもまたガンガン滑りたい。迷いはもうない。ただ、怖いだけ。

しかし、岩見沢の雪は相変わらず多かった・・・。運転も疲れる。(ケガしたのは左足なので、運転問題ないです)

丸亀製麺のエビとじ丼、卵ふっくらあざやか

雪中の北村温泉


3/1ついに診断

2022-03-19 13:15:21 | 日記

3/1 M整形外科のS先生を訪ねて初受診。

2/22のK先生の「S先生のところで診察を受けて」という意見をいただいてから実に1週間も経っているが、これには理由もある。M整形外科でS先生の診察を受けるには火曜または水曜日しかスケジュールが取れないのであった。事前に予約も取れない。

やっぱり1週間「手術しなければどうなるのだろうか、何とかなるのだろうか?」など無駄に調べる日々を送ってしまった。先の見えない状態は精神衛生上良くない。

この日は会社を1日休み、朝から病院へ行く。10中8・9は手術の診断だろうなと思いつつも、それなりに緊張と「これなら保存で行ける」という診断が出ないかなという気持ちも持ち合わせていた。何しろ受傷2週間を過ぎ、痛みはかなり少なくなり松葉杖はまったく要らない状態になっているのだ。

しかし、無駄に勉強した知識も増えている。ACL断裂の患者は、3週間~1か月でほぼ痛みの症状はなくなり、日常生活は送れるようになると。まさにその状況に来ているのがわかる。

S先生についても事前にネットで結構調べた。まさに凄腕・スペシャリスト。。でも怖いんだろうかなどと勝手に身構えていたが、同じ会社の元同僚でS先生に手術してもらったという人がいて、いろいろ教えてもらった。S先生は学者肌だけどじっくり話を聞いてくれる(長くなるけど)いい先生だよとのこと。これもそれなりに気持ちが楽になり、いざ受診へ。S先生の元へ。

「どんな状況だったのですか?」とまず聞かれる。予想していたよりずっとソフトだったし、事務処理的な冷たさはまるでない。やっぱり自分が構えすぎてたか・・・と一気に気が楽になった

スキーで転倒、、、動画ありますよと伝えると、「ぜひ見せてください」とのこと。自分がACL断裂した時の動画など自分で見たくはないが、医療機関受診の際には結構役に立つものだ。「この日はスキーのけが人多かったですよ」とのこと。

「よくわかりました、MRIも見せていただき、ACL断裂はまず確定、MCL(内側側副靭帯)は1度でそれほど重傷でないけど、半月板も少し損傷してますね」「この3点セット損傷はアンハッピートライアドと言って、昔はこれでスポーツ引退になったりしたけど、今は手術で治ります」

と、この半月以上モヤモヤしていたものが一気に結論付く。

さらにS先生は膝骨格の模型や、術後経過の写真などを見せてくれる。無駄な勉強で事前に知っていたACL再建の術式 ST法(ハムストリングス腱から移植、時間がかかるけど傷みが少ない、多数派)BTB法(膝蓋腱から移植、復帰は早いが痛い、少数派)の中、予想通り「BTB法」を薦められる。

しかも、健側(ケガしていない方)の膝蓋腱(骨付き)を採って、ACL再建をするという。うわー一番痛そうだと思っていたやつでした。

しかしS先生絶対の自信が伝わってくる。ST法はポピュラーだけど、ハムストリングス腱を取った部分の筋力復活が難しい反面、膝蓋腱は復活する。この健側から膝蓋腱を採ってくる方法だと回復の時間が早いことと、最終的な強度が全然違う」ということを熱く語ってくれた(先生は普通に話しているのだろうけど、自分にはそう見えた)

ということで、吹っ切れました。「手術しないで滑ってる人も多いですけど、保存療法ってどうですか?」とかの質問もしませんでした。

確かに、いつ切れるかわからない不安を抱えた膝で恐る恐るスキーするより、がっちり再建した方がいいだろうと思ってたけど、完全断裂なら迷うことはない、、半月板も傷んでるみたいだし、そんな感じで保存療法の事例を調べることはなくなり、以後は手術受ける時に準備ってどうすればいいのか、職場の休みをどうするか、などの方へシフトしていきました。

手術は最短日程で10日後の3/11と決まりました。

これも知ってはいましたが、ACLの再建術を受ける場合、基本的には受傷1か月後くらいからが理想なんだそうです。理由としては、腫れがあって曲がらない傷んだ状態で手術すると、リハビリが非常に長くなってしまうとのこと。自分ももう腫れも少なくなっていたので、可動域をできるだけ戻して、普通に近い状態で手術を受けることとしました。

腹をくくった日のランチは、札幌北区の「なみ喜」のとり天ざる。入院するとこういうのもしばらく食べられなくなるなあ・・などと思いながら。


2/22MRIの結果を聞きに行く

2022-03-19 12:59:38 | 日記

MRIの撮影を終えてから5日後。再び地元のK整形外科で受診。

受診とはいってもこの日はMRIのデータがCD-Rで届くので、それを基に先生に診断をしてもらう予定だった。

ここで手術回避なのか、それとも手術なのかはっきりする。。という覚悟をもって、15時くらいまでテレワークで勤務、その後近所の整形外科へ向かった。予定通りデータは先生の基に届いており、それを基とした診断は、、

「前十字靭帯および内側側副靭帯の不全断裂、および外側半月板損傷の疑い」

この「不全断裂」というのが非常にわかりづらい。結局「断裂」ではなく、「一部損傷」で手術は不要なのか・・・?

先生曰く「これはもうM整形外科のS先生に診てもらうのが一番いい、医者もそれぞれ得意な範囲があるので、S先生が一番だから」

ということでこの日も結論は出なかった。ただ、ここまで無駄に調べまくったACL再建の記事などで見るに、S先生はまさに膝手術のスペシャリストだった。この先生に紹介状が出るということは、これはほぼ手術だろうな・・・という感じになった。はっきり言ってその場で暗くなったのが分かったのだろう。お会計を待つ間に先生が診察室から出てきて、「大丈夫、治るから」と肩をたたいていった。

その一言はちょっと救われたが、もうこれは手術確定だなと感じつつ、この日の受診は終わった。

ただ、2/22 K整形外科⇒ M整形外科 紹介状② 

実に2枚目の紹介状・・・結果論は置いておきましょう。。。