
ソプラノトロンボーンなので、細管トロンボーン用マウスピースもそのまま入りますが、テナートロンボーンの1オクターブ上の楽器をそのままテナー用サイズのマウスピース(11Cとか)で吹くというのは、非常に無理もあり楽器とのバランスも悪いので、あまりお薦めしません。例えるなら、チューバのマウスピースでその1オクターブ上のユーフォニアムを吹く、あるいはトロンボーンのマウスピースでトランペットを吹くというようなアンバランスな組み合わせと同じような結果になります。金管楽器の管の長さ(太さ)とマウスピースの大きさは基本的には比例するものです。やはりソプラノトロンボーンに適合するマウスピースはアルトホルン用くらいの大きさのマウスピースがベストだと思います。
ですので、このソプラノトロンボーンは細管トロンボーン用マウスピースも ’一応’ 使えるには使えますが、管の長さから考えればきちんと適合したマウスピースとは言えません。ですので、地方の方で試奏せずに購入されるという方は、この辺り要注意です。基本はアルトホルン用マウスピースのサイズで演奏するのがベストであるという事をひとつの予備知識として入れておかれた方が良いと思います。今からアルトホルン用マウスピースの大きさに慣れておきましょう。
私の個人的な感想としては、楽器付属のマウスピース(これもアルトホルンサイズ)よりもヤマハのアルトホルン用マウスピースが一番音色も音程も良く、コントロールしやすく感じました。ただし、ヤマハのマウスピースではシャンクが合わず、ぐらついてしまうので、マウスピースのシャンクにテープを巻いて太さを調整した方が良さそうです。
いずれ全国のトロンボーンアンサンブル団体で、このソプラノトロンボーンが日常的に使用されるようになるのかもしれませんね。
しかし、メーカーさんも30本も製造するとなると、かなり大変でしょうね。これぞ、まさに嬉しい悲鳴ですかね。
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