最近話題の音楽生成AIのSUNO(スノー)を少し触ってみました。
音楽理論知識ゼロの人でもテキストプロンプトを入力するだけで、自分のイメージする音楽を生成してくれるAIアプリ。歌詞も自動生成、AIシンガーが自動で歌ってくれる。歌詞の文字同期も自動生成されるようです。
SUNOユーザーがAI生成した人気の音源を聴いてみたら、その完成度の高さにぶったまげました!メジャーアーティストの音源クオリティーと同等じゃん!😱
テキストプロンプト入力だけで、こんなハイクオリティの音楽を生成出来てしまうのか。特に洋楽は本当に素晴らしい!とてもAIによる音楽生成とは思えない。
マジかー、音源生成AIも遂にこのレベルまで来てしまったのか。。。驚愕と同時に大変なショックを受けました。近い将来、商業的な音楽制作の仕事は無くなるかもしれない。無くならないにしても大半は音楽生成AIに取って代わられるのでしょう。
ただ、それなりの高いクオリティーの音楽を生成するには、プロンプト入力の工夫と生成された音楽に違和感が無いかどうか判断出来る耳を持っている必要はあると思います。例えばコード進行とか不自然で理論的に間違っている場合もあるので、そういった意味においては音楽理論を知らない素人よりも音楽理論に長けたミュージシャンの方にアドバンテージはありそうです。音楽プロデューサー的視点は絶対に不可欠でしょう。
果たして自分で音楽を作れる能力のあるミュージシャンや作曲家がAI丸投げの音楽生成を良しとするのかどうかですが、そういう僕はというと、実は一昨年から音楽生成AIを活用した音源制作を行っており、サブスク音楽配信しております。AI丸投げではなくてリズムセクションのみAIによる自動生成、メロディなどのソロ楽器は自分で作る、AIと人間のハイブリッド音楽制作スタイルです。
まぁ音楽制作に関しては1981年にMIDIという世界共通規格が策定された時点からAI化に向かっていたとも考えられ、当時からさまざまな音楽ジャンルのMIDIパターン集が売られていたし、その後生楽器のフレーズサンプリングや4小節、8小節のループ素材を組み合わせて音楽を作るようにもなったので、1曲丸ごとAIの自動生成で音楽を作れるようになったのも当然の流れか。
商業音楽(BGM等)に限って言えば、今後はAIが作った音楽が増えて行くのだと思います。おそらく動画クリエイターなどは音楽生成AIを活用して自分でBGMも作るようになりそうですね。
今年は音楽生成AIとの付き合い方、活用の仕方について真剣に取り組んでみようと思います。AIの活用次第では今までに無い新たな音楽を作れる可能性もあるのではないかと思います。
↓(SUNOについて解説してくれてるサイト)