医療法人 スマイルアート 神谷歯科

こんにちは!歯を削るのが嫌いな歯医者さんです。一生使う歯を一緒に守っていきましょう。

免疫力 part2

2016-02-29 09:27:33 | 日記
おはようございます
今日は2月29日、うるう年ですね。何やら4年に一度の肉(29)の日ということで
都会は盛り上がっていると噂を聞きましたよ。
うらやましいですね!

まだまだ流行中と思われるインフルエンザ。
今年は、昨年と比べて流行が遅いとも言われているようで、注意が必要です。
さて、以前もお話しましたがウイルスや風邪に対抗するのが私達の身体に備わっている
「免疫機能」です。覚えていますか?
一般にこの免疫機能は加齢と共に低下していきます。
免疫機能が低下してくると、風邪をひきやすく、一度ひいたらなかなか治らないという事に。
一方、十分な栄養を摂り免疫機能も正常だと風邪をひきにくく、万が一ひいてもすぐに回復しやすいです。
感染症に強いか弱いかは、健康状態の目安にもなりますね。

本来風邪をひくと、体内の白血球部隊の好中球やマクロファージと言うものが、ウイルスを食べます。
食べきれなかった時には、リンパ球が抗体を作りウイルスを一網打尽にすることで
風邪を治します。
しかし、老化によってリンパ球に指令を出す細胞の機能低下が起こり、抗体を作れず風邪が治りにくいのです。
ここでポイントになるのが、腸内細菌の働きです
加齢と共に腸内細菌叢が変化していて、善玉菌が減り悪玉菌が増えていきます。
このことがどうして関係あるかと言うと
リンパ球の約7割は超で作られているため、腸内環境が悪くなるほど免疫力が低下してしまうのです
年を重ねるほど、免疫力アップのためには腸内環境問題を無視できません。

加齢・老化は人間みな平等に訪れます。誰のせいでもありません。
ですが、しょうがないとあきらめるのではなく、健康な老後生活のためには
早いうちから身体づくりが大切です。
自分の足で歩き好きな事を楽しむ、そんな生活を送りたいものです。

来週は

2016-02-27 13:50:35 | 日記
こんにちは
気温が上がる予想でしたが、太陽は顔を出しませんね。
来週は暖かくなると予想されているようなので
ぜひ当たってほしいですね。

さて、来週ですが3日~6日まで私が出張になるため休診とさせて頂きます。
通院中の患者様は、予約の変更があれば留守電にご連絡を入れておいていただきたいと思います。
ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解とご協力の程よろしくお願い致します。

しばらく私のブログ更新も期間が空くかと思いますが・・・
ご覧いただいている皆様には、楽しみにまた待っていてください(笑)

重ねてお願い申し上げますm(__)m

方法は1つじゃありません

2016-02-23 08:54:15 | 日記
おはようございます
何やら花粉がそろそろ忍び寄ってきているようで
すでに症状が出始めている方もちらほら・・・
この先何年も花粉症と付き合っていくのは大変ですよね。
皆さん、治しませんか?


さて、今から3ヶ月前仕上げ磨きの話をしました。
その後はいかがでしょう?
今日は私が考える仕上げ磨きへの思いです。

学校の勉強は、大人がどんなにやり方を教えても結果を出すのは本人だけです。
頑張って結果が出なくても自分でやらなくてはいけないですよね。
歯磨きはどうでしょう?磨き方を教えて本人が磨いても結果が出ない(=汚れが取れていない・虫歯になる)こともあります。
でも、周囲の大人が手助けをしてあげることが出来、結果を出す(=綺麗にする・予防する)ことが出来るのです。

以前もお話したように、せめて6歳臼歯が生え切るまでは大人の方に守ってあげて欲しいと思います。
そのくらいの年齢のお子さんでは、自分でしっかり磨き切るのはまだまだ技術的にも非常に難しいです。
しかし、この6歳臼歯は永久歯のため虫歯にしてしまってはいけません。
そのため大人の方の仕上げ磨きで、虫歯から守ってあげる必要があるのです。
仕上げ磨きはそのための手段であります。
とは言っても、年を重ねる毎に仕上げ磨きを嫌がったり、生活リズムが変わってきたりと、
仕上げ磨きをすることが難しくもなってきます。
そこから先は、各ご家庭での対応になりますので仕上げ磨きを何歳までする!
と言う目標はありません。

でも、お父様・お母様からすればお子さんだけに磨かせるのは心配だ、と言う方もいらっしゃいますよね。
歯磨き・虫歯予防においては、仕上げ磨きだけではなく
「歯科医院での定期健診」「電動歯ブラシ」「プロバイオティクス」等
色々な手助けの方法があります。
大人が手を加えるという事だけではなく、効率の良い磨き方を知識として伝える、道具を与えるのもその一つです。

歯磨き不足で虫歯になってしまうより、確実な方法で子供たちのお口の中を守ってあげた方がいいのではないでしょうか。
それが仕上げ磨きなのか、定期健診なのか、はたまた道具なのか。
歯磨き・虫歯予防のすべてを「仕上げ磨き」が背負う必要はありません。
様々な道具・手段をうまく使えば、もっと楽に出来るはずですよ






来月のお知らせ

2016-02-22 08:56:49 | 日記
おはようございます
個人的な話ですが、おやきが大好きなんです。長野県民じゃない方からしたら
「おやきってなんだ」と言う方もいらっしゃるかもしれませんが、調べてみてください(笑)
昨日買った中には「豚みそ」と言うのがあったのですが、非常においしかったです。
一番はナスのおやきが好きなのですが、夏季限定と言う事でまたトライしてみたいと思います。

さて、2月ももうすぐ終わりと言う事で来月のお知らせです。

休診日:3日~6日(出張のため)・13日・14日・20日・21日・27日
となっております。

尚、お子様の春休みが始まるため、通常より混み合う事が予想されます。
新年度が始まる前に歯科検診を・・・と言う方は、お早めにお電話でお約束をお取りください。
また、当院に通院中の患者様もお約束の日時変更は、お早めにお願い致します。

ご好評いただいております「キシリトール100%チョコレート」のキャンペーンも
残り1か月を切りました。今のうちにぜひお試しください。

次回は、どんなお話がいいですかね
いつも悩んでおりますが、なかなかまとまらないのですm(__)m

どれを選ぶ?

2016-02-17 10:45:25 | 日記
おはようございます
昨日は日本の将来を考えていたら少し悲しい気持ちになりました。
このままで大丈夫なのか、と漠然と考えているだけでどうしようもないのですが
どうにかならないもんですかね~?
この先も明るい日本だといいんですが・・・

さて、暗い話はつまらないので今日は虫歯予防のお手伝い君「フッ素」のお話。
特に小さなお子様のいるご家庭を中心に、使っていただいているかもしれませんが
今使っているものが本当に効果のあるものか、一緒に見ていきましょう。

フッ素を選ぶ時に一番注目して見ていただきたいのが「使用方法」の部分です。
最初の何行かはさほど変わらないと思います。歯ブラシにつけて磨きます・・・くらいですが
問題はその後です。なんて書いてますか?
磨いた後はゆす・・・「がない」と書いてあれば引き続き使いましょう。
(表記としては「できるだけゆすがずに」と言うような記載がされているものが多いです)
反対にゆすいでください、と書いてあれば使い切った後は他のものを使用したほうが効率がいいかと思います。
なぜなら、フッ素はできるだけ多くお口の中に留まることで虫歯予防の効果が出ます。
しかしゆすいでしまうとせっかく塗ったフッ素が流れてしまうため
フッ素の効果が落ちてしまいます。

まだまだ歯磨きを嫌がる年齢のお子様の場合は、一回の歯磨きで効率よく
虫歯予防が出来たほうがいいですよね。
フッ素はフルーツ味が多くお子様も好みやすいですので
保護者の方の仕上げ磨きのご褒美として使うと、磨かせてくれやすいですよ。

どんなものがいいか選ぶのが難しい場合は、多くの歯医者さんでフッ素を取り扱っていると思いますので
相談してみましょう