医療法人 スマイルアート 神谷歯科

こんにちは!歯を削るのが嫌いな歯医者さんです。一生使う歯を一緒に守っていきましょう。

認知症とは

2016-05-31 10:44:57 | 日記
おはようございます
先日当院の目の前の公園で行われたクラフトフェアには
非常に多くの方が来場されたようで、
窓から見えるところだけでも、にぎわっている様子が見られました

一般的に認知症と言われている中にも、
ADと言われる「アルツハイマー」とVD「脳血管性認知障害」があり
この2つは近藤されていますが、基本的には異なるものです。
アルツハイマーは遺伝子の異常によって起こるもので
認知症の35%程度で、日本人には圧倒的に脳の血流障害に起因する
認知症外が多いとのことです。

以前、脳に十分な酸素と栄養素が供給されなくなると
脳の障害を発症することに、と申し上げましたが
上記もふまえて考えてみると・・・
高齢になると血圧が高くなるのは、加齢による動脈硬化によって
脳に十分な血液を送りにくくなるので、血圧を上げて脳に十分な血液を送るため。
血糖値が上昇しているのは、脳で大量消費されるブドウ糖を供給するため。
このように考えるとどうでしょう?
確かに高血圧や血糖値の上昇が問題視されることは多いですが
安易に血圧や血糖値を下げるお薬を服用し続けるのは
脳にとっては悪影響を及ぼす可能性も考えられます。

認知症とは「その精神機能、特に新しい記憶力と判断力を失っていく事」と
定義することが出来ます。
次回は実際にどのような症状がみられるのか皆さんで覚えていきましょう!

クイズの答えは?

2016-05-27 14:12:14 | 日記
こんにちは
朝は天気が崩れていましたが、だんだんと晴れてきた松本市です。
どうやら明日からはクラフトフェアが開催されるようで、
毎年多くの方がいらっしゃるようなので
天気が戻ってよかったです!

さて、前回の続きからです。皆さん覚えてますか?
クイズですよ(笑)
脳の重量は体重の約「2.5%」と言われています。
どうですか?予想より多かったですか?少なかったですか?
体重比でたったの2.5%(例:50kgの人であれば1.25kg)しかない脳ですが
血管が多く、心臓が拍出した血液の約15%が脳に供給されていて
体内のブドウ糖の25%が脳で消費されているとのことです。

つまり、脳が十分に働くためには大量の酸素と栄養素の供給が必要と言う事で
何らかの原因で血液の流れが阻害され、十分な量の酸素と栄養素が供給されなくなると
脳の障害を発症することになります。
反対の見方をすると、血液の流れを良くし、脳が必要とする
十分な量の酸素と栄養素をきちんと補給すれば
脳の病気は予防することが出来、初期症状または中程度の症状の老人性認知症は
治らない病気ではないという事になります。

老人性認知症に薬はない、と言われているそうですが
認知障害は老化の必然ではありませんし、症状の程度によっては
生活習慣の改善と栄養療法によって十分に改善が可能でしょう。

次回は、一般的によく言われる認知症のお話です。

認知症の予防と栄養対策

2016-05-25 15:07:49 | 日記
こんにちは
今日は太陽が隠れていて涼しい気がしますが、
だんだんと暑い日が続いていますね。冷たい麺類がよりおいしく感じます。
しかし、麺類は炭水化物の塊・・・。バランスの良い食事のためには
タンパク質やビタミン等が取れる付け合わせや、副菜が大切です。
暑くて食欲のない時は麺類が食べやすいのはわかりますが、食生活に乱れが出ると
身体に元気が出ずに悪循環になります
暑い季節こそ暑さに負けない身体づくりです!

さて、今日からは「認知症の予防と栄養対策」
年を取れば物忘れをするのもしょうがない、果たしてそうでしょうか?
元気な老後のためには、身体はもちろん頭もしっかりしてるといいですよね。
まずは、重要な役割を担う脳の働きと仕組みについてです。

脳の大まかな構造は、知的機能を司る「大脳」、主に運動機能を支配する「小脳」
そして大脳の右半球と左半球をつなぎ、神経を脊髄に伝える役割を持つ「間脳」
以上の3つに区分されます。
また脳の働きも3つあり、1つは「大脳皮質」と言われる部分で
知恵や知的機能をコントロールしています。
2つ目は大脳辺縁系と言われる部分で、大脳皮質が新しい脳と言われるのに対し
古い脳と言われ、本能の座とも呼ばれ本能を司っています。
3つ目に間脳で、生命の座とも呼ばれホルモンや自律神経のコントロールを行っています。

初めての言葉が多く出てくるであろうこの分野では、細かく区切っていこうと思います。
それでは、次回までのクイズです
脳の重量は体重の約何%と言われているでしょう?
検索サイトで調べちゃだめですよ~(笑)


明日の午前中は休診とさせて頂きます。
午後2:30~は通常通り診療しております。

気温差

2016-05-23 15:20:17 | 日記
こんにちは
週初めはいつもバタバタしてしまい、気が付いたらこんな時間に(・・;)
いやー、今日はなんと言っても熱いですね!昨日も熱いな、とは思っていましたが
上回ってきました
東京の方では30度を超えたようですが、松本はどうでしょう?
風が吹くとまだ涼しいのが救いです。
日中は気温が上がると言っても、朝晩はまだまだ涼しいことが多く
気温差が激しいため体調を崩しやすい時期でもあります。
体調管理には気を付けましょう!

さて、5月も残り約1週間、一月後には2016年の上半期が終わると思うと
びっくりですね。
人生楽しんだ者勝ち、とはまさにその通りだなと思います。
一度きりの人生、嫌な事やつらい事もたくさんあるでしょうが
ふと振り返った時楽しい事が多い方が幸せじゃないですか?
あくまで私の考えるところですが(笑)

なんだかまとまりのない文章ですが、言いたいことは
体調管理に気を付けて、楽しい毎日を送りましょう

ストレスに負けない!

2016-05-21 08:30:36 | 日記
おはようございます
雨の降った次の日の朝は気温がぐっと下がり寒かったですね
気づいたら毛布を掛けている自分に驚きました!
しっかりしてるなー、自分。と思った出来事でした(笑)

さて、今日は最終回「ストレス」のお話です。

ストレスを受け自分の身体が弱っていくのを、黙ってみているわけにはいきません。
大事な自分の身体ですから。
じゃあどうするのか、と言うのが大事です。

対策としてストレスを受けにくい精神状態に出来ればいいのですが
性格を変えることは簡単ではありませんし、それが出来れば苦労はしません。
誰もが可能な対策はストレスにも負けない強い身体を作るという事です。

ストレスによって最も消費するのは「タンパク質」です。
ストレスを対処しようと、副腎と言う臓器が副腎皮質ホルモンを分泌します。
この副腎皮質ホルモンの生合成に必須なのが「ビタミンC」で、抵抗力・免疫力向上にも大切です。
更には脳のエネルギー代謝が活発化することから需要量が高まる「ビタミンB群」
ストレス時には、血液の粘度が上がり血液の循環が悪くなることから血流を改善し
過酸化脂質の助教に働く「ビタミンE」、他にも「鉄」「カルシウム・マグネシウム」などの
至適量補給と「十分な睡眠」が大切です。

ストレスの原因となるストレッサーは多種多様でしたね。
避けては通れないこともあるでしょう。ですが、そのような事にも負けないために
日々の身体造りは大事にしたいですね!