朝、師匠から電話・・・・さてはかかったな
すると「2頭かかった!来るか?」
二つ返事でオーケーです
場所はこのまえと同じ場所、警戒してしばらく来ないと思っていたが
現場で捕獲隊のメンバーと合流します。
わな猟の七つ道具、止め刺し用の電気ヤリ、鼻をくくって動きを制するスネア、運搬用のJET SLED(そり)です
今回は2頭なので1頭は止め刺ししてからもう1頭に対処することに
しかし、敵は意外に大きく、我々が近づくと凄まじい勢いで突進して来ます。わなのワイヤーが切れたら大変です。
今回は速やかにおとなしくさせる事ができる電気ヤリを使いました、小さなバッテリーにインバーターを繋いで100Vの電流を二股に分かれたヤリにプラスとマイナスの電流を流します。
このヤリで突き刺すと感電し、数秒で失神します。そのすきに胸骨の間からヤリで心臓をひと突きして絶命させるのです。
この手順が一番安全かつ獲物も苦しませないやり方なのです。
今回はオスの兄弟のようでデカい方は47キロ、小さいのでも37キロありました。
ここからは狩猟のお約束の解体
わな猟の師匠と2回目の記念撮影、自分で捕獲できるのは今年の冬か?
デカい奴2頭の解体はかなり大変です。冬毛は固く、なかなか刃物が入らないのです、皮膚はゴムのようでこれまたなかなか切れません。
夕方までかかってようやく2頭の解体を終えましたが周囲にはカラスの大群、、
頂く肉は袋に詰めて内臓や残りはパレットに入れ蓋をしてカラスに食われないように重りを乗せて解体場を後にしました。
今回は大物だったのでそれなりに肉も多く、我が家の冷蔵庫はイノシシ肉で満杯、早速イノシシステーキを作って食べました。
イノシシの肉は脂がのっていてとてもジューシーです、細菌がいるのでしっかりと火を通して食べるのですが本当はあまり焼かない方が美味しいそうです。