大磯で単独わな猟を始めてから2ヶ月、真夏の時期は本当に厳しかった・・・
車は新しくなりましたが見回りの負担は変わりません、乗り心地と燃費は良くなった
この間、仕掛けたわなは2機だけ、かかる気配もなく秋になろうとしていた、気持ちは焦ります
何の成果もなく終わるのか・・・
そこで始めた誘引捕獲、これは見切りなどしなくても自分が見回りをしやすい場所に餌を撒いて誘引して捕獲する方法です、世では小林式誘引捕獲と呼ばれています。
まず、手頃な石ころを集めて仕掛けたわなの周囲に円陣を作りその上に餌を撒くのです
そうすると羊蹄類は石を踏むのを嫌うために餌を食べながら石を避けて踏み出した際にわなを踏むというやり方です、このやり方で車で見回りをしやすい場所だけに仕掛けるとMAXの30機仕掛けることも可能だというのですが、車が簡単に通れる場所ではくくりわな自体が禁止されるケースも多いので場所はかなり限定されると思われます。
仕掛けた翌朝にはメス鹿がかかりました、わなにつけたセンサーが早朝稼働してスマホに通知が届きました。
製品化が決まったわなのセンサーボックス、今の所100%確実に動作しています
製品化されたワイルドガードの紹介動画、私が大磯で撮影したものです
その後、わなの数を増やして獣道を切り開きながら奥地に差し込んで仕掛けた結果、2頭仕留めることができました。
繁殖時期になり姿を現したバカでかい雄鹿に怯えながらのわな猟です。
あれがかかったら猛烈な勢いで向かってくるので鉄砲を使わない止め刺しは危険なのです、反撃されて角で突かれたらひとたまりもないのです。
ぬた場に現れた馬並みにデカい雄鹿、バッタリと遭遇してしまいました
ともあれ、捕獲実績は増えてきています、丹沢で鹿猟をやると年間100頭は夢ではありません。わなに特化して30機仕掛ければ年間数百頭も可能ですが単独では捕獲した後が大変過ぎて現実的ではありません。
しかも熊が生息している地域なのでわなにも12センチ規制※がかかります。
※熊の足が入らないように仕掛けるワイヤーの直径を12センチ以下にしなくてはなりません。
とりあえず、来月からは銃猟が始まるので、巻狩り、単独忍び猟、わな猟と組み合わせて取り組んでみたいと考えているのです。