ヨットをやっていると葉山に住んでいるリゲインは「羨ましいなあ」とよく言われます。
しかし、葉山の実態はそうそう甘くはない?
あのね、日本全体が高齢化社会なんだから、逗子・葉山を攻撃しないでほしい・・・
確かに高齢者が多いのは事実ですが、たまたま見かけた上の本では「街を歩いて目につくのは老人ばかり。。。。」
「WHAY! JAPANESE PEOPLE!」
おかしいだろ!と叫びたくなった・・・・
また、面白い事にこの本ではお隣の逗子との比較をしていました
この本を見ると結構葉山・逗子って都会の人の色メガネで書かれてるように思います。。リゲインは逗子に12年ほど住んでから葉山に移住したので双方の事情がわかります(早いもので葉山の生活ももうすぐ20年になります)
葉山に住む最大のメリットは海との距離が近いこと、、夕方になると犬の散歩をする人がたくさん・・葉山の血統犬保有率は世田谷区と同格だそうです、、、
いくつか納得できる点もありました。葉山に関して言えば住民気質がノンビリしているのは事実。。あとは湘南を意識していないって点。。確かに別荘地という自負はあるのですが、湘南リゾートでひとくくりにされたくない住民気質があるそうなのです。「葉山ブランド」で葉山は葉山、湘南とは無関係とすら思っているとか。
ある一例が御用邸の件、、、この存在は大きいです・・・ここをめぐる色んな事実
この本で知ったのですがその昔、京浜急行が葉山まで路線を伸ばす計画を持っていたそうです、陛下が葉山に来る際は当時の国鉄がお召し列車を用意しました、、しかし京急葉山駅なるものができると御用邸の最寄り駅を逗子駅から京急に取られてしまうということで大反対してこの計画は廃案になったそうです。
また、地元住民もこぞって反対したそうです、、電車がくれば便利になるし町も栄えて良いことばかりなのに・・・
このあたりが葉山気質なのでしょうか・・葉山が騒がしくなるのはお断り?
葉山の中心地区の堀内界隈には、その昔源頼朝の別荘もあり、頼朝によって建立された森戸神社は今も健在
三浦郡に属する葉山(都会では郡って決定的に田舎のイメージですが実はここがポイント)三浦半島には三浦市、横須賀市、逗子市がありますが、いずれも市制をとっており、郡を名乗っているのは葉山だけなのです、、こんなとこにも変な喜びを感じる葉山人・・・
リゲインは「葉山時間」と呼んでいますがゆったりと1日が過ぎていく不思議な生活感があります・・・
ひとたび葉山の海岸線などで暮らすと都会に行くと、まるで戦場に来たような不安を感じるのです。。
これから夏にかけては海岸線に住んでいると毎日、綺麗な夕日を見ることができます