リゲイン狩猟日誌-頑張れマスターズ!

リゲイン山を越え

今日はオフ、仕事の事をどうすれば忘れられるかなあ?と考えていました。いつもはセーリングという良いソリューションがあるのですが新しい発想を得たい場合はセーリングでは駄目です。(夢中で何も考えてないから・・)


そこで歩くことにしました、目的地は特に決めていませんがここ三浦~鎌倉の一帯には史跡や寺社など沢山ありますが普段は通り過ぎている場所も多々あります。


そこで散策をしながら「Discover三浦の旅~リゲインぶらりひとり旅」のスタートです、まず自宅近くの中華料理屋で特に意味はありませんが五目炒飯を食べてからスタートです。

13:30

最初に目に止まったのが鐙擦にある「旗立て山」こと「旧鐙擦城址」。
登り口は「日陰茶屋」の向かいの鉄の赤い階段です、立て札に説明が書いてありました。


 

鐙擦のバス停前より「鐙擦城址」を望む

13:44

江ノ島から伊豆半島までを一望できるこの地は三浦水軍の拠点となっていたようです。三浦一族の史跡は和田長浜にも縦穴住居跡や墓地などが多く残っています。

さて、鳴鶴の丘は現在T不動産がマンション建設を強行しようとしており地元住民と争っている模様です、すでに着工しているので山には入れません。ここもおそらく当時は地形的には何らかの要塞のようなものがあったに違いありません。


13:56

対面の山を登ります。結構な勾配ですが上の方まで家があって人が住んでいるのには驚きました。


帰り道にあった旅館「柳屋」さん 海を感じる旅館とのこと・・確かに渋いなあ。。。
 



14:00 
デニーズを横目に134号を歩き始めると一番最初に目に入ってきたのがこの石碑です。


確かに太陽の季節ですが。。。しかし岡本太郎氏の太陽?はなんだか
「逗子湾は太陽で爆発だ!」・・・みたいな。。

さらに進んで行くと見慣れた「マリンボックス100」が見えてきました。手前に見慣れない建物が??外見は幼稚園そのものですが、中を覗くとOPが何艇も置いてあります。逗子開成の海洋教育センターでした。

14:16

ここを過ぎて浪子不動の下、「逗子13号トンネル」を抜けると磯に出ます。目の前には「不如帰」の碑が・・こんなに近くで見るのは初めてでした。水が透き通っていてとても美しかった。。ディンギーでは近づけないほどの水深なので良く見たい場合はここがベスト!

14:26
 

ここから鎌倉を目指すことにしますが浪子不動下に披露山に通じる道があったはず・・・さっそく入山。登り始めて10分もすると前も後ろもこんな状態。自分があるく足音は枯れ葉を踏んだり小枝を踏む音。たまに立ち止まり目を閉じて耳を澄まします。

14:37

 

風で木々が揺れる音と小鳥の囀り、たまに聞こえる小枝が折れるような音。本当に国道からわずか10分でまったくの静寂の世界・・・この辺りはほとんど開拓されていないので鎌倉時代からそのまま歳月を重ねているはず。。鎧兜の武者が現れそうです。

「バキ!」「ガサガサ!」と周囲の茂みで音がしました。。出たな~!落ち武者と思ったら犯人は野生のリス君たち、じっと観察しているといるいる、何匹も木から木へジャンプしています。

写真を撮ろうとしたらサー!と一斉にいなくなってしまいました。そういえば披露山あたりの電線をよくサーカスみたいに渡ってますね。。

汗だくになり頂上の駐車上下に着きました、絶景です。

14:46


頂上から披露山住宅公園に降りるところに披露山神社があります、立て札の説明を見る限りこの神社自体はさほど古いものではないようです。
とりあえずお参りします。

14:48


急な坂を下りて今度は小坪の住宅街に入ります、普通の住宅街ですが切り遠しの周囲なので緑が多く奇麗です、橙の木?があったのでパシャ!
昔の家は柿の木があったり、橙の木があったりしたものですが最近の住宅事情ではこんな家も結構珍し懐かしく感じました。

14:57


小坪港の方へとことこ歩いてゆくとこの辺りで有名と噂のPIZZA屋さんを発見 その名も「自遊人処」・・・いい響きだ。。花屋さんの裏なのでこの看板を見落としたら発見できません。あいにく準備中でした・・

15:14

 

はあ、はあはあ

だいぶ疲れてきましたが頑張って国道下の裏道を抜けて材木座海岸に抜けます。ここも初めて知りましたが有名な史跡です。

材木座は遠浅で真中に中州のようなものがありますが、あれは昔、ここが鎌倉時代に商業港として栄えていた頃に風波が強い際に座礁が多かったので人口的に作った築島で、この地は日本最古の築港跡でその昔はこの一帯は「和賀江嶋」と呼ばれていたそうです。


15:29

レーザー材木座フリートはレーザー和賀江嶋フリートなのです。

ここから鎌倉市街を目指して裏道を歩き始めます。最初に出くわしたのが立派なお寺「光明寺」、中に入るとその奥行きの深さ、古い鐘楼など興味深く鎌倉最古の本堂も静かに自然の中に溶け込んでいます。


15:35
 

光明寺を後にして街道を歩いているとかの有名な弁当屋「バニー」が。材木座界隈のマリン関係者で知らない人はいない有名なお店。弁当が絶品とのこと。

15:43

九品寺方面に向かう途中で見つけたノスタルジックなおもちゃ屋さん。
その名も「アメリカヤ」・・・いまどきこのあたりでおもちゃを買う人がいるのであろうか? しかも看板は昭和初期のものと思われる。


15:48

九品寺の交差点にあるお寺、「くほんじ」と読みます。リゲイン「くしなでら」と読んでいました・・・今日はひとつお利口さんになりました。


15:50
 

このあたりですでに足の裏が痛くなってきています、おまけに全身汗だくです。。後はこの道を左折してまっすく行けば若宮大路にぶつかり鎌倉駅も間近です。

へろへろになってようやく着いた「鎌倉橋」から海を見ると雲の合間から太陽が海に向かって降り注いています・・奇麗だ。


15:58

「クアアイナ」で休憩。。でも爆走ひとり旅のせいで食欲ゼロ・・クラムチャウダーを頂きました。

16:30

最後の力を振り絞り鎌倉駅を目指し歩き始めます。すると後ろからヨット関係と思わしきスタイルの女性がスタスタと歩いてきてリゲインを追い越します。

追い越し際にGILLのジャケットを着ていたリゲインに共通点を見出したようにチラっとこっちに目をやるのでした。

あとはどんどん早足で歩いてゆきます。こ、これはフリーでぶち抜かれたのと同じ状態ではないか・・・

リゲイン、急に元気になりその女性の背中を追いかけます、すると信号で止まっています「ふふふ、沈したな」などと勝手な理由をつけ並びます、、ここからは無言の競歩大会の開始です。彼女もリゲインの闘争心に気がついたようです、頭に上げていたサングラスを下ろし、真剣に歩き始めます。

16:35

リゲインかなり疲れています、そこでジャイブです、彼女は直進しJR方面にリゲインは江ノ電方面にと別れます。

16:40

鎌倉駅に着きました、周囲を見渡しますがあの女性の姿は見えません。

これはリゲインのコース選択の勝利に違いありません、一方的な勝利宣言で気分を良くして帰途につきます。

21:52

その後、具合が悪くなり薬を飲んでベッドの上でこの日記を書いているリゲインはひょっとして うましか?
 
 
 
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