のっけからコロぶ

日々の趣味のこと、日記として。

冬の北海道 カメラ機材を結露から守る

2024-10-16 10:34:01 | 日記
北海道に行く前に、クリスマスイブイブイブに奥日光へ
車中泊に行きました。




まだ換気扇もちゃんと付けてないのに、車内でうどん
作ったり、お米炊いたりしてまして、次の朝、フロントガラス
の内側は厚い霜(1ミリ厚くらいの氷)でビッチリ。外側は 
そんなに酷くなく、スクレーパーですぐ取れるのです。

これには驚きました。内側の霜をスクレーパーで落とすのは
いいけどダッシュボードの中にどんどん入っちゃうので
タオルを下に並べて霜のカスを受け、それでもまだ走るには
視界が悪すぎるので、20分くらいでしょうか、暖房のデフを
最強にして溶かしました。

北海道行くと、このフロントガラスの霜は避けられないことが
判り、せめて薄い霜になるように、換気と内側から断熱マットを
付けてみたりして。ちょっとは薄くなりますけど、極寒地での
車中泊では避けられない朝のお仕事です。


朝起きたら、持ってきた水は半分氷ってました~




朝イチでお外に出たら、鹿ちゃん達が3頭くらいいて、急いで
カメラを持ったら、いままで体験したことないくらいジトッと
結露しててビックリ。それでもシャッターはおりましたが
なんだか視界がスッキリしない写真になりました。単に
アンダー露出になっただけ?






こんなことを一週間も続けるとカメラレンズ壊れる、と
思い、ネットで研究しました。あんまり具体的に書いてる
サイトが少なかったですね。


車内が広いクルマなら、思いきって防湿庫をそのまま載せるのも
ありですけど、



交流100Vなんですよね。それに置く場所無いし。




そこで考えたのはドライバッグでした。


この大きいほうです。こんなビニールで出来たバッグ、すぐ
壊れるんじゃないかと躊躇してましたが、安いので思いきって
買ってみました。おおよそですが65cm×25cm×15cmくらいの
ものは入ります。私が入れたのは、望遠レンズ2本、カメラ2機
交換レンズ4本。丸々入りました。このドライバッグ、生地も
しっかりしてて、3シーズンはイケるでしょう。



ちなみに、望遠レンズのサイズは最大径x長さ:140x385mmと106x237mm。
それとカメラの長さとなります。


交換レンズは白っぽいこの袋に1本ずつケースに入れて、ドライバッグの
一番奥に収納して、あとの望遠レンズ2本は手前に入りました。
カメラの幅があるので、2台のカメラを前後逆に入れました。そうしな
いと入らなかったです。

タオルケットで望遠レンズのケースを作って、それに包みました。
あと望遠ズーム1本くらいなら入ると思います。

バッグの取っ手のところも頑丈そうで、全部カメラレンズを入れて
重い状態で持ち上げても安心な感じでした。

最後にバッグの口を2回折り返して終わり。2週間、夜はこのドライバッグの
中に収納してたのですが、朝カメラを出してもジトッとはしてませんでした。
このバッグの中にもちろんこれ2個入れときました。



一番いいのは防湿庫を載せることなんでしょうけど、ドライバッグは
どこにでも置けるので、今から考えてもこのドライバッグを買って
良かったな、と思います。



もっと安く済ませる方法もあります。100円ショップにもある
布団圧縮袋みたいなやつ。そこにキングドライを入れとくのです。
どうしても入らなかった100-400mmズームレンズはこのような袋に
入れときました。各サイズありますので、それを予備に持っていく
のもいいでしょう。この袋の難点は、何度も開け閉めしてると
密閉性が悪くなるかもしれないということと、いちいち開け閉め
するのがめんどくさいことです。






この結露対策、極寒地の撮影の旅では、かなり重要なコトです。

みなみに、ニコンZ6Ⅱは、早朝6時くらい気温マイナス15℃
くらいでも使えました。


参考になれば幸いです。