(1)まだブログ公開の目途が立ちません。しかし、とりあえず書いておきます。
(2)先日(No.332)、下の写真のムシを載せました。これは、ヨツモンカメノコハムシというそうですが、このムシが昭島市の我が家の庭で見つかったのも温暖化が遠因のようです。
『月刊むし』(No.643, 2024年9月号)の、49~50㌻で茶木慧太〔ちゃぎ・けいた〕・水流尚樹〔つる・なおき〕の両氏が「長崎県対馬でヨツモンカメノコハムシを採集」のタイトルで採集を報告しています。その中で「本種は近年、日本国内での分布を広げており、サツマイモをはじめとしたヒルガオ科植物の害虫となるためその動向が注目されている」いい、その典拠として、重藤裕彬・末永晴雄・南雅之・渡部晃平「ヨツモンカメノコハムシの分布記録および日本国内、特に琉球列島における分布の現状」(2020年、ヨツザキグリーン財団研究報告(23),277-243)を挙げています。まだ研究途上なんですね。
そう思いながら読み終えたところ、続いて佐藤翔輝〔さとうしょうき〕氏が「茨城県初記録となるヨツモンカメノコハムシを採集」のタイトルで、守谷市での最終を報告していました。そこには、成虫越冬をおこなうこと、「本来は沖縄より南の温暖な亜熱帯地域に生息する種類なのだが近年、分布域が拡大しており、・・・関東地方(神奈川県・東京都・埼玉県)の19都道府県で本種が記録されている。/採集した当地の近くには畑があるので、恐らく栽培するサツマイモの苗と一緒に何らかの状態で移入され野生種のヒルガオ科植物をホストとすることで定着したものと推測する」と書かれています。なお、食痕は円形なのが特徴だそうです。
2論文に添付された写真は、上の写真とほぼ同一です。強いて言えば、上の写真の黒点の方がやや黒さが薄いかもしれません。
【コレクション 124 四季 日本の料理】おいしそうですが、こういうパンフレットを見ると「飯を食えない人にとっての料理本」という表現を思い出します。
世の中には、こういう食事を日々に口にしている人もいるようですが、多くの国民の日常生活とは無縁?です。庶民も、ダイコンでも、イモでも、さかなでも、同じように食べていますが、ここにあるのは「飛び切り高級な〔料亭などの〕料理人の作品」です。これを庶民が作るとなると、そのための修行はともかく、時間が大変です。昔だと子育て中の専業主婦、今だと共働き世帯の男女どちらかが担当するわけですから、うまくいくでしょうか。核家族ですから、おばあちゃんもいません。
「日本の料理」と唱えられているものは、おばあちゃんが作ってくれたイモの煮っころがしのような「庶民生活の中で培われてきた食事を形象化した芸術作品」です。最高水準のものです。これは、花瓶でいえば柿右衛門、ファッションアクセサリーのエルメス、ジュエリーのカルチェです。まねしない方がハッピーかも・・・。
この大きさは、A4判6㌻です。A4判3枚分の横長の紙を最初に左から3分の1を折り込み、ついで右から3分の1を折り込むとできます。全体は、
1㌻ 上掲 2~5㌻は 表紙同様の写真と説明 内容紹介
6㌻ *下に載せました。5大特色 季節ごとの各巻の内容 体裁:A4判 定価:5800円
刊行案内:1983年3月刊 講談社
以上です。
今日はここまでです。
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