office Microsoft Print to PDFが表示されない時の対処法と起動時、既定の行の高さが高くなっている対処法
Microsoft Print to PDFが表示されない時の対処法
◆Microsoft Print to PDFとは
PCで作成したデータやメール、インターネットの画面などを紙媒体ではなくPDFデータとして印刷(出力)する機能です。
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OfficeからPDFで出力する方法は[エクスポート]→[PDF/XPSの作成」から作成したり、[名前を付けて保存]から形式をPDF形式に保存するなどいくつかあるため、Officeで利用する機会はあまりないかもしれません。
ただ、Microsoft Print to PDFでPDF化する際は、出力した結果をプレビューで確認してから出力できるため、Officeで利用している方も少なくないのかなと思います。
この記事では、Microsoft Print to PDFを削除してしまった場合や、消えてしまっている場合の復旧/追加する方法をご紹介します。
Microsoft Print to PDFを追加する方法
Windows 10の場合
1.「設定」→「デバイス」→「プリンターとスキャナー」を開き、「プリンターまたはスキャナーの追加」をクリックします。
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※Win7や8.1の場合は「コントロールパネル」→「ハードウェアとサウンド」→「デバイスとプリンター」→「プリンターの追加」から進んでください。
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2.検索が始まり、少し待つと「プリンターが一覧にない場合」という表示が出てくるのでクリックします。
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3.プリンターの追加画面、「ローカルプリンターまたはネットワークプリンターを手動で追加する」を選択し、「次へ」をクリックします。
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4.「既存のポートを使用」プルダウンから「FILE:(ファイルへ出力)」を選択して「次へ」をクリックします。
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5.製造元は「Microsoft」、プリンターは「Microsoft Print to PDF」を選択し、「次へ」をクリックします。
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※どのバージョンのドライバを使用しますか?という画面が表示されたら「現在インストールされているドライバーを使う」のまま「次へ」で進んでください。
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6.プリンター名はそのままで「次へ」をクリックし追加は完了です。
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以上の手順でMicrosoft Print to PDFのドライバが追加されているはずなので、WordやExcelなどから確認してみてください。
起動時、既定の行の高さが高くなっている
主に、Excel 2016以降からの仕様変更になるのですが、起動したときの「行の高さ」が以前の office Excelに比べて高くなってしまっている場合があります。
office Excelには、行の高さ、列の幅については既定として設定する項目がありません。
ではなぜ、起動時の行の高さが変更されてしまうのかというと「行の高さ(列の幅)」は既定のフォントによって既定の行の高さが変更されるためです。
※Excel 2016から、既定のフォントが「游明朝」「游ゴシック」に変更されています。
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このように、既定のフォント、サイズが変更されることによって、起動する際の「行の高さ(列の幅)」は変わります。
既定フォントの変更方法
office Excelで既定フォントの変更は非常に簡単です。
1.まず、Excelを開いて左上の「ファイル」をクリック
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2.左側の項目から「オプション」をクリック
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3.「次を既定フォントとして使用」を任意のフォントに変更(フォントサイズも)
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操作は以上です。
原因がわかってしまえば簡単ですが、中々気づきにくい部分かと思いますので、ぜひご参考ください。
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