え~と、もうどこから話して良いやらなんですけど...実は今、バンブー・サックスにどっぷりハマってます!。(笑)
元々、「シンセだMacだ打込みだ!」.と、長年デジタルかつエレクトリックな音楽生活、その反動か最近はアナログな楽器に心惹かれるようになって来ました。
コタンポ達もギターを始めて3年め、結構、色々な場所で演奏する機会も増えて来て、そろそろ一緒に演奏してみたくなって来たのも原因の一つかな。
で、ず~と前から夢見ていた事、それは
1.自分の曲を
2.自分の娘達と
3.自分で作った楽器で
演奏すると言う、壮大な夢です。(笑)
で、条件1と2はクリアできるんですが、問題は条件「3」。
自分で作って演奏可能な楽器って、一体?!。
それでね、めっちゃくちゃ色々考えたんです、去年の夏休みは娘と一緒にギターを自作したり、二胡のキット品を探したり、悪友な町田の瓢箪大王さまが瓢箪三味線なんかを作っているので、真似して作ろうかと思ったり...。(悩)
でも、楽器の演奏なんて、そうそう簡単に覚えられるワケ無いし、ましてや「自作」なんて...ねぇ?。(難)
(ポケットサックス)
さて、そんな中で、以前から気にはなっていたのが「ポケット・サックス」(Xaphoon Pocket Sax ザフーン・ポケット・サックス)という樹脂製のリード楽器。
行きつけの楽器屋の店先でデモビデオを流していて、「ああ、すごく良い音だな~」と思いましたが、そもそも管楽器は対象外でした。
それというのも高校時代の吹奏楽部の後輩(僕は打楽器)、こいつは普段ユーフォニュウムを吹いているのですが、ある日部室でいたずらにリコーダーを吹いたんです。
で、これがめちゃくちゃ巧いんですよ、学校で使っているリコーダーでも上手いヤツが吹くと「こんなに美しい音色が出るんだ」とビックリ!。
それに引替えこの僕は、小学生の頃からどうしても下のドが巧く出せず大抵「ぴゃぁぁぁ~!」と倍音が出ちゃったりで凄く不安定、「俺には絶対管楽器は向かない!」と、そのとき以来、深く心に刻んでしまったのです。
(最初に買ったバンブー・サックス)
しかし、ず~と気にはなっていて、だって、子供の頃からリード楽器の音色が大好きなんだもん!。(笑)
で、オリジナルのXaphoonではなく、スイスの職人が作ったものがヤフオクで安かったものだから「えいや!」と試しに入手したのですが...。
やはり、難しい、とにかく、ピッチが正確に出せないのですよ!。(汗)
ピアノだったら驚いた猫が鍵盤に飛び乗ってもとにかく音程だけは正確に出るんですが、吹き方で半音くらい平気で変わってしまうので正確なピッチを出すだけでも大変!。
ま、巧く音が出せるようになればもの凄く表現力がある楽器だとも言えるのでしょうけど...どんな楽器だってそうそう簡単にマスターできるワケが無い!。(笑)
それでも、元吹奏楽部なワケで「管楽器はとにかくロングトーンでしょ!」と、毎日毎日ひたすらロングトーンを吹き続ける事1ヶ月、だいぶ音程が正確に出せるようになって来ました。(嬉)
で、ここで「篳利胡(ヒチリコ)」というオリジナルな国産のバンブーサックスを開発・製作しているバンブーサックス奏者光平さんとの運命的な出会いがあったりして、「バンブーサックス」の自作という、思ってもいなかった方向へ進む事になるのですが、それには去年から始めたもう一つの大プロジェクトも関わっていたりするので、また次に書きますね!。(...続く)
自分で作った楽器で演奏するって、想像以上に楽しいもんです!。(笑)