少年と金魚とビートルズ

息子の成長と、大好きな金魚とビートルズの話と、その他いろいろ。

DOUBLE FANTASY JOHN&YOKO 再訪

2020-11-22 22:30:00 | 日記
六本木で開催中の
DOUBLE FANTASY JOHN&YOKOに
行ってきました。2回目です(*^^*)

同じ展覧会に2回行くなんて
なかなかできない経験。贅沢だなぁ。

ビートルズは
デビューから解散まで僅か8年弱。
その間に残した名曲の数々や
ビートルズ自身の目まぐるしい変化と
世界中に与えた影響を思うと愕然とします。
そして、ジョンとヨーコの
出会いから別れまでは僅か15年弱。
音楽やアートに留まらず
平和運動からアメリカとの戦い、
失われた週末やら主夫・育児まで
どんだけ濃い生き方してんだ(>_<)

この展覧会に1回目に来たときに
じっくりじっくり4時間もいたんですが
↓↓↓
1回目の感想

2回目の今回も
まだまだ再発見も多くて
た~っぷり3時間楽しんできました。

そもそもこの展覧会は
2018年5月からリバプールで開催。
2019年4月までの予定だった会期を
11月まで延長し70万人を動員しました。
ビートルズとサッカーチーム、
旧市街は世界遺産にもなっている
さすがリバプール!って、
ちょっと調べてみたら入場無料だったみたい。
今回の東京のはチケット2,500円。
トホホのホ。

さて、展覧会は
ふたりの生い立ちから始まります。
そしてジョン・レノンは
ビートルズとして大スターとなり
一方、オノ・ヨーコも
前衛芸術の世界で有名になります。
ふたりが出会う2年前の1964年、
ジョン・レノン初めての著書
「絵本ジョン・レノンセンス」出版。

同じ1964年にオノ・ヨーコは
「グレープフルーツ」を出版しています。

展示されているのは
ヨーコが後にジョンに送った1冊。
限定500部の第1版だそうです。
ジョン・レノン、読み込んでますねぇ。

ここから
名曲「イマジン」が生まれるわけです。

ちなみに
展示されているこの自筆歌詞はレプリカ。
ある番組で、
芸能人がこの歌詞のまえで腕を組んで
「イマジンの自筆の歌詞かぁ」って
唸ってましたけど
残念、レプリカです(T_T)

1966年に出会ったふたりは
1969年に結婚。

1969年3月20日(木)、ふたりは
イタリア半島にあるイギリス領の
ジブラルタルで結婚、その後パリで過ごし
25日(火)にオランダはアムステルダムの
ヒルトンホテルにチェックイン。
自分たちの注目度を逆手にとって
大いに平和をアピールしようと
「平和のためのベッドイン」を行います。

1回目のベッドインは
窓の貼り紙が黄色だったんですね。

これがその実物。ジョン・レノンの自筆です。

7日間に渡るベッドインを31日(火)に終え
ふたりはオーストリアのウィーンにて
白い袋に入って記者会見に臨みます。
偏見や差別なく対話をする
「バギズム」という試みです。
4月14日(月)には
ジョンはポール・マッカートニーと
アビーロード・スタジオにて
「ジョンとヨーコのバラード」をレコーディング。結婚からの一連の平和活動を
面白おかしく曲にしました。
それをビートルズで発表しちゃうのが
ジョン・レノン!
22日(火)には
ジョン・ウィストン・オノ・レノンへの
改名を申請。
そして、5月26日(月)
カナダはモントリオールの
クイーンエリザベスホテルにて
2回目の「平和のためのベッドイン」。

2回目の窓の貼り紙は白色。
この白地に黒の文字が
ジョンとヨーコのイメージですね。
7日間に渡るベッドイン最終日には
「平和を我等に」をレコーディングします。

会場には
このジョンのギブソンのアコギが!
本物です。凄い存在感!
(埼玉のジョン・レノン・ミュージアムで
展示されていたのはレプリカだったらしい)

ビートルズの数々の名曲でも活躍した
このジョン愛用のギターは
2回のベッドインにも持ち込まれ
ジョンは記念に
二度とも自分たちの似顔絵を描きました。

だいぶ長くなってしまいました(^^;
お付き合いいただきありがとうございます。
続きは次回のブログ記事で。

染谷知孝ウェブサイト「金魚スタジオ