SONY DATデッキ修理

ソニー製のDATデッキの修理をお受けしています。
長年、メーカーサービスでDATデッキの修理を担当いたしました。

TCD-D10PRO 修理

2018-01-25 10:07:23 | TCD-D10PRO

TCD-D10PRO TCD-D10PROⅡ TCD-D10

SONY DATデッキ 修理

 

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DATデッキの修理のお問い合わせは次のメールアドレス mayuki_2001@yahoo.co.jp 

まで、お申し付けください。


お電話 TEL080-5246-9320 でもお受けいたしております。

 

 

DTC-2000ES DTC-1500ES DTC-1000ES DTC-500ES DTC-77ES DTC-A8 DTC-59ES DTC-59ESJ DTC-ZE700 も年数経過によりメーカーでのサポート(修理)が終了しましたが、当方では長年DATデッキの修理に携わった経験を活かして可能な限り修理の努力をさせていただいています。

メーカーサービスでDATデッキの修理を担当した経験を活かして丁寧に仕上げさせていただきます。

 

 

DATデッキの修理のお問い合わせはこちらをポチっとクリックしてください。

 

 

※誠に申し訳ございませんが、TCD-D10 TCD-D10PRO TCD-D10PROⅡ WMD-DT1 TCD-D3 TCD-D7 TCD-D8 等のポータブルタイプのDATデッキ、ウォークマンタイプのDATデッキにつきましては、冷やかし、悪戯でのお問い合わせが非常に多いため、都合により、修理の受付を終了させていただきました。

当方、最期の命をかけて、真剣に修理に取り組み、お客様の大切な愛機を丁寧に仕上げさせていただいておりましたが、あまりにも冷やかしでのお問い合わせが多く、メールの返信に多大な時間を要し、疲れ果てました。

 

特に「年金生活者なのでお金が無い」等、おっしゃる方は、誠に申し訳ございませんが修理のお問い合わせをご遠慮ください。

年金の支給年齢が引き上げられ、私は、年金をもらえるまで生きることができないと思いますが、

それでも、これまで、日本を支えてくださった先輩方(今、年金の支給を受けていらっしゃる先輩方)のために、生活が苦しくても、毎月、年金を納めております。

「年金生活者なのでお金が無い」なんて言われるとマジでムカつきます。

せっかく、クリックしてご覧いただきましたのに、お役に立てませんで誠に申し訳ございません。

 

また、北海道の悪質業者 ○○○○○○○○○ の関係者(北九州市若松区の ○○○○○○○○○○○○ )から完全に舐めきった悪戯での問い合わせをいただきました。 メールの文面を近日中に公開したいと思います。

 
 
 

(受付の終了前に修理のご予約をお申し付けいただきましたお客様につきましては、順次ご案内させていただきます。 お待たせしておりまして誠に申し訳ございません。)

 

据え置き型のDATデッキにつきましては修理の受付を継続させていただきます。

 

 

 

私に修理をお申し付けいただいた機体には6ヶ月間の修理保証を設けさせていただいております。

修理保証につきましては、こちらをポチっとクリックしてください。

 

 

 

 

DAT修理で最も大切なことは、お客様のテープを安全かつ安心して再生できるようにさせていただくことだと考えます。

 

ほぼ全数、交換が必要なピンチローラー

経年劣化で、ほぼ全数、ピンチローラーが硬化して、まともなテープの走行が行えなくなっていますが、当方は、この問題に真剣に取り組み、新規に製造していただいたピンチローラーを使用して修理させていただいております。

 

当方が、修理に使用しているピンチローラーの詳細につきましては、こちらをポチっとクリックして、ご覧ください。

 

お客様のマスターテープを安心して再生できるように、徹底した修理・調整をさせていただいております。

具体的には、新旧さまざまなテープ、クセのあるテープで調整を行っています。

場合によってはメカシャーシを交換させていただく場合もございます。

 おかげさまで、世界的に有名な音楽制作プロダクション様、著名なアーティストの皆様、レコード会社様、お仕事でお使いになる企業様、音楽を愛し本質を求められる聡明な皆様に修理のご依頼をいただいております。

社内でDATデッキを真に修理できる担当者は私を含めて、極、僅かでした。 

熟練した技術で修理・調整させていただいていますので、修理後は安心してテープをお使いいただけます。 

 

 

 

 

DATデッキは、生産から年数が経過しておりますので、中古品を入手なさいましても安心できません。

ヤフオク等に出品されているテープデッキについて

世界に一本しかない大切なテープが台無しになる!

 

○○○の悪質業者の所業

上記は、「劣化部品の交換を行いました。」等と称して、○○○の自称修理・転売業者がヤフオクに出品していたDATデッキを落札され、到着直後から、テープに傷が入るとのことで、私に修理のご依頼をいただいたDATデッキの動画です。

○○○の自称修理・転売業者は「劣化部品の交換を行いました。」と称して転売していましたが、この機体はピンチローラーに亀裂が入っていました。

詐欺にあたるのではないでしょうか。


悪質な自称修理業者、転売業者、転売ヤーにご注意ください。

 

 

 

下記にTCD-D10PROの修理の一部をご紹介させて いただきます。

「メカデッキ(機構部)」

 

 

長年ご愛用いただきますとメカデッキも油分、埃等が付着します。

磁気テープは埃が大敵です。

メカデッキをすべて分解して個々のパーツの洗浄を行います。

 

 

メカデッキの裏面も丁寧に清掃します。

 

 ローディングリングを丁寧に清掃して適切なグリス・潤滑剤を適量塗布します。

グリス・潤滑剤は同系統のメカでも機種によって、適切なグリスを選択して塗布しています。

同系統のメカでも機種によって、使用するグリスを使い分けています。

その機種に最も適切なグリスを選択して使用しています。
 
 
 
 
S1ガイド、T1ガイドの軸の緩み対策等を行います。
 
 
 
 
ウォームギヤ等の清掃を行います。
 
 
 
 
ローディングギヤ等の歯が欠けていないか点検を行います。
歯が欠けていた場合は中古部品と交換させていただきます。
 
 
 
 
テンションレギュレーターユニットを分解して適切な処置をさせていただきます。
 
 
 
 
リールモーターユニットを分解してブレーキパッドの張替えをさせていただきます。

 

 

キャプスタンモーターの軸受けの処置を行って、ガタつきを低減して、よりなめらかに回転するようにさせていただきます。長寿命化にも効果があります。

 

 

 

ローディングリングを組み立てます。

余談ですが、ワッシャー等は傷つきやすいため、マイナスドライバー等の金属で取り外してはいけません。

本来は新しいワッシャーと交換するのが望ましいのですが、ほとんどのワッシャーの部品が供給できないため再利用しています。

当方では、ワッシャーへのダメージが極小となるよう細心の注意をはかって取り外し、取り付けを行っています。

 

 

TCD-D10PROの生産は調整済みのメカデッキユニットを本体に組み込む方法がとられていました。

それは、本体に組み込んだ状態ではテープパス等の厳密な調整が困難だからです。

サービスマニュアルには本体に組み込んだ状態で調整していますが、組み込んだ状態では、

各ガイドで、テープの走行の状態(テープがカールしていないか等)の確認が困難です。

 

当方では、テープパス等の調整を厳密に行うため、DTC-1000ESを調整用の治具としています。

具体的にはTCD-D10PROのメカデッキをDTC-1000ESに載せて調整を行っています。

そのままでは載せることができませんので、写真のようにDTC-1000ESのRFユニット、リールモーター、エンドセンサー、スイッチをTCD-D10PROのメカデッキに取り付けて、DTC-1000ESに載せます。

 

大変な手間がかかりますが、すべては、テープパス等の調整を厳密に行い、正しい状態で録音できるようにするためです。

 

 

 

TCD-D10PROのメカデッキの化粧板に傷がつかないように保護シートを張ります。

 

 

TCD-D10PROのメカデッキをDTC-1000ESに載せたら、DTC-1000ESにテープパス調整用のOFFSET治具を接続します。

これでTCD-D10PROのテープパス等を厳密に調整できるようになります。

 

 

テープパスの簡易調整を行って、FWDトルク、バックテンショントルクを調整します。

この時点でのトルク調整は、あくまでもテープパス調整を厳密に行うための前処理です。

メカデッキをTCD-D10PROの本体に戻した時に、トルク調整を行います。

 

 

DTC-1000ESのサービスマニュアルに掲載されているテープパスの調整方法です。

 

 

テープパス調整を行います。

テープパスとはテープの通り道のことです。

ヘッドドラムのリード面にテープが接して走行するように調整を行います。

この調整は目視では困難ですので、テープパス調整用の治工具、専用の調整用テープを使って調整を行います。

テープパス等の調整用OFFSET治具のボリュームを回した時に、同形状のまま変化するようにS1、T1ガイドを調整します。

 

テープパスにつきまして詳しくは、こちらをポチっとクリックしてご覧ください。

 

 

 

S3ガイド、S2ガイドでテープがカールしなで走行するように調整を行います。

 

 

T2ガイド、Fガイドでテープがカールしないで走行するように調整を行います。

 

 

 

テープパス等の厳密な調整が完了したらTCD-D10PROのメカデッキをDTC-1000ESから降ろして、TCD-D10PROのリールモーターユニット、エンドセンサー、スイッチ等を取り付けます。

 

 

フレームASSY、RFユニット等を取り付けます。

 

 

メカデッキをTCD-D10PROに載せます。

 

 

回路基板の対策処置を行います。

 

 

回路基板を組み込みましたら、機構部と電気調整を行います。

FWDバックテンションの調整を行います。

FWDバックテンション調整時は向きによって値が変化するため、写真のように立てた状態で調整を行います。

 

 

 

ATFトラッキング電圧の調整を行います。

調整値:-20~20mV

 

 

キャプスタンスピード(×1)の調整を行います。

調整値:674±1Hz

 

 

テープパス調整の確認を行います。

DTC-1000ESに載せて厳密な調整を行っていますので、写真のとおり完璧です。

 

 

DPG調整を行います。

DPGとはテープ上の記録の開始位置を決める大切な調整です。

 

 

ATFパイロット調整を行います。

 

 

VCO調整を行います。

 

 

 

 

貴殿のかけがえのない大切なテープを安全かつ安心して再生できるように、
これまで長年メーカーサービスでDATデッキの修理に携わり、蓄積した修理技術を惜しみなく全て投入して、これが私の最期の修理になっても悔いのないように、そして何よりも私を使ってくださったお客様にご満足いただけるように、DAT愛と想いを込めて、必ずレイテに突入する決意と覚悟で丁寧に仕上げさせていただきます。

 

素人のデタラメ修理業者様との隔絶したクオリティーの差、品質の違いを確実に実感していただけます。

 

修理のお問い合わせはこちらをポチっとクリックしてください。

 

 

悪質な自称修理業者の実態は、こちらをポチっとクリックしてください。

 

 

こちらの姉妹サイトでDATデッキに関したお役立ち情報を発信していますので、お時間がございましたら、こちらをポチっとクリックしてご覧ください。

 

 

 

 

 

貴殿の大切なテープを安心してお使いいただけるように丁寧に仕上げさせていただきます。

 

 

 

 

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