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ひとりごとです

辻村深月 「朝が来る」

2022年02月11日 | 読書

今回はネタバレ感想です!

 
 

 
辻村深月 「朝が来る」
 
面白くてグイグイ引き込まれ唸ってしまった。 
 
新しい命の誕生のもとに交わる二人の母親の人生。 
 
14歳の時の出産を機に孤独を深め、どんどん堕ちていく「ひかり」。
 
どんなに強がっても、親の保護下から飛び出したら、自分の足では立てない弱い子どもに過ぎない。
 
親の保護下にいる間に自分の脚力を鍛え危機に対応する知恵を身につけ自立する準備をすることは本当に大切。
 
傷つき過ぎて親に反抗してしまった心理は痛いほど分かるが、親以外の誰かが助けられなかったのだろうか?
 
でも最後に救ってくれたのは自分の産んだ息子だったのが、感動的だった。
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