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中脇初枝 「きみはいい子」
独立した短編が少しずつリンクしていて、全部で1つの作品になっている…というスタイルの本が、最近多い気がする。
数人の登場人物が違う話に繰り返し出てくると感じたが、見直してみると同じ登場人物は「もっちゃん」だけだった。
しかも、回想中に言及されただけ。
あとは、家に入れてもらえないとか食事を与えられない疑いのある子が何回か出てきて「同じ子かな?」と感じる。
お互い干渉しないで生きていく街のあちらこちらの密室で暴力は起きているが気づかれない。
違和感を感じた人達も一歩踏み出せない。
是枝監督の「誰も知らない」を思い出した
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