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小野寺史宜 「食っちゃ寝て書いて」
「ひりつく夜の音」にも遠いスーパーに30円得するために歩いていくとか、納豆に豆腐にキムチをよく食べる話が出たがこの作品の主人公も同じだったし妙にリアル。この作品は創作ではなくて小野寺さんの実体験なのかな?と想像した。
マッチを擦る様に、うまく火がつく時とつかない時がある。マッチが悪いんじゃない。人とのコンビネーションがものを言う。
頑張っても擦り減るだけの敗北も傷つくけど、あの拒絶があったから今の自分がある。無駄な挫折や悲しみなどないのだと、乗り越えた時に振り返り思える。爽やかな気分になる作品でした。
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