Seriously?

ひとりごとです

映画 ■■マネー・ショート 華麗なる大逆転■■

2016年03月15日 | 映画
アカデミー賞脚色賞受賞
他にも4部門でノミネート
...ということで「観なくては!」と出かけてきた



映画 ■■マネー・ショート 華麗なる大逆転■■

☆☆☆☆

ちょっと眠くなってしまった
リーマンショックについてよく知らない若い人たちは
チンプンカンプンだったのでは?



仕事をするのは何のため?
生活のため
経済的に豊かな生活をするため

そしてそして
どんな仕事でも何らかの形で
社会貢献出来たり
人を助けたり
人のためになって感謝されたり
するものじゃないかな?

だから仕事をするのは
世の中をよくするため



...こんなことを言うと
鼻で笑われそうな金融街のお金のやりとり
これも仕事

低所得者層がローンが払えなくて
やっと手に入れた家を手放さなくてはならなくなっても
知ったこっちゃない
安全性の低い商品を
詐欺まがいの手口で売りさばく

人間として最低限のモラル意識も
良心も感じられない



証券会社が勧めるものを
盲目に買っちゃダメだ
ちゃんと金融のしくみを理解して
自分の頭で考えないと

でも、あの時
大多数の金融のプロが
あの大破綻を予測できずに大損をしたのだから

こういう映画観ると
ますます株や投資信託からは
心理的に遠ざかるなあ...



リーマンショックは日本にも大打撃となったし
その後、ギリシャやアイスランド、スペインなどの
金融危機につながったが
その発端はこのような
私利私欲に突き動かされたマネーゲームだったのだ



そして破綻した金融機関には公的資金が投入されるが
「誰かに喜んでいただけたら」と
真心を込めて仕事をしているタイプの人は
救われないのだ



私もきっと易々と騙される方だと思う
ああ、明晰な頭脳が欲しい
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2 コメント

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Unknown (ゴーダイ)
2016-06-29 19:35:07
私は経済学に一時期はまっていたから、まあまあ楽しかったです。でもマイケル・ムーア監督の『キャピタリズム!』の方が全然好きw

ウォール街のトレーダーってとにかく電子錠の数字を追ってるだけだから、罪悪感とか特に感じないんでしょうね。
テレビゲーム脳の話じゃないけど、こういう刺激って人間から想像力を奪うんじゃないのかなって(^_^;)
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ゴーダイさんへ (ann)
2016-06-30 00:40:00
大きな銀行が経営危機になると巨額の公的資金が投入されて、しかも、重役達はしっかり一般人にはありえない額のボーナスもらってしれっとしているのは、いろいろな国でよくある話だけど、相当ツラの皮が厚いんだな、と思います。
罪悪感あったら出来ないですよね。

ビジネスマンとしてサクセスフルな人の脳の構造はサイコパスの脳の構造に似ていると聞いたことがあります。
人の痛みに対する想像力が豊かだと金融街ではやってけないのかな~?
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